受付時間
10:00-21:00
お急ぎの方は無料の電話相談
0120-100-844
受付時間:10:00〜21:00
MENU
【お知らせ】 いつでもご自宅から相談できるオンラインでの留学説明会を実施中!

カナダ高校留学

カナダの高校は9割以上が公立高校で、公立高校であればカナダ人の授業料は無料です。そのためカナダでは、子どもの95%以上が公立高校へ通っています。

また必須科目と選択科目で授業が構成されており、選択科目では芸術やITなど、興味のある分野を選択できます。
そのため、自分の得意な分野を発見して、学習に打ち込みやすい環境です。

カナダの高校では、入学要件に英語力のレベルは問われませんが、授業は英語で行われるため、入学前に英語力を向上させることをおすすめします。

カナダ高校留学の特徴

カナダの高校の授業

カナダの高校では、自分の英語力に合わせてクラスを選ぶことができるため、すぐに現地の高校生活になじめます。

またカナダの高校の入学時期は、年に1回の「リニア制」と、年に約2回の「セメスター制」という2種類から選べる場合があります。

リニア制では入学時期は9月のみ、セメスター制の場合は9月と2月と年に2回入学することができます。

成績は「A」「B」「C+」「C」「C-」「F」の6段階で評価されます。「F」はFailureの略で、最も悪い評価です。高校を卒業するまでには各授業の単位を取得した上で、州の卒業認定試験に合格する必要があります。

高校入学時に英語力の試験はなし

カナダの高校で放課後に英会話

カナダの高校への入学時には、基本的に英語力のチェックや試験などは行われません。そのため、所定の入学要件を満たしていれば、英語でのコミュニケーションに自信がなくても高校へ入学できるのが特徴です。

高校入学後にESLで英語を勉強できる

ESLで英語勉強

カナダでは高校入学後にESL(English as a Second Language)と呼ばれるプログラムを受講して英語力を高められます。ESLは、英語以外を母国語とする学生向けに、カリキュラムを修了するのに必要な英語力を身につけるために提供されるプログラムです。

一般的には、必須科目の授業を受けるための英語の読み書き能力に加えて、ネイティブの学生や教員との自然なコミュニケーションやディスカッションできるために必要な英語力を身につけられる内容です。

未成年で1人で留学する場合はカストディアン(後見人)が必要

カナダのカストディアン

未成年が1人でカナダへ留学する場合は、カナダ在住のカストディアン(後見人)が必要となります。そのため1人単身で高校留学をする場合、ほとんどの方が未成年となるため、カストディアンを指定する必要があります。

通常は、学校の職員(学校長や教育委員会職員など)やホストファミリーがカストディアンになってくれます。

カストディアンの役割は、留学生が授業中に怪我をした場合や急病で学校を休む場合などの対応、及び、留学生が困った場合に相談役です。つまり、日本でいう保護者と似たような役割を補います。

ホストファミリーがカストディアンの場合、ホストファミリーを変更することにより、カストディアンも変更する必要があります。また学校の職員がカストディアンの場合、学校に有利な対応をされることもあります。また日本語が話せないカストディアンの場合、上手く相談事項を伝えることが出来ないこともあります。

そのため、留学エージェントやカストディアン専用のサービスを使い、日本語対応できて留学生の視点に沿ってサポートしてくれるカストディアンを探す方も多いです。

カストディアンはカナダでの生活の支えになるため、自分の親のように、気軽に親身に相談できる人をを探すのが良いです。

カナダ高校留学までの流れ

カナダの高校入試

現地の高校に入学するタイミングはセメスター制の場合、9月入学であれば前年の10~11月ごろ、2月入学の場合は前年5月~8月ごろに願書を出すと、希望する学校へ入学しやすいです。

そのため、渡航予定日のおよそ1年前までには準備を始めておきましょう。

【一般的な流れ(公立高校への入学を想定)】

  1. 通いたい学校(学区)を選択
  2. 願書の準備・提出(申請費用の支払い)
  3. 合否と高校の連絡先を受領
  4. 授業料・ホームステイ費用・サポート費用などの支払い
  5. ビザの申請・発給
  6. 出発

