初めてのヨーロッパ、初めての英語圏、初めての留学。
初めて尽くしでわくわくが止まらなかったアイルランドでの留学体験記です。
大学進学後に絶対にやろうと思っていたことの一つに、英語圏への留学がありました。
アイルランドへの短期留学を決めたのは、英語圏でホームステイをしてみたいと思ったのと、小1から勉強している英語がどこまで通用するのかチャレンジしたかったからです。
留学先にアイルランドを選んだのは、行こうと思っていたニュージーランドの学校が定員オーバーだったというのが1つ、ヨーロッパの英語圏に行ってみたいけどイギリスはご飯がおいしくなさそうというのが1つです。(笑)
初めての留学、初めてのヨーロッパで、出発日が近づくにつれてわくわくが止まりませんでした!
テストで〇〇点以上をとる!という目標はありませんでした。
今まで勉強してきた英語とアイルランドアクセントの違いや、アイルランド文化について学ぶというのが一番の目標でした。
宿泊先にホームステイを選んだのも、アイルランドの家庭料理や生活に興味があったからです。
コークはアイルランド第二の都市で、UCCを中心として街が形成されているような印象を受けます。
キスをすると雄弁になれるというブラーニ―ストーンがあるブラーニー城、タイタニック号が最後に寄ったという港など、観光地も多くある穏やかな街です。
コークの小旅行の記録はまた別の記事で…
コークからバスで30分ほど行ったところに、キンセールという港町があります。
ここはシーフードが有名で、フィッシュ&チップスは感動のおいしさです。
そして、カラフルな街並みがかわいくて写真を撮る手が止まりません。
コークはとても落ち着いた街ではありますが、一本路地に入るとウォールアートがあったり、学校近くにきれいな大聖堂がたくさんあったりと、写真を撮るのが好きな人におすすめの街です。
授業は朝9:00からスタート。1コマ目は10時半までで、30分間の休憩があります。この間、学生たちは施設内のカフェでお茶をしたり、食べ損ねた朝ごはんをとったり、クラスメイトと話したり…思い思いの時間を過ごします。
2コマ目の授業は13時まで。コースの授業はここで終了なので、午後は自由時間でした。City Centreを散策したり、近くの博物館を見に行ったりと、平日でも観光を楽しむことができました。
私のステイ先はバスで学校まで20分ほどのところにありましたが、ただでさえ全然来ないバスに一本道の渋滞、東京の満員電車に比べればマシか…と思いながら早起きを頑張りました。(笑)
授業は文法について学ぶ日もあれば、模擬討論をする日もありました。
私が最も印象に残っているのは、英語のアクセントや発音についての授業で、発音記号の読み方、正しい発音の方法など、ジェスチャーを交えながら楽しく勉強しました。
また、週に1回、放課後にExtra Classが開講されており、アイルランドに関する様々な文化について学ぶことができました。私はアイルランド語の授業を受けたのですが、英語やフランス語など、自分が知っている言語との違いがたくさんあって面白かったです。中でも、アイルランド語ではFが男性、Mが女性を表しているため、文字だけでなくマークもしっかり見なければならないというのはコークでの生活にしっかり生かすことができました。(笑)
日本の大学でいう春休みの時期はホームステイしかできないようです。
私のホストファミリーは独身のアイリッシュ女性でした。アイリッシュマダムとの二人暮らしです。
彼女は私がお腹がすかないようにと毎日お昼ご飯とおやつを持たせてくれて、朝ごはんは棚にあるものなんでも食べていいよとかなり親切にしてもらえました。
ちなみに、アイルランドの食事について。アイルランド=じゃがいも と考える人も多いと思いますが、実際その通りです。(笑)
アイルランドでいちばんしっかり食べるのは夕食ですが、日本で米が主食であるように、必ずプレートの大半をじゃがいもが占めています。日本人はお米が好きでしょ?と優しいホストマザーはお米を出してくれる日もありましたが、出てきたご飯はタイ米でした。
私は普段からパスタとパンばかり食べているため、日本食恋しい…とはなりませんでしたが、周りの日本人は出汁の香りとご飯を求め、日本人経営の日本食レストランに向かっていました。
とにかく、アイルランドでのホームステイ中、食事は基本じゃがいもしか出ないので、日本食ラバーの方はパックのご飯やお味噌汁を持っていくといいかもしれません。
留学の目的は、①アイルランドのアクセントに慣れること、②アイルランド文化に触れることでした。
1つ目の目標に関しては、6週間いてやっと聞き取れるようになりました。空港に迎えに来てくれたホストマザーが発する言葉によくわからないものがたくさんあって、これからの生活大丈夫かな…と不安になりましたが、どうにかなりました。(笑)
UCCの先生によると、アイルランド英語は英語圏の中でもスピードが速く、発音も独特な人が多いようです。発音はイギリス英語に近いのかなと思っていましたが、場所が近いとはいえそこまで近いというわけではないようです。
2つ目の目標に関しては、ステイ先でじゃがいも生活ができたし、パブでアイリッシュミュージックも聞けました。Japanese-society に参加したことで、フランスやイギリス、国境を越えてたくさん友達も作れました。
留学から帰ってきてからは、大学で英語で開講されている科目も積極的に受講するようになりました。英語力に自信を持つことができるようになったし、何よりたくさんの素敵な出会いがあったため、留学して本当に良かったなと思っています。
アイルランド留学説明会・資料請求はこちら