大学生のカナダ/モントリオールALI校で9ヶ月の休学留学体験談です。
英語は苦手でしたが、モントリオールへの留学だからこそTOEIC820点にまでできた思います。家族に勧められた海外留学で人生が変わりました。
不安の中、姉や友人の後押しもありモントリオールALI校へ通うことを決めました。
母が高校時代に高校留学をしており小さい頃は英語の先生でした。
また、姉や周りの友達も留学の経験があったので、母や姉、友人など周りからの影響が一番大きいと思います。
高校の修学旅行でオーストラリアに行ったのですが、その経験が楽しかったこともモントリオール留学を決めた理由の一つです。
友人や家族など、周りに比べて英語が全くできなかったので、少しコンプレックスに感じていました。
この機会に英語が得意になりたいとも思いました。
日本人の少ないモントリオールに留学すれば、苦手だった英語力を伸ばせると思いました。
とにかく英語が嫌いだったので、話すことはもちろん、聴くこともできませんでした。 高校の時も、(周りの反動で)英語は勉強したくありませんでした。なので、事前勉強も特にせず出発してしまいました。
今では少し後悔をしていて、事前にStudyInさんが提供している無料英会話やランゲージパートナー制度で英語力をあげていれば、現地でもっと濃い時間を過ごせたし、英語力も伸びたと思うからです。
みなさん、留学前の事前勉強はやっておいた方が良いです笑
一番の理由は、聞いたことがない街だったからです。みんなと同じ場所で学ぶより新しい場所に行ってみたかったというのもあります笑
トロントやバンクーバーは周りの友人もみんな行っていたので知っていましたが、中には英語力が伸びなかった、日本人が多かったという意見を聞いていました。モントリオールは日本人が少ないという点、ローカルの人はフランス語だけでなく英語力もネイティブということが大きな理由でした。
また、モントリオールはフランス語圏でもあるので、フランス語を学びに来ている学生とも仲良くなれると思ったからです。
(実際はあまり仲良くならなかったです)
とにかく寒いというだけで、具体的なイメージは持っていませんでした。フランス語圏、北米のパリと呼ばれているほど街が綺麗という知識くらい。
僕は飛び込む勇気だけはあるので、とりあえず行ってみようという気持ちでした。
モントリオールはフランス語圏だったけど、みんな流暢な英語を話していました。
思ったより街が小さく、自然が豊かでした。そのおかげで良く友人とピクニックに行きました笑
あとは、フランス語の看板や公共施設などのアナウンスがあり驚きました。パッと見てフランスに来たような気分でしたが、フランスの街に英語圏があるようなイメージに変わりましたね。
特にありません。
むしろ、フランス語も同時に覚えれるとポジティブに感じていました。
(ちなみにフランス語は難しく、全く覚えれませんでした。笑)
また、モントリオールの東側はフランス語が主に話されている地域、西側は英語圏と街が多様化しておりその点は驚きました。
街のレストランでは、英語とフランス語が飛び交っていましたが、店員さんはどちらの言語も流暢でした。
住人の中にはフランス語にプライドを持ち、フランス語で通す方もいました(僕はしつこく英語で話しました笑)。
生まれも育ちもモントリオール_(ケベック州)という方は少なく、ほとんどが他国からの方でした。
しかし、いずれも英語はとても流暢に話されていました。
モントリオールに来てラッキーだと思ったことは、フランス語圏なのに街の人はみんなネイティブ英語を話すので、日本人のいない英語環境を作れたこと。僕の想像以上に英語力が急成長しました。フランス語圏だからとモントリオールを避ける日本人が多いおかげだと思います。
ALI校で下2番目のレベルのクラスから、一番上のクラスに入るまで成長できました。
総合的にはよかったですが、講師のサポート力に差はありました。親身になってくれる方もいたり、淡白な先生もいましたね。