カナダの教育制度は国ではなく州の管轄です。各州には学区(地域)ごとに「教育委員会」と呼ばれる機関が設置されており、教育委員会が学区内の高校のカリキュラムや生徒の受け入れなどを統括しています。そのため、入学したい学校や学区を決めたら、教育委員会へ必要書類を提出しましょう。

提出書類は教育委員会にもよりますが、たとえば過去2年間にわたる成績を証明できる書類や、現在通っている学校の校長からの推薦状、英文に訳した戸籍謄本、母子手帳の予防接種欄のコピーなどが挙げられます。願書の提出までに申請費用を準備することもあります。

カナダの高校の一般的な入学要件

カナダの高校へ入学するには、英語以外の科目も含めた学校の成績が、過去2年間の成績の平均で5段階中3(カナダの成績でいうC相当)以上であることが一般的です。たとえば、日本の中学を卒業後すぐに渡航する場合は中学2年生と3年生の時の成績、高校2年生で渡航する場合は中学3年生と高校1年生の時の成績を提出することになります。

教育委員会に申請が受け入れられると、通学先の高校の連絡が来るので、授業料の支払いや学生ビザの申請などを進めましょう。渡航前に必要な学生ビザの申請は、カナダ政府の公式サイトからオンラインで手続きできます。

カナダの語学学校に通ってから高校に進学する場合

カナダの語学学校で学習する高校生

カナダの高校へ入学する方の約50%は新学期前に現地へ渡航して語学学校に通っています。この場合、語学学校と高校の両方で入学手続きをすることになるので、高校へ直接入学する場合と比べ、申し込みの流れが少し変わります。

【語学学校に通ってから高校に進学する場合】

  1. 進学先の高校と開始時期の決定
  2. 進学先と語学学校の申込書を記入
  3. 入学許可証の受け取り
  4. 学生ビザの申請手続き
  5. 語学学校への入学
  6. 高校への進学

最初に、高校に入学する時期と語学学校に通う期間や入学日を決めます。一般的に、語学学校の入学日は「毎週月曜日」に固定されているので、語学学校に入学可能な時期を事前に確認しておくのがいいでしょう。

進学先の高校と語学学校が決まったら、高校や語学学校の申し込みへと進みましょう。高校の申込書記入や手続きを代行してくれる語学学校もあるので、手続きに不安がある場合はそうしたサポート付きの学校を選ぶと良いでしょう。

カナダの高校入学前のブリッジ(準備)プログラム

たとえば、Sprott Shaw Language College(SSLC)は、高校の授業を理解するために必要な英語力を身につけることを目的とした「SSLC Youth Bridge Program」という中学生・高校生向けのプログラムを提供しています。1学期、1年程度の通学から卒業目的での通学まで、現地の高校に通いたい期間や目的に関わらず受講できるプログラムです。

SSLC Youth Bridge Programは、英語力の向上を目指す授業だけでなく、数学や理科、地理など、高校で学習するトピックも組み込まれているのが特徴です。履修科目の選択方法や授業の受け方などについて日本語でサポートを受けることもできます。入学後もサポートしてもらえるので、英語力に不安のある方、カナダでの生活における困り事を日本語で相談したいと考えている方などは利用してみてください。

SSLCを経由してカナダの高校に進学する場合の一般的なスケジュールとしては、4月~8月までの5か月間SSLCで学んで9月から高校に進学するパターンや、SSLCに7月~8月まで1か月程度通い9月から高校に進学するパターンなどがあります。SSLC Youth Bridge Program は1か月程度の短期でも履修できるので、SSLCでの学習期間は自分の希望や英語力などによって調整が可能です。

カナダの高校卒業にはボランティア活動が必須

カナダの公園でゴミ拾いをするボランティア

カナダの高校を卒業するためには、30時間のボランティア活動をする必要があります。
ボランティア活動をすると証明書を受け取れるので、それを提出することで卒業に必要な単位を取ることができます。

ボランティア活動の種類は、コミュニティセンターやアートセンターなどで環境改善活動やボーイスカウトの手伝いが一般的ですが、トロント国際映画祭やプライド・トロント(LGBTQのイベント)など、カナダ独自のボランティアもあります。

