今回は半年間のカナダ留学にかかる費用についてまとめました。ぜひ最後までご覧ください。
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さて、今回は半年のカナダ留学にかかる費用についてお話ししたいと思います。
目次
カナダは留学先に人気の国のひとつですが、数多くある国の中でなぜカナダが人気なのでしょうか。さらに半年のカナダ留学でどんなことが身に付くのでしょうか。まずはカナダ留学の魅力を紹介します。
3ヶ月ほどの短期留学より期間が延びるので、単純に英語を勉強する時間が増え英語力が向上します。カナダは他国に比べて訛りが少ないので、より英語の上達が期待でき、公用語として使われているフランス語の勉強にあてる時間も作れます。さらに半年あればアルバイトやインターンシップなど就労も可能です。
実際に半年のカナダ留学にはどれくらいの費用が必要なのでしょうか。内訳とともに解説します。
渡航前に必要な準備には、航空券のほかにビザ関連や海外保険などがあります。今回は直行便で費用の相場を算出していますが、中国や香港・アメリカなどを乗り継ぐ便の利用も可能です。
項目 | 金額の相場 | ポイント |
空港券(往復・直行便) | 20万円 | GWや夏休み期間は航空費が高騰する |
ビザ関連 | 0.1万円 | 6ヶ月未満はビザ不要でeTA(電子渡航認証)が必要 |
海外保険 | 13万円 | 加入するプランで変動あり |
空港から滞在先までの送迎 | 1.5万円 | 帰国後は別途申し込みが必要 |
「学費」とひとくくりに言っても、いろいろな費用が必要です。滞在先手数料は、語学学校で滞在先の手配をお願いする場合にかかります。ここでの項目は自分が選ぶ語学学校や授業コースによって大きく変動するので、費用に左右されず授業内容をしっかり確認して自分に合った語学学校を選びましょう。
項目 | 金額の相場 | ポイント |
入学金 | 1.5万円 | 授業料とは別に支払いが必要 |
授業料 | 60万円 | 一般的なコースの場合 |
教材費 | 3万円 | 授業コースによって変動あり |
滞在先手配料 | 2.5万円 | シェアハウスやアパートは自分で手配が必要 |
生活費は滞在方法によって変動します。今回はホームステイで滞在した場合の相場を費用として算出しています。ホームステイでの滞在を検討している方は参考にしてください。
項目 | 金額の相場 | ポイント |
入居費 | 15万円 | 滞在方法によって変動あり |
住居費 | 65万円 | 滞在方法によって変動あり |
食費 | 20万円 | ホームステイの1泊2食付きで滞在し、昼食分を自分で用意した場合(3食自炊した場合も同じくらいの相場) |
交通費 | 5万円 | バスや電車での移動が一般的 |
通信費 | 3万円 | 一番快適に通信できるのは現地のSIMカード |
娯楽費 | 24万円 | 個人によって変動あり |
半年のカナダ留学は、他の期間とどれほどの差がでるでしょうか。ここでは期間別に費用相場を紹介します。半年留学が予算を越してしまった場合や、予算に余裕があって期間延長を検討している方は参考にしてください。
カナダ留学は1週間単位で留学期間を決められます。2週間という期間は、学生の春休みや夏休みなどでも渡航でき、長期休みの難しい社会人にも渡航できる現実的な期間です。
航空券 | 20万円 |
海外保険 | 1.5万円 |
学費 | 4〜8万円 |
生活費 | 4〜7万円 |
1ヶ月ほどあると、語学学校のない週末には観光地へ行けたり、学校でできた友人たちと遊んだりできるので自由な時間も増えます。
航空券 | 20万円 |
海外保険 | 3万円 |
学費 | 8〜15万円 |
生活費 | 8〜14万円 |
3ヶ月留学できると、語学スキルの上達が感じられる期間です。学費や生活費がかさんできますが、英語の上達を実感できると学校へ行くのもカナダで生活を送るのも楽しくなるはずです。
航空券 | 20万円 |
海外保険 | 6万円 |
学費 | 30〜46万円 |
生活費 | 24〜42万円 |
1年のカナダ留学では、語学学校で学んだ英語を実生活で使う機会が各段に増え、英会話が確実に身に付きます。
航空券 | 20万円 |
海外保険 | 27万円 |