もし相性の合わない先生やサポートが弱いと感じた先生がいたらスタッフに相談し変えてもらっていました。ALI校は中規模でアットホームな学校だったので、受付のスタッフやインターン生に相談しやすく、親身に話を聞いてくれた点はとても良かったです。
Conversation(会話)クラスのHot Topicsという授業が好きでした。
お題を出され、ペアを組みディベート(そのお題について是非を議論すること)をするのですが、クラスメイトの友達とも活発に意見交換ができ楽しかったです。
因みに、レベルは下から2番目からスタートし、最終的に一番上のクラスに入るまで成長しました。(レベルは8段階)
初級から中級までは割とすぐに上がりましたが、中級~上級に上がるまでは苦労しました。ここが、事前勉強をしておけば良かったと少し後悔した理由です。英語力が伸びれば伸びるほど現地で濃い人間関係や体験ができるようになると思います。
日本人のインターン生にとてもよくしていただきました。特に初めの数ヶ月は分からない事ばかりで、沢山相談にのってもらいました。
英語も堪能で、モントリオールの見所などたくさん教えて頂いたので、とても感謝しています。
一人仲の良い韓国人の友達ができて友人の輪が広がりました。
最初はあまり参加せず、3ヶ月目頃から参加しました(初月から参加して友人を作った方が良いと思います)。
Welcomeパーティーやサッカーをずっとやってきたので、サッカーのアクティビティ、また、他言語を話すモントリオールの方々と言語交換をするMundo Lingoというアクティビティはよく参加しました。
胸元に自国の国旗をつけ、お互いの言語を教え合い楽しい時間を過ごしました。
夏休みなどは一時的に学生が増え、教室が少し狭く感じる時がありました。また、日によってはWi-Fiが繋がりにくかったです。
最初は色々と感じることもありましたが、徐々に友達も出来てきてほとんど気になりませんでした。早く友人を作って楽しめる環境を自分で作れることがとても大切だと思います。
外国人は自国の友達と固まる傾向にあり、最初は入りにくかったです。しかし、一人仲の良い韓国人の友達ができ、輪が広がって行きました。
また、英語が堪能な日本人がおりその友達を介して多国籍の友達とも仲良くなりました。カナダのW杯も共通の話題となり距離を縮めてくれました。しかし、結局は慣れだと思っています。
学校にある売店で、サンドイッチなどを買って食べていました。また、校外に出て近くにあるマクドナルドやビザ、フードコートにて日本食など日替わりで色々と食べました。
周りの友達は、自分でお弁当を作って持ってきていました。テストの日は8ドル、普通の日は5ドル以下で抑えていました。
モントリオールの現地サイトでシェアハウスを探し、家賃と食費を節約。
地下鉄移動で30分程度です。簡単なのですぐ乗りこなせます。
チェコ出身のホストマザー宅でした。とても優しく、お金さえあればずっと住みたかったです。近くに息子さんの家があり交流もありました。
夜は、リビングでテレビを見たり、会話を楽しんだり、英語の勉強にもなりますし、食事も出してもらっていたのが良かったです。
ホスト宅を出てからも、交流が続き一緒に食事に出かけたりもしました。また、メキシコ人やオランダ人、ブラジル人、日本人など他の留学生もおり、お風呂やお手洗いはゲスト専用のものを使っていました。
1ヶ月後にホスト宅を出て、現地のサイトKijiji(キジジ)や日本人向けのサイトFrom Montrealで情報を集め探しました。Kijijiはあまり返事がなかったのでお勧めしません。
現地の友達や学校インターンの方に探し方は聞きました。
3週間で6件ほど周り、とても良い条件の家を見つけることができました。現地で仕事をしている日本人と大学生の中国人と3人でシェアをしました。
電気代抜きで月290 CADドルです。(破格!)