またジャパン・ファウンデーションや日本文化会館などの日系団体のボランティアもありますので、多くの中から、自分が活動しやすいボランティアを探すことができます。

カナダの高校卒業後の進路について

カナダの高校卒業式

カナダの高校を卒業したあとの進路として「カナダの大学進学」か「帰国して日本の大学へ進学」を選ぶ方が多いです。

カナダの大学へ進学する場合は、カナダの高校の成績証明書(GPA)と英語力で合否が決まります。GPAは最低C以上、大学によってはB以上が必要です。英語力はIELTSは6.5、TOEFLは80以上が必要な場合が多いです。
GPAが足りない場合は高校卒業後に、カナダのコミュニティーカレッジ(2年制大学)へ入学して、良い成績を残したあとに、4年制大学へ編集する方法もあります。

帰国してから日本の大学へ通う場合は、AO試験や帰国生入試を実施している大学に受かる必要があります。試験内容は大学により異なりますが、GPAや英語試験、小論文が一般的です。

TOEFLスコアや小論文により、英語力を試す試験も重要ですが、英語ができれば難易度は高くないです。また理系の学部の場合は理数系の試験も行われますが、試験難易度は通常の日本の大学入試よりも難しくなく、過去問題などの受験対策がある程度できれば、合格できる可能性が高いです。

ただし大学によっては、面接による人物評価を重視する場合があります。その場合、カナダの高校でのクラブ活動やボランティア活動の内容も重視されます。

そのため、受験を目指している日本の大学ごとに、どのような入試の傾向があるのか予め調べた上で、カナダ高校在籍時から対策をする必要があります。

カナダの公立高校へ3年間留学する場合の費用

カナダの公立高校に3年間留学する場合の費用の目安は約650万円~855万円です。

私立高校へ留学する場合は年間約270万円~540万円程度の学費を見込んでおきましょう。私立校のなかには、寮での滞在費や制服代などが追加でかかる場合があります。

正確な費用は、通学期間や学校の種類(公立校か私立校か)、為替レートになどによって変動します。
(以下の表はカナダドル=105円で計算)

航空券 約9~23万円(※1)
ビザ申請料 約3万円(※2)
海外留学保険料(3年間) 約60万円
学費(3年間) 約315〜410万円(※3)
滞在費(3年間) 約265〜359万円(※4)
合計 約652〜855万円

(※1)2022年8月調査時点の値段。
(※2)ビザ申請料(150カナダドル)+バイオメトリクス申請料(85カナダドル)の合計。
(※3・4)参考:「文部科学省

カナダでは、公立高校に通学する場合の滞在先はホームステイ、私立学校の場合は寮に滞在するのが一般的です。必要な費用は寮よりもホームステイの方が安い傾向があるため、費用をおさえたい場合は公立高校へ通うことを検討しましょう。

なお、ここで紹介した費用には、カナダの高校へ入学する場合の費用しか含まれていません。渡航前に語学学校で学びたい方は、その間の学費や滞在費なども用意しておきましょう。

カナダでの高校生活のポイント

カナダの高校生活

カナダの高校を進級・卒業するには、基本的に現地の生徒と同じ高校課程で必要な単位を取得しなければなりません。そのため英語を理解できないと、学習が難しく、単位を取るのに苦労するかもしれません。

そのため高校やホームステイ先で、積極性に現地で友だちを作ったり先生に質問をしたりして、学習内容を理解するようにしましょう。

今すぐ相談したい人、コンサルタントに直接相談
受付時間:10:00〜21:00
LINE相談はこちら

関連記事一覧

関連記事をもっと見る

カナダ留学説明会・資料請求はこちら

かんたん資料請求

数項目のフォーム入力で資料をお届けします。先ずはお気軽にお申込み下さい。

かんたん資料請求

無料留学説明会

1回につき、先着6名様までとなっております。先ずはお気軽にお問合せください。

留学説明会

電話でご相談

留学に関するお問い合わせはお気軽にお電話にてご相談ください

受付時間:10:00〜21:00

今すぐ相談したい人
コンサルタントに直接相談
0120-100-844