タックスファイルナンバーとは?取得しないとどうなる?そんな疑問に、年間5000人をサポートするプロがお答えします。オーストラリアで働くなら必須のTFNの申請方法から取得後の流れまでを徹底解説。この記事を読めば、英語での手続きももう怖くない!安心して準備を進められます。
【目次】
「オーストラリアで働いて、留学費用をカバーするぞ!」
「現地で稼いだお金で、ラウンド旅行にも行きたいな」
そんな希望に胸を膨らませているあなたに、今日は、絶対に知っておいてほしい「魔法の番号」についてお話しします。
その名も、「タックスファイルナンバー(Tax File Number)」、通称TFN。
「タッ…クス…?」と、聞き慣れない言葉に少し戸惑ったかもしれませんね。でも、もしこの番号を知らないままオーストラリアで働き始めると、せっかく一生懸命に稼いだお給料の、なんと半分近くが税金として引かれてしまうかもしれないのです。
「英語での手続き、なんだか難しそう…」
「もし間違えたらどうしよう…」
大丈夫です。その不安な気持ち、とてもよく分かります。
この記事では、年間5000人以上の留学・ワーホリをサポートする私たちStudyInが、TFNに関するあなたの全ての疑問に、一つひとつ丁寧にお答えします。この通りに進めれば、誰でも簡単に、そして確実に申請できますので、安心してくださいね。
「魔法の番号」と言われても、まだピンとこないかもしれませんね。
ここでは、TFNが一体何なのか、その正体を3つの重要なポイントに絞って、誰にでも分かるように解説します。
TFNとは、オーストラリア国税局(ATO)が、税金や年金を管理するために、私たち一人ひとりに発行する9桁の納税者番号のことです。
オーストラリアで合法的に働くすべての人にとって、自分を証明するための大切な番号、いわば「オーストラリア版マイナンバー」のようなものだと考えてください。
TFNの取得は、法律上の義務ではありません。しかし、もしあなたが職場でTFNを提出しない場合、雇用主はあなたの所得税を最高税率(47%)天引きすることが義務付けられています。
つまり、TFNがないだけで、お給料がほぼ半額になってしまうのです。そう考えると、実質「必須」ですよね。
TFNは、一度取得すればその番号を生涯にわたって使い続けることになります。例えば、ワーホリで取得した後に一度帰国し、数年後に学生ビザで再入国した場合でも、同じTFNを使用します。
とても大切な番号なので、忘れないようにしっかり管理しましょう。
TFNの重要性がわかったところで、いよいよ具体的な申請方法を見ていきましょう。
英語の画面に圧倒されないよう、ステップ・バイ・ステップで、入力項目を一つひとつ丁寧に解説していきます。この通りに進めれば大丈夫ですよ。
まず、申請をスムーズに進めるために、以下の3点を手元に準備してください。
TFNの申請は、オーストラリア入国後でないとできませんので、ご注意ください。
オーストラリア国税局(ATO)の公式サイトから申請を始めます。
いくつか申請窓口がありますが、ワーキングホリデービザや学生ビザで滞在している場合は「Permanent migrants and temporary visitors – TFN application(永住移民および一時滞在者 – TFN申請)」を選択します。
画面をスクロールすると「Apply online for a TFN using the IAR(IARを使用してTFNをオンラインで申請する)」のボタンがあるため、クリックをして情報入力の画面に移ります。
注意事項が表記され、内容を確認し、問題なければ「Start(始める)」で次に進みます。
【注意事項の内容(抜粋)】
外国のパスポート保持者、永住者、一時訪問者は、納税者番号 (TFN) をオンラインで申請できます。
このサービスを利用してTFNを申請するには、オーストラリアに居住し、有効な以下のものを持っている必要があります。
最初の画面では、あなたの個人情報を入力します。全ての項目を、お手元のパスポートと一字一句同じになるよう、丁寧に入力しましょう。
≪Travel document details: パスポート番号や国≫
≪Personal details(個人情報)≫
を入力します。
次に、TFNの通知書を送ってもらうための住所や、連絡先を入力します。
最後に入力した全ての情報が表示されますので、間違いがないか、念には念を入れて確認しましょう。
問題がなければ、「Submit(送信)」ボタンをクリックして申請完了です。
完了画面に表示される「申請参照番号(Application reference number)」は、万が一TFNが届かない場合などの問い合わせ時に必ず必要になります。必ずスクリーンショットを撮るか、メモして大切に保管してください。
お疲れ様でした!これで申請作業は完了です。
とはいえ、
「英語での入力、やっぱり不安だな…」
「もし間違えていたら、ちゃんと届くかな…」
と、心配になっていませんか?
