リバプール都市情報

ビートルズの出身地として世界中に知られた下町の雰囲気を残す海洋都市

イングランド北西部に位置するリバプールは、18世紀頃から貿易港として栄えた港町です。リバプール中心市街の6つの区画がイギリスの世界遺産に登録されており、それぞれの区画は、個性的な特徴を持ち国内有数の観光地として有名です。

今でも人気が衰えない伝説のロックバンド「ビートルズ」が生まれ育った街としても有名であり、至る所でビートルズを肌で感じることができます。中でもビートルズ博物館には、今もなお世界中から多くのファンが訪れています。また、イギリス・プレミアムリーグのリバプールFCの本拠地としても有名です。

下町のように街全体が気取らない雰囲気に包まれており、他国から来た人でも優しく受け入れてくれる環境があります。また、毎年イギリスではロンドンやマンチェスターでLGBTプライドパレードが行われますが、リバプールもその一つです。盛大に行われるプライドパレードで、日本ではあまり馴染みのない新しい価値観や考え方に触れることができるでしょう。

近隣のケンブリッジやオックスフォードと比べると、語学学校の数は少ないですが、生徒同士の距離も近く、語学学校によっては、仕事でのキャリアアップ、大学院への進学といった、次のステップに進みたいと考えている方向けのコースも準備されています。また、4週間でビジネス英語が学べるクラスや専門英語コースも受講できるため転職活動中の方にもおすすめです。

リバプールは、日本からの留学生も少ないため、英語環境に身をおいてしっかりと英語を勉強したい方にはオススメの留学地です。街の中心地には、飲食店やショッピングモール、観光地などが集中しているため、徒歩圏内で生活環境が整います。交通費にかける費用が少なく済むのは留学生とっては魅力の1つです。また、ロンドンまでは電車を使って2時間半程度で行くことができるため、学校がアクティビティとして組んでいることもあります。

ワーキングホリデー先としては、都市と比較すると求人数が少ないです。そのため日本人が少ないリバプールで英語を集中的に学び、その後ロンドンなどに移動して仕事を探す留学生もいます。英語レベルによって選択肢が増えるので、先にしっかりと使える英語力を身に着け、更に選択肢を広げることをおすすめします。