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インターンシップ留学とは、学生が渡航先の現地企業で一定期間仕事を体験するプログラムのことです。
海外の語学学校や大学といった教育機関のなかには、企業などと提携してインターンシップができるプログラムを提供しているところがあります。そうしたプログラムを利用すれば、語学研修のなかで語学力を身に付けたうえで就労経験を積むことができます。
海外で働くことで、英語力やコミュニケーション能力を向上させることができます。ビジネスの実務経験を通じて、業務に関する専門的な知識・スキルも身に付くでしょう。異なる文化を持つ人々と一緒に働く経験は、社会人となってからグローバルに活躍するために必要なマインド形成にもつながります。
また、インターンシップに参加するためには海外企業による選考を受ける必要があるため、英文履歴書の作成や英語での面接などを経験できます。将来、外資系企業で働きたい人にとっては、そうした経験が実際の就職活動に活きるでしょう。
海外の語学学校や大学などのプログラムを利用してインターンシップに参加する場合は、一般的に以下のような流れになります。
現地に渡航したら、まずは語学力や実務に関わる専門知識を学びます。所定の学習期間を終えたら、決められた受け入れ先企業でのインターンシップに参加します。その際、企業による選考が行なわれるのが一般的です。
なお、申し込むプログラムによっては、現地に渡航後にインターンシップ先を自分で探して応募するケースもあります。その場合、受け入れ先企業が見つからなければインターンシップに参加できないので注意しましょう。
StudyInでは、アメリカ、カナダ、オーストラリアでインターンシップができるプログラムをご紹介しています。休日には英語圏でのボランティア体験ができるプログラムもございます。
カナダで有給インターンシップできるCo-op(コープ)留学カナダでは、学業と有給インターンシップを組み合わせたCo-op(コープ)留学があります。
学んだ専門分野に関連する企業や組織でインターンシップを行うため、自分のキャリアに直結する実務経験が得られます。
アメリカでインターンシップできるキャリアトレーニングプログラムアメリカでは、語学留学とインターンシップを組み合わせたキャリアトレーニングプログラムを利用できます。英語でのコミュニケーションに慣れてから、インターンシップ(キャリアトレーニング)に参加できます。インターンシップ先は、日系企業、米系企業、米系NPO団体のいずれかです。
現地では、日本人スタッフによるサポートを受けられます。サポート範囲は、渡米後のオリエンテーションや企業への初日同行などです。
オーストラリアでインターンシップできるコースIH Brisbane – ALSのバリスタコースは、バリスタになるための学習や訓練を積んだうえで、カフェでのインターンシップができるコースです。一般英語に加えてバリスタに必要なスキルや英語を学ぶ4週間のコースを終えると、キャンパス内のカフェでのインターンシップに参加できます。
コースの修了時には、インターン先のカフェからの推薦状と成果報告書が発行されます。
海外でのインターンシップについて知っておきたい基本的な情報をまとめました。
参加するプログラムによって、インターンシップ先の企業・職種はさまざまです。たとえば以下のようなものがあります。
【インターン先の企業・職種の例】
インターンシップ先の企業で働いている人やお客さまと、スムーズにコミュニケーションがとれるくらいの英語力が求められます。ビジネス英語のイメージが付かない場合は、語学学校などで英語力を付けてからインターンシップに参加したほうが良いでしょう。
語学学校のプログラムの中には、TOEIC400点以上から受講できるものもあります。プログラムやインターンシップ先の企業によって英語力の基準は異なるので、申し込み前に必ず確認しましょう。
費用は渡航先の都市や滞在期間、プログラムの内容などによって大きく変わります。語学学校などが提供しているプログラムを利用する場合は、留学エージェントや学校に問い合わせて確認するのが良いでしょう。
なお、海外インターンシップのなかには、給料がもらえるものもあります。有給インターンシップであれば現地で収入を得られるので、渡航前に準備する資金が少なく済みます。
文部科学省が運営する「トビタテ!留学JAPAN」の調査によると、海外留学経験者を積極的に採用したいと考えている採用担当者は全体の63.6%に上ります。実際にどのように評価されるかは企業の担当者次第ではあるものの、海外経験があることは就職活動において有利に働く可能性があると考えて良いでしょう。
同調査によると、採用担当者が留学で得てほしいこととして「チャレンジ精神」や「対人コミュニケーション能力」などが上位に挙がっています。就職活動での評価を意識するのであれば、インターンシップを通してこうした力を帰国後に身に付けられるよう意識して取り組んでみると良いでしょう。