私たちStudyInは、年間5000人の留学生のTFN申請をサポートしています。こうした面倒な英語での手続きは、私たちプロに任せて、あなたはもっと大切な、仕事探しや英語の勉強に集中しませんか?
無事に申請が完了したら、あとは番号が届くのを待つだけです。
ここでは、TFNが届くまでの日数や、受け取った後にやるべきこと、そして番号を安全に管理するための大切な注意点についてお話しします。
TFNは、通常申請から28日以内に、あなたが指定した住所へ郵便で届きます。封筒に「Australian Taxation Office」と書かれていても、驚いて捨ててしまわないようにしてくださいね。最近では、オンラインアカウント(myGov)に先に通知が来るケースも増えています。
TFNが記載された手紙を受け取ったら、すぐに職場の上司や経理担当者に番号を伝えましょう。これを怠ると、せっかくTFNを申請したのに、高い税率でお給料が計算されてしまう可能性があります。
TFNは、あなたの銀行口座や個人情報と紐づく、非常に重要な個人情報です。詐欺などに悪用される危険があるため、信頼できる雇用主や政府機関、銀行、そして私たちのような留学エージェント以外には、決して教えないでください。友人やシェアメイトに聞かれても、教えてはいけません。
どんなに気をつけていても、海外での手続きには予期せぬトラブルがつきものです。でも、事前に「よくあるトラブル」とその解決策を知っておけば、何も怖くありません。
ここでは、私たちに実際に寄せられた相談の中から、特に多い3つのケースと、その対処法を特別にお教えします。
この原因の8割は、申請時に入力した「住所のミス」です。番地が違う、部屋番号が抜けているなど、わずかなミスで郵便物が届かなくなってしまいます。
28日を過ぎても届かない場合は、申請時に控えた「申請参照番号」を準備して、ATOに電話で問い合わせる必要があります。英語での電話に不安がある方は、私たちStudyInの現地スタッフがサポートしますので、ご安心ください。
焦らなくても大丈夫です。一度取得したTFNは、ATOのシステムにしっかり記録されています。
などで確認できます。それでも分からない場合は、電話で本人確認の上、教えてもらうことも可能です。
TFNを返却する、などの特別な手続きは必要ありません。
しかし、オーストラリアで一度でも働いて収入があった方は、「タックスリターン(Tax Return)」という、日本の確定申告のような手続きをすることで、払いすぎた税金が戻ってくる可能性があります。多くの方が対象になりますので、忘れないようにしましょう。
さて、ここまででほとんどの疑問は解消されたかと思いますが、最後に、多くの方が抱く細かいけれど重要な質問をQ&A形式で見ていきましょう。これで、あなたの「?」は完全にゼロになるはずです。
A. いいえ、TFNのオンライン申請は、オーストラリア国内から行う必要があります。
ビザ情報と入国記録が紐づいて初めて申請が可能になるためです。オーストラリアに到着し、住所が決まってから、落ち着いて申請しましょう。
A. はい、必要です。ビザの種類に関わらず、オーストラリアで合法的に働き、収入を得るすべての人が対象です。
学生ビザでアルバイトをする場合も、必ずTFNを取得して、雇用主に提出することをお勧めします。
A. あなたのTFNは、一度取得すれば生涯有効です。
そのため、帰国後も番号が無効になることはありません。将来、再びオシドニーやメルボルンなどで働く機会があった際には、同じ番号を使用します。手紙やデータは、大切に保管しておきましょう。
TFNの申請、これならできそう!と感じていただけましたか?
タックスファイルナンバーの取得は、単なる面倒な作業ではありません。 あなたがオーストラリアという国で、税金を納める責任ある一員として、そして一人の社会人として働くための、とても大切な「第一歩」です。
この記事をここまで読んでくださったあなたは、もう手続きに迷うことはありません。この最初のステップをサクッと乗り越えれば、その先には、日本では決して味わえない、刺激的で楽しいワーホリ生活があなたを待っています。
「全部一人でやるのは、やっぱり大変そう…」
「もしもの時、誰かに日本語で頼れたら、どんなに心強いだろう…」
そう感じたら、ぜひ私たちStudyInを頼ってください。
私たちは、あなたの留学が、面倒な手続きに煩わされることなく、最高の経験だけを味わえるものになるよう、全力でお手伝いするプロフェッショナルです。
無料相談では、無理な勧誘は一切ありません。 あなたのオーストラリアでの素晴らしい挑戦について、まずは私たちに聞かせてください。
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