学費 | 100〜180万円 |
生活費 | 111〜160万円 |
カナダは国土が広く、都市によって特徴が大きく異なります。カナダ留学に人気のある都市をピックアップして紹介します。
バンクーバーはカナダの中でもアジア移民が多いため、アジア商品が多く扱われています。日本の食料品や日本食レストランも多数あり、日本人にとって暮らしやすい街です。近代的な雰囲気がありますが、山や海などの自然も共存しており、バンクーバーは魅力あふれる都市です。
トロントはカナダ最大の都市で、人口は600万人越えです。美しく整備された街並みで、治安もいいです。人口が多い分、いろいろな国からの移民が暮らしており、カナダならではの多国籍文化を体験できます。
トロントに次ぐ第2の都市がモントリオールです。公用語として英語だけでなくフランス語も使われるカナダですが、モントリオールは住民の90%がフランス語を話せるほど国内でも有名なフランス語圏です。
冬は寒くて有名なカナダですが、ビクトリアは暖流の影響でほかの都市より温暖で過ごしやすいです。街中には花畑が多数植えられており、別名ガーデンシティとも呼ばれています。都会すぎず田舎すぎない街で、穏やかな時間の流れを体感できます。
語学留学の主要国と比べると、カナダは比較的費用が抑えられる国です。実際に主要国のアメリカ・オーストラリア・イギリスと半年の留学費用を比べてみましょう。
アメリカは物価も高く、語学留学主要国の中でもトップレベルに費用が高いです。また物価だけでなく、質の高い教育を提供している分学費が高くなる傾向があります。
渡航準備費 | 40万円 |
学費 | 100~130万円 |
生活費 | 180万円 |
オーストラリアは、アメリカよりは費用は抑えられますが、カナダや他の国よりは高いです。とくに外食は高くついてしまうので、オーストラリアの留学費用が高くなる原因のひとつです。
渡航準備費 | 30万円 |
学費 | 70~100万円 |
生活費 | 160万円 |
イギリスはアメリカに続いて留学費用の高い国と言われています。やはりイギリスも、物価の高さが留学費用に影響しています。
渡航準備費 | 35万円 |
学費 | 100~130万円 |
生活費 | 160万円 |
ここまでカナダ留学の費用を解説してきましたが、決して安い金額ではないですよね。できるだけ費用を節約したいはずです。ここではなるべく費用を抑えるためにできる節約方法を紹介します。
ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始は利用者が多いので、航空券が割高になります。カナダの冬は観光事業のオフシーズンになるため、航空券の金額が抑えられる時期が狙い目です。とくに1月中旬〜3月・10月〜11月は閑散期になるのでおすすめです。
カナダ留学中の主な滞在方法は、シェアハウス・ホームステイ・語学学校の寮です。その中でもシェアハウスが一番費用を抑えられます。ホームステイの語学学校の寮よりは値段が低いですが、食費や光熱費があらかじめ含まれるためシェアハウスよりは高くなります。
カナダのシェアハウスは1人部屋が多いのでプライベートも守られますし、複数人部屋を選べばさらに費用も抑えられます。
航空会社のセールや留学エージェント・語学学校のキャンペーンを利用するとより費用の節約になります。航空券は早割りのように早く申し込めば割引があるケースが多いです。だいたい半年前が安くなり、出発から3ヶ月を切ると徐々に高くなっていく傾向があります。さらに出発曜日でも金額に変動があるので、週末のフライトは避けるのがベストです。
留学エージェント・語学学校のキャンペーンは、授業料の割引やオプションが無料で付いてくる特典などがあります。キャンペーンを活用して語学学校の内容も費用を抑えながら充実させましょう。
カナダ現地の保険に加入すると保険料5万円程度で済む場合があり、大幅な節約になります。現地の保険は語学学校と提携している場合があるので、自分で、海外保険に入る前に検討している語学学校に問合せましょう。しかし現地の海外保険は日本語が通じなかったり、保険対象外のケガなどがあるので契約前にしっかり確認が必要です。
