トロント留学を終えてご帰国された詩歩さんに、カナダ生活のあれこれを伺いました。
語学学校での生活のお話はもちろん、訪れた「絶景」についてもお話いただきました。
詩歩さんにご提供いただいた絶景写真とともにお楽しみください^^
1990年生まれ。静岡県浜松市出身。早稲田大学卒業。世界中の絶景を紹介するFacebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」を運営し、70万以上のいいね!を獲得し話題に。
書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景(2013年)」「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編(2014年)」を出版し、オリコンランキング1位を獲得。現在はフリーランスで活動し、旅行商品のプロデュースや講演活動、企業とのタイアップなどを行っている。
今のお仕事をしていて、今は日本人に向けて発信をしていることが多いですが、今後は海外の人に向けてもっと日本の魅力を発信できるようになったらいいなと思い、海外の語学学校へ通うことを決めました。ILSCトロント校で英語を学んで、仕事に活かしたいという思いが一番強かったです。
Q. トロントへ行く前のイメージと、行った後のギャップはありますか?
たくさんありますが、一番はホームステイです。
ホームステイと言えば、暖かな歓迎ムードのご家庭を想像していましたが、割とドライな印象を持ちました。
もちろん当たり外れがあるとは思いますが、いろんな環境があるんだと勉強になりました。
最初のホスト先が合わなかったので途中から別のホスト先に移動しましたが、ホストマザーも優しく快適に生活することができました。
良い面は、東京と変わらないほどの都会だったので、地下鉄やバスなどの交通機関も発達しており勉強に集中できました。
都会なので、アジア料理や和食レストラン、無印やユニクロなどもあり生活環境が整っており助かりました。
また、おしゃれなカフェや私が大好きなタピオカドリンク屋さんがたくさんあって嬉しかったです。笑
悪い点は、カナダの大自然をイメージしていくとそのような環境は遠出しなければいけないので要注意です。
また、国内線でカナダを周遊しようと思いましたが、想像以上に航空券が高く南米行きの方が安いくらいでした。
先生によっては相性などで当たり外れがあると感じましたが、私の場合は午前中3時間はコミュニケーションのコースを取っていてその先生はとてもわかりやすく教えてくださいました。最近のトレンドネタを授業に加えてくれたり、授業を楽しむことができました。
先生によっては、昨日何をしたか?という質問を一人一人聞いていき授業がほとんど終わってしまうというパターンもありました。
日常会話を鍛えたい方には良いですが、しっかり勉強したい方は先生を変えたほうがいいと思いました。
Q. 10段階の英語レベルがある中でどの英語レベルから入り、どこまで上がりましたか?
最初は上から4つ目の中上級クラスから入り、翌月には上から3つ目の上級クラスの1つ手前まで上がりました。
Q. 1クラス当たりの人数と国籍比率はいかがでしたか?
1クラス当たり15名ほど、国籍はアジア50%、中南米が50%程でした。
私がいたころはヨーロッパの方は少なかったです。
南米の方は本当におしゃべりで最初は戸惑うこともありました。笑
Q. 好きな授業はありましたか?
午前中に取っていたコミュニケーションの授業は良かったです。
15年ほどキャリアのある女性の先生で、しっかりと文法を教えてくれ、自然に会話に取り入れるようにトレーニングできました。
4人でグループを作り、与えられたトピックについて話し合うのですが、一つ一つテーブルを周り、間違っているところを指摘し会話力を鍛えてくれました。
新しい言い回しなど会話力の幅が広がったと感じています。
Q. グループクラスと並行してプライベートクラスも受講されていましたが、いかがでしたか?
1対1で向き合って、エラーを正してくれるのでとても勉強になりました。
2ヶ月間受講した内、1ヶ月ずつ先生が変わりました。
イエローナイフにオーロラを見に行くと伝えれば、話す内容をそれに合わせてカスタマイズしてくれたりと楽しませてくれました。
また、仕事でSNSに英語を使って投稿をしていましたが、その内容の添削もお願いしました。当初学びたいと思っていたSNSに投稿するようなラフな英語だったりスラングも学ぶことができたのはよかったです。
