ヨガ留学専門カウンセラー後藤のオーストラリア/バイロンベイでのヨガ留学体験談です。
人生で4度目の留学経験をご紹介します。後藤から直接カウンセリング(無料)を受けたい方はお気軽にお問い合わせください。
*後藤のヨガ留学インスタグラム @minami_yoga *
バイロンベイヨガ留学について発信中!
* 2024年バイロンベイ再訪記を追記しました
私の留学経験は今まで4回あります。
一度目は、高校2年生の時に学校のプログラムでイギリスのケンブリッジへ。
二度目は、18歳の時に大学進学のためにアメリカのニューヨークへ。
三度目は、留学カウンセラーとして勉強のためにフィリピンのセブ島へ。
そして、今回は休職をさせてもらいオーストラリアはバイロンベイへヨガ講師の資格(RYT200)を取るために留学しました。
トータル1か月半程滞在しましたが、大人になってから自発的に行く留学は素晴らしいものとなりました。
今まで留学や旅行、出張で海外へ行く機会も多く気づけば30カ国程渡航した経験がありましたが、
NYの大学を卒業して以来長期で海外に滞在するのは約8年ぶりでした。
遡るとヨガを始めたのは食べ盛り&太り盛りの高校生の時でした。
ダイエットが目的で始めたという安易なきっかけ。
そこから、大学生~社会人になってからも細々と続け、ヨガをする意味も年々変わってきました。
特に社会人になってから仕事一色の生活を続けている中にあるヨガの時間は本当に大切で、ヨガ=心の支え/定位置に戻すものとなっていました。
心の支えというと大げさに聞こえますが、20代特有の迷いだったり面倒くさい不安定なメンタルはヨガをすることにより軸が定まり、何かあってもとりあえずヨガをすれば解決という構図が自分の中で出来上がっていました。
「動く瞑想」と言われているヨガは、私の性格にうまくフィットしてくれ、続けていくうちにもっと勉強したいと思ったのがヨガ留学をするきっかけとなりました。
オーストラリアにバイロンベイ(Byron Bay)というヨガの聖地があります。サーフィンの聖地としても有名です。
最寄りはゴールドコースト空港で、そこから車で1時間程度、New South Wales州最東端の街です。
小さな街には多くのヨガスタジオが点在し、ビーチでヨガや瞑想をするローカルも多く見かけます。
街をヨガウェアで歩くことも日常茶飯事。
老若男女問わず、違和感なくヨガが生活の一部として浸透し、ヨガをする目的も人それぞれ。
健康維持のため、ストレス発散目的などありますが、日本のようにダイエットが目的という人は少ない印象です。
日本はもちろん、海外のヨガスタジオと比較しても、生徒さんの半数以上男性が占めている様子を見るのは初めてでした。
ヨガ=メンタルのものという考えが当たり前に浸透しており、ヨガ留学をするには最適な場所です。
遡るとかつてバイロンベイはアボリジニーの集会所だった歴史があり、街全体にスピリチュアルな雰囲気が漂っています。
私自身はパワースポットなどあまりピンと来ない方でしたが、出張でオーストラリア中を周ってバイロンベイに初めて訪れたとき、何か違う空気を感じました。
ヨガ留学の場所として選ばれるのも妙に納得したのを覚えています。
ここに戻ってヨガの勉強をしようと決めてしまったほどヨガ留学の場所として気に入ってしまいました。
また、土地の特性から、街中はオーガニックやビーガン文化が当たり前に生活に溶け込んでいます。
毎週開催されるファーマーズマーケットでは、まさにQuality of Lifeの見本のような光景が広がり、
またビーチはオーストラリア他州にはない独特のムードがあります。Mellowといった単語がぴったり。
そんなバイロンベイにすっかり虜になってしまったのは言うまでもありません。
今回私がヨガの資格(RYT200)を取るために選んだのはバイロンヨガセンターです。
1988年に設立され、オーストラリアでも最も古い老舗ヨガスクールの一つです。
通常のヨガクラスに加え、ヨガ講師育成コース(RYT200&500)やリトリートを一年を通して開催しており、