ダウンタウンのリオネルグルー(Lionel-Groulx)駅から徒歩3分くらいの好立地でした。
良い点は、家賃を抑え、自炊をし節約できる点です。デメリットは僕の場合、ルームメイトとは同居人という位置付けだったので、そこまで仲が良くなかった点です。
友達が開催するホームパーティーなどにはよく遊びに行っていたので、ルームメイトと仲の良い方はメリットかと思います。
外食は高いと感じていたので、自炊をよくしていました。毎週水曜日はタコスが1ドルで食べれるお店があったので、友達とよく食べに行きました。
《月々支出》※以下カナダドル
・家賃 290ドル
・食費(自炊+外食)400ドル
・交通費 50ドル(1ヶ月フリーパス/学割価格)
・携帯代 30ドル
・お小遣い 130ドル
合計:900ドル(800ドルの月もあり)
遊びは、EVOという民間の学生寮があり、ビリヤード、卓球、プール、PCルームなど無料で遊べるのでよく出かけ火曜日は映画が半額(8ドル)になるのでよく見に行きました。
ネットでモントリオールのサッカーチームを探しテストに合格、レギュラーメンバーとしてリーグ優勝。
日本で使っていた携帯電話をWi-Fiに繋げて使っていました。
また、現地での電話とテキスト用として月々3,000円程(学割)を払い契約しました。携帯電話の契約は留学生でも簡単に手続きできました。
水道水が美味しくなかったです。また、バスの降り方が難しく慣れない間は大変でした。逆に1ドルストア(日本で言う100円均一)や日本食を購入できるスーパーがあったので重宝しました。
カフェやショッピングモール、マクドナルドなど街の至る所に無料Wi-Fiが繋がっているので、あまり不便に感じませんでした。携帯Wi-Fiを借りる必要性は感じなかったです。家にもWi-Fiルーターがありました。
2ヶ月目に、インターネットで現地のサッカーチームを探し、テストに合格したので所属しました。そこで、リーグ優勝することができて本当に嬉しかったです。
優勝した時は叫んで、カンピオーネをチームメイトと合唱しました!
留学生でなく、現地の方が所属しているチームだったので英語の勉強にもなりましたし、何より海外でスポーツを通してチームメイトと仲良くなり、優勝を勝ち取った経験は忘れられない思い出になりました。
モントリオール留学帰国前にTOEICテストで820点を取得、帰国後はメーカーに就職して海外営業をしたいです。
英語力に自信が持てました。
留学前はTOEIC300点台でしたが、帰国前に学校で模擬テストをした際は820点ありました。普通に英語を話せるようになりましたし、もっと磨きたいと思うようにもなりました。
留学を終え帰国し、新幹線で実家に戻る車中の日本語の看板も見たくない程でした。洋楽も聴くようになり、映画も字幕なしで大体は理解できるようになりました。出発前の自分から考えると想像もできないことです。
また、最初は授業中に分からない点があってもあやふやにしていましたが、疑問点を質問しないことが恥ずかしいと思うようになりました。加えて、他国の留学生は自国の政治などに詳しく、自分の意見をしっかり持っており、日本のことを詳しく知らない自分も恥ずかしかったです。
海外の友達から、自分の発言に対して「Why?」と聞かれる場面が本当に多かったです。
最初の頃は自分がなぜそう思ったのか、行動したのか理由など言えませんでしたが、Why?と聞かれることによって、自分の意見をはっきり言えるようになりました。
そこは、出発前と現在の大きな違いだと思います。
特別な勉強はしていませんが、学校にしっかり通ったことと友達と英語で会話するようになり自然と英語力が向上したと思います。
留学で学んだことを生かして、日本の素晴らしいものを海外に広めたいと思っています。
日本の技術は生活を豊かにすると思うので、メーカーに就職し海外営業を希望しています。
姉がStudyInを通してフィリピン留学に行ったので、紹介してもらい利用しました。
自分が動かないと友達もできないですし、留学生活を楽しくするもの自分次第です。とにかく積極的に行動することが一番大事だと思います。
また、語学学校に行くなら、語学以外の楽しみも見つけた方がいいです。僕はサッカーでしたが、何かプラスαがあればより充実した留学生活になります。
頑張ってください!
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コンサルタントからのコメント
戸田君とは、モントリオール留学前と帰国後とお会いさせていただきましたが、前と後では表情や印象も明るく全く異なっていました。
モントリオールという慣れない土地で苦労も、ALI校での楽しい思いも経験されたのだなと見て取れ、元気に話す姿を見てとても嬉しくなりました。これからの就職活動もその勢いで頑張ってもらい、留学で学んだことを社会人になっても生かしてほしいと願っています。
良いところも悪いところも経験した戸田君の等身大のモントリオール留学体験談は今後の留学生の励みになると思います。今後のご活躍をお祈りしています。
後藤みなみ Goto Minami