また海外保険はクレジットカードに付帯しているケースもあり、内容によっては追加料金なしで加入が可能です。しかし、基本的には保証が手厚くなく、トラブルになる可能性もあります。そのため、「とにかく費用を抑えたい!」という方以外は日本の海外保険に入ることをおすすめします。実際に弊社StudyInで留学されている方の8~9割の方が海外保険に加入されています。
留学費用の節約方法をいくつか紹介しましたが、まだ予算オーバーしてしまう方は下記を検討しましょう。
留学が長期になるほど出費はかさむので、単純に留学期間を短くすると費用を抑えられます。しかし費用ばかり気にして留学期間を短くし、せっかくカナダ留学したのに英語力が身に付かなかった、目標が達成できなかったといった後悔が生まれるケースも少なくありません。
まずは自分がどんな目的でカナダ留学したいかを見つめ直し、目標に合った留学期間を設定しましょう。
語学学校に通う場合は利用するコースを見直すことも必要です。ほとんどの語学学校の授業料は授業のコマ数で決まります。基本コースはだいたい週20コマ前後が一般的ですが、語学学校によっては週10〜15コマに減らしたコースを用意している学校もあり、その分授業料も安くなります。
しかし授業のコマ数が減ると、おのずと勉強時間も減るので英語力の向上スピードが下がります。自習でカバーできる点でもあるので、自身の英語力と照らし合わせて語学学校のコースを決めましょう。
最終手段は渡航先の変更です。自分がカナダ留学したい理由はなにか、留学の目的はカナダでないと達成できないか見つめ直すといいでしょう。
カナダにこだわりがなく英語を学ぶために留学したいのであれば、カナダより留学費用を安く抑えられるフィリピンやマルタなどがおすすめです。
なるべく低予算でカナダ留学したい方は、現地で仕事をして収入を得ながら語学学校へ通う方法があります。2024年6月よりカナダの最低賃金が最高水準になり、バンクーバーのあるBC(ブリティッシュ コロンビア)州では16.75ドルから17.40ドルに引き上げられています。
語学学校に通いながらアルバイトができる条件を確認しておきましょう。
留学は高校生や大学生など学生のうちに経験する方の多いイメージがありますよね。社会人で留学するのは、学生よりもハードルが高いと感じる方が多いはずです。社会人での留学は効果があるのでしょうか。学生留学と比較して解説します。
学生留学 | 社会人留学 | |
メリット/留学後期待できる効果 | ・英語力向上する
・卒業後の進路の選択肢が広がる ・コミュニケーション能力が上がる ・人脈を広げられる |
・英語力向上する
・キャリアアップや転職に役立つ ・学生よりも留学の目的が明確になる ・人脈を広げられる |
デメリット | ・休学期間によっては卒業が遅れる
・大学留学の場合日本より卒業するのが大変 |
・仕事を休むまたは退職することになる
・英語環境がないところから留学すると上達に時間がかかる |
社会人留学でも、身に付けることのできた英語力次第ではキャリアアップに活かせるため効果があると言えるでしょう。しかし普段から英語を学んでいる学生が留学するのとは違って、英語環境から離れた社会人は上達までにより時間が必要です。
留学でしっかりと効果を得るため渡航前から英語を学び直し、学習準備をして留学に挑みましょう。自ら留学の効果を出すための努力が必要です。
半年のカナダ留学の費用は参考になりましたか。今回紹介した金額はおおよその費用なので、自分の予算に併せて留学スタイルも変えられます。だいたいの予算が決まったら、また予算をどれくらい組んだらいいか分からなくなったら、留学エージェントに相談するのがおすすめです。
「StudyIn」では、海外を経験した留学コンサルタントが親身にあなたの留学をサポートいたします。まずは「StudyIn」の無料相談までお気軽にご連絡ください。
最後に、私たちStudyInは、皆さんが留学という大きな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと心から思っています。不安や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、あなたの夢を叶えるために真摯にサポートいたします。
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