資格コースはヨガオーストラリア協会、全米ヨガアライアンスに認定されています。
そこはジャングルの途中に突如現れる広大なヨガ施設。
施設内には衣食住がすべて整っており、いくつものヨガスタジオ、宿舎、食堂、ミネラルソルトプール、そして無農薬の畑。
その畑で採れた新鮮な野菜を使って提供してくれる一日三食のベジタリアン(アユールヴェーダ)料理は本当においしいです。
滞在中お肉類は口にしませんでしたが、普段お肉が好きな私でも食べたいと思わなかったほど、満足度の高い食事構成でした。
また、施設内はエコビレッジになっており、雨水を濾過したものを再利用、お手洗いは水洗ではなくおが屑を用いてバイオ分解したものを草木の肥料にします。
施設内の石鹸やシャンプー類、洗剤まで地球にやさしい環境汚染のないプロダクトを使う徹底ぶりです。
その施設に宿泊しながら、朝~晩までみっちりとヨガだけに集中して約2週間の生活を堪能しました。
一日のスケジュール例はこんな感じ。
まるでフィリピン留学のようなスケジュールですね!笑
小鳥のさえずり、ニワトリの鳴き声と共に起床し、朝焼けの中静かに集まって行うヨガの気持ちいこと。
私は今までヨガのポーズばかりを日本で習ってきましたが、ヨガを習得する上では欠かせないヨガ哲学や解剖学が本当に面白く、ぐいぐいのめり込んでいきました。
のめり込んだ理由には、担当してくれた先生たちが素晴らしかったのも大きな理由です。
ヨガの哲学は勉強すればするほど興味深いのですが、まさにその哲学に沿って生活している先生たちが同じ屋根の下で暮らしています。
私はその様子が不思議で不思議で、好奇心でいつも観察をしていました。
中でもBecという先生がいました。
カリスマ性を持ち合わせたBecは、異様なオーラを発しており習う生徒さんは虜になっていました。
日本では、どこを伸ばして、腕を外旋させてなど身体的なことを指導する先生や難しいポーズにチャレンジすることに重きを置く先生が多い印象ですが、
海外、特にバイロンベイで習ったヨガは流れに沿って心の在り方と連動させる促しをしてくれる先生が多いのが印象的であり、最も心に響いたできごとでした。
その点においてBecはずば抜けており、そしてまたヨガの奥深さ難しさを教えてくれるのでした。
発する言葉の優しいこと。
英語だからすんなり入ってくる部分もあると思いますが、いつも愛情たっぷりな先生でした。
帰国して、しばらくはBecヨガロスになったほど。
でも、それは私だけじゃないはずです。
怒涛のように過ぎていった2週間。
朝から晩までなかなかハードスケジュールでしびれましたが、毎日ヨガだけに集中できる環境のありがたさ。
2週間の中には、ヨガ哲学のテスト、一般クラスでの指導など120時間の課題をこなし無事Part Bが終了。
(Part Aはコース開始前にオンラインスタディや課題図書の勉強をします)
Part Cは帰国し、それぞれがオンラインテストやクラス指導など約80時間勉強。
資格付与にふさわしいかジャッジを受けます。
トータル200時間費やして、無事RYT200という資格を取ることができました。
(1か月半留学の後半は引き続きバイロンベイに残りヨガをし、その後オーストラリアのヌーサやアデレードを周って提携校の視察も行いました)
今回私は30歳で改めて留学をしました。
18歳でニューヨークに留学した時は、判断基準もなく、とにかく目の前の課題を必死にやっつけるという状況でした。
30歳にもなると判断基準も出来てきて、心の余裕も生まれ、また物事に対する感じ方も全然違います。
若い時に価値観を変えるという意味の留学は大変おすすめですが、大人になって少し心の余裕ができてから行く留学もまた実りが多いと実感しました。
私自身はすっかりヨガがライフスタイルとして定着し、また留学したことで今後の方向性がより確かなものになりました。
(ちなみに、海外旅行するときもヨガが盛んな場所を自然と選ぶようになってしまいました。)
私も大人留学したい!ヨガ留学興味ある!という方はお気軽にご相談くださいね。
Namaste!
