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ニュージーランドのワーキングホリデービザは健康診断が必要?内容から申請方法まで解説

 

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さて、今回はニュージーランドワーホリの健康診断についてお話ししたいと思います。

ニュージーランドワーキングホリデーの基本情報

日本と協定を結んだ国へ最長1~3年滞在できるワーキングホリデー制度は、青少年が休暇を楽しむことを目的とされたプログラムです。現在30ヶ国あるワーホリ対象国の中でも、人気国のひとつがニュージーランドです。


自然の多いニュージーランドは「人よりも羊の数が多い」と言われるほどで、のんびりとした環境で英語を学びたい方に向いています。日本と同じように四季があるニュージーランドですが、季節の移り変わりは日本と真逆です。


年間の平均気温が高い夏は1~2月で20~30℃、気温の低くなる冬は7月で10~15℃。一見冬も比較的気温が低くないように思えますが、南島内陸部の高山地帯では‐10℃まで気温が下がることもあるため、渡航する地域の気候をよく確認しましょう。


ニュージーランドのワーホリ基本情報は以下の通りです。 国によって滞在可能期間・就労可能期間などが異なるため、ニュージーランドのワーホリ情報を必ずチェックしてください。

滞在できる期間 1年3ヶ月
就学できる期間 6ヶ月
就労できる期間 上限なし
ビザの年間発給枠 上限なし

ニュージーランドワーホリの健康診断について

ビザを取得する場合、渡航歴や健康状態などによって、健康診断の結果を添付しなけれないけない国があります。ニュージーランドワーホリに健康診断は必要なのか、詳しく解説します。

【結論】原則健康診断は不要

ニュージーランドワーホリでビザを取得するとき、原則、健康診断の結果を提出する必要はありません。


以前は、結核を国内へ持ち込むリスクを減らす目的で胸部レントゲンの結果を提出していました。しかし、2022年に日本が結核の低発生国リストに追加されたため、胸部レントゲンを含む健康診断の結果を提出する義務は撤廃されました。

申請後に健康診断結果を提出する場合がある

「原則、健康診断の結果を提出する必要はない」と述べましたが、申請者の状況次第では追加で胸部レントゲンの提出を求められるケースがあります。


健康診断の提出が必要な人

健康診断の結果が必要となる場合の条件は公表されていません。申請者の健康状態や、渡航歴・日本国外での滞在歴次第で、健康診断の受診および結果の提出を求められる可能性があります。


胸部レントゲンの提出が必要な人

胸部レントゲンが必要となるのは、「過去5年間のうち合計3ヶ月以上結核の低発生国のリストに載っていない国に滞在していた場合」です。


結核の低発生国リストは事前にチェックできるので、リストに掲載されている国以外に渡航歴がある方は、病院の受診準備を進めておきましょう。


病院へ受診するときの注意点

健康診断または胸部レントゲンの提出が必要となった場合、オンラインでワーホリビザを申請した後に移民局からメールが届きます。メールが届くタイミングは、申請直後の方もいれば申請から数日後に届く方のいてさまざまです。


メールを見逃さないよう申請後もメールのチェックを欠かさず行い、以下のことに注意して準備を進めてください。

  • 検診結果の提出はオンラインでのビザ申請を終えてから15日以内
  • 受診は移民局が指定している医療機関が対象

指定医療機関の一覧

病院名 住所
聖母病院 東京都新宿区中落合2-5-1
東京メディカルエンドサージカルクリニック 東京都港区芝公園3-4-30 32芝公園ビル2F
大阪回生病院 大阪府大阪市淀川区宮原1−6−10
神戸海星病院 神戸市灘区篠原北町3丁目11番15号
札幌東徳洲会病院 北海道札幌市東区北33条東14丁目3−1

指定医療機関の受診は予約制です。「予約が取れなくて期限内に結果を提出できない」というトラブルがないよう、健康状態や渡航歴に心当たりのある方は、ビザ申請前に受診の予約を取っておくことをおすすめします。

ニュージーランドワーホリビザの申請方法

ニュージーランドワーホリの健康診断について詳しく分かったところで、ワーホリビザの申請方法をア説明します。

ニュージーランドワーホリの条件

  • 日本国籍を持っている18~30歳の方
  • 独身者または既婚者に関わらず子供を同伴しない方
  • 休暇を過ごすことを目的とし、12か月までの長期滞在を希望する者
  • 滞在費として4,200NZドル(約40万円)ほどの資金を持っている方
  • 帰国用の片道航空券またはそれを購入できる資金を持っている方
  • ニュージランド・ワーキングホリデービザの申請が初めての方
  • ニュージーランド出国予定日+3ヶ月間のパスワード有効期限がある方
  • 健康な方
  • 犯罪歴の無い方

申請に必要な必要書類

  • 滞在予定期間+3ヶ月以上の有効期限があるパスポート
  • 身分証明証(運転免許証や健康保険証など)
  • パソコン
  • クレジットカード

申請の流れ

  1. Apply online(ニュージーランド移民局)のアカウントを作成する
  2. 申請ページで必要事項を入力する
  3. 入力後「SUBMIT」をクリックする了
  4. クレジットカードで国際観光税を支払う(35NZドル=約3,200円※)
  5. 移民局で審査が行われる
  6. 健康診断や胸部レントゲンの提出が必要であれば移民局からメールがくる
  7. 対象者のみ検診結果を提出する
  8. 移民局で検診結果の審査が行われる
  9. ビザが発給される

順調に申請・審査が進めば、だいたい10日~14日ほどでビザが発給されます。一方で、検診結果の提出が必要となる人は、20~30日程度の日数がかかるので、期間に余裕を持ってビザを申請してください。


※2024年11月27日現在のレート、1NZドル=89.32円で換算

※申請状況よっては、ビザ発給までにさらに時間がかかるケースもあります。

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