フィリピン