帰国から1年後、より深くヨガを学ぶために、バイロンヨガセンターで住み込みの生活をスタートさせました。
バイロンヨガセンターに加えて他のスタジオにも通い、陰ヨガや産前産後ヨガの勉強もし、まさにヨガ漬けの生活を送りました。
トータル8ヵ月間滞在した後、現在はヨガ留学のカウンセリングもしながら、企業ヨガや外国人の生徒さんを中心に先生としても活動しています。
1回目のヨガ留学がここまで人生を変えるとは思っていませんでした。笑
帰国した今は、ヨガ留学のカウンセリングに加え、ヨガ講師としても活動しています。
首都圏プリンスホテル オーストラリア大使館後援のフェアにて、バイロンベイヨガイベントの講師を務めさせていただきました。
*後藤のヨガ留学インスタグラム @minami_yoga
2024年7月、約1年ぶりにバイロンベイへ行ってきました。
今回は2週間しっかりバイロンヨガセンターに滞在し、そこにある「暮らし」を感じることができました。
(オーストラリアに到着してから、ブリスベンやゴールドコースト、バイロンベイ中心地にも滞在しました)
娘(4歳)と一緒だったので、ヨガにどっぷり浸かることは難しかったのですが改めてバイロンヨガセンターの生活はそれ自体がヨガだなぁと心身のバランスが日を追うごとに整っていく実感がありました。
ヨガが日常にあると、マットの上での練習(on the mat)はもちろん、マットの外での日常(Off the mat)にも重きを置きます。
ヨガに馴染みがない方は、なんのこっちゃ?だと思いますが、例えばマットの上でヨガを練習するときは、 自分の体の状態を受け入れ、他人と比較しないのは鉄則ですが、日常においても自分自身や他者に対してより優しく、受容的に接することが自然とできるようになります。
他の例だと、マットの上でヨガを練習すると心身のバランスが取れる実感がありますが、日常においても規則正しい生活、健康的な食事、自然を感じることなどで心身のバランスを保ちます。
あげるときりがありませんが、バイロンヨガセンターでの生活は自分の心が満たされるのが手に取るようにわかりました。
それは、バイロンヨガセンター全体が醸し出すスローな雰囲気、そこで働く優しいスタッフ、身体が喜ぶ健康的な食事、目の前に広がる大自然などすべての要素が良いバランスで存在するからだと改めて感じました。
また、ご縁あってバイロンヨガセンターへの留学をサポートさせていただいたヨギーたちと現地で一緒に生活をすることができたのも大きかった。いつもはオンラインでお話ししていたけれど、初めて直接会えた方々も。みなさんキラキラ輝いていました。
最近のバイロンベイ中心地はちょっとおしゃれになりすぎて気負いがあったので、中心地から少し離れた小さな街ばかりに足を延ばしていましたが、それでもそこに住む人や唯一無二のビーチは相変わらず最高です。
バイロンベイが好きだけど、それにも増してこのバイロンヨガセンターという場所が私は異様に好きなんだと納得して帰ってきました。
心が澄んで、その状態が心地よいってなかなかありません。
そしてまた病みつきになってしまった私は、次いついくか?とスケジュールと睨めっこをしています。
自分の人生において、こんな特別な場所が日本の外にあるのは有難いことだと感謝しつつ、これを読んでる皆さんにとってもいつかバイロンヨガセンターが特別な場所になればいいな・・と心から願っています。
直接話を聞いてみたいと思った方はお気軽にお問合せくださいね。
コロナが落ち着き、久々にバイロンベイへ行ってきました。
コロナの影響で長らく留学生を受け入れることができなかったバイロンヨガセンターも少しずつコロナ前の活気を取り戻し、見慣れた日常がそこにあってホッとしました。
私自身も第二の実家に帰ってきたような、いつの間にか心から落ち着く場所になっていたことにも驚きました。