Q. プライベートクラスを取ってよかったと思いますか?
よかったと思います。自分が話す時間が長い方が圧倒的に英語の伸びが早いし、グループクラスでは自分だけが前に出て話すわけにはいかないのでプライベートの時間が持てて良かったです。
周囲にはプライベートクラスがあることすら知らない生徒さんも多かったので、教えてあげると追加している子もいました。
グループ授業だけでは、自分の英語があっているのかモヤモヤしている生徒さんも多くいて、解消する意味でも取ることをおすすめします。
Q. 2ヶ月間で英語力の伸びは実感していますか?
そこまで実感はできていませんが、英語を話すということへの慣れは感じています。
今まで頭では理解していたけれど、言葉ではスラスラ出てこないという場面がたくさんありましたが、そこが少し軽減されました。
また、教科書で習う英語ではなく、現地の方が自然に使っているイディオムやスラングのような言い回しも覚えることができました。
不自然だった英語が自然になったという印象です。
また、初めましてが多いので自己紹介する機会が本当に多く、以前よりもスラスラできるようになったと思います。
ILSCトロント校へ2ヶ月通学した期間は、ちょうどよかったです。
私の性格だと場所を変えて、転々としながら様々な人と出会いながら、海外での生活を繰り返すのがちょうどよいと思いました。
1ヶ月目は学校が終わるとすぐ図書館へ向かい自習をしていましたが、2ヶ月目に入ると慣れて自習の時間も減っていきました。
なので、新鮮な気持ちを持って生活するには、私は一つの場所に長く留まらず新しい環境に身を置き続けるのがよいと思いました。
現地の方と話したいという思いが強かったので、紹介をしてもらい英語をひたすら話す時間を持ちました。
文法などエラーがあったかもしれませんが、3時間会話が持ったので英語が多少は話せるようになったかなとは思います。
とても疲れました。笑
カナダの人気観光地であるナイアガラの滝やメープル街道、イエローナイフのオーロラ、またキューバへも旅行へいきました。
特に、オーロラは一般的には観れる時期ではないのですが、天気予報と毎日にらめっこし粘りに粘って奇跡的に見ることができて感動的でした。
また、キューバはカストロが死去したタイミングと被り貴重な時期に滞在することができました。
出発前の不安はそれぞれが抱えていることかと思いますが、とりあえず行ってみることが何よりも大事だと思います。
私みたいに2ヶ月間と短い間でも学びは大きかったので、まず現地で生活を体験してみると今後のことも見えてくると思います。
逆に行かなければ、何も見えてこないので、夏休みの1,2週間でもまずはチャレンジしてみる。まずは体験する。これに尽きると思います。
1990年生まれ。静岡県浜松市出身。早稲田大学卒業。世界中の絶景を紹介するFacebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」を運営し、70万以上のいいね!を獲得し話題に。
書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景(2013年)」「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編(2014年)」を出版し、オリコンランキング1位を獲得。現在はフリーランスで活動し、旅行商品のプロデュースや講演活動、企業とのタイアップなどを行っている。
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コンサルタントからのコメント
元々英語力が高い詩歩さんでしたが、プライベートレッスンや持ち前の行動力で更に英語力に磨きがかかったようでした。
お気に入りのカフェに通い店員さんと仲良くなり英会話を楽しんだり、ネイティブを紹介してもらい3時間英語を話し続けたり、貴重な2ヶ月を存分に有効活用していた印象を受けました。
また、渡航中も様々な絶景ポイントを訪れたと楽しそうにお話いただきましたが、良いコンディションでオーロラ見るために粘りに粘って絶景に巡り合ったというお話は仕事魂を感じました。
これから海外の語学学校へ通われる方々へ、「まずは行ってみることが大事」というメッセージをいただきましたが、本当にその通りだと思います。
海外慣れしている詩歩さんでさえ行く前は多少の不安を抱えていましたが、それを乗り越えた時に新しい出会いだったり気づきがあるのだと思います。
詩歩さん、この度はありがとうございました!
これからの更なるご活躍を影ながら応援しています^^
後藤みなみ Goto Minami