国境も遮断され、人が国をまたいで行き来できなかった間、バイロンヨガセンターはオーストラリア国内からのリトリートゲストで賑わっていたようです。
(※リトリートとは・・
数日間住み慣れた場所を離れて、観光等に重きを置かず、疲れた心や体をリフレッシュすることに重きを置いた滞在方法。)
いつも当たり前にあった日常が非日常になった時、人が求めるのは心が休まる癒し。
そんな方々のネスト的な役割を担っていたとのことでした。
一方、街の中心地に出てみると、そこにあったはずのお店が軒並みなくなっていたり、世界的にも有名なアパレルショップやヒップなトレンド真っ盛りなお店がオープンしていたりと街の一部分がガラッと都会的に変わっていたのには驚きました。
嬉しいような、寂しいような・・
そんな折、買い物中にレジのスタッフから
「コロナ前と随分街の雰囲気が変わったでしょう?」と話しかけられました。
たくさんの情報交換をさせてもらった後、そのスタッフが最後に言った言葉、
「でもね、バイロンの海のムードは相変わらず別格で最高よ」
その通り。
バイロンベイに到着して真っ先に向かった海。
言葉ではうまく表現できないけれど、そこに立っただけで胸がいっぱいになったのは昔も今も同じ。
ただいま!と思わせてくれるそんな場所。
滞在中は、通いなれたスタジオでいつもの先生の元で毎日ヨガをし、バイロンベイの象徴ライトハウスへ行き、大自然を体いっぱいに感じ
バイロンヨガセンターの最新情報をインスタライブを通して発信したりと大忙しで過ごしました。
数年開けば、いつもの先生も自分も何かしら進化していて、それを消化する楽しみもありました。
相変わらず人気の先生のヨガクラスは、マット1枚分をひくスペースさえないほど満員でテラスにマットをひいて受ける生徒もいるほど。
老若男女問わず誰もがヨガをする、さすがヨガの聖地だと改めて。
いつでも何度でも帰りたくなる街バイロンベイ。
バイロンベイの不思議な魅力に未だに取りつかれたままでいます。
この記事を見たのも何かの縁、皆さんも是非一度体感してみてくださいね。
■RYT200コース【日本語コース(通訳付き)】
日程:2024年10月5日(土)~10月18日(金)まで
対象:直近の過去2年間で約120時間以上のヨガの練習経験がある方
価格:【早割】AUD$5,100 【一般】AUD$5,400
※コース費、宿泊、食事代込み
※早割は2024年8月10日までに申し込みの方対象です
→【朗報】円安応援で最後まで早割適応となりました!
日本語通訳付きコースは、年に一度のみ開講です。お見逃しなく!
■Certificate IV in Yoga Teaching
12か月コース ※学生ビザ対象
日程:
①2024年9月30日(月)〜2025年9月29日(月)まで
②2025年1月20日(月)〜2026年1月19日(月)まで
③2025年4月14日(月)〜2026年4月13日(月)まで
④2025年7月7日(月)〜2026年7月6日(月)まで
⑤2025年9月29日(月)〜2026年9月28日(月)まで
対象:直近の過去2年間で約120時間以上のヨガの練習経験がある方
価格:$10,000
※上記以降の開講スケジュールはお問い合わせください @minami_yoga
※陰ヨガ、リストラティブヨガ、メディテーション等の専門コースなどもあります
オーストラリア留学説明会・資料請求はこちら
コンサルタントからのコメント
ご覧いただきありがとうございました。
ヨガ留学は近年お問い合わせをよくいただくようになり、英語+ヨガとセットで留学する方もいます。
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本記事がヨガ留学を検討している方の参考になれば幸いです。
後藤みなみ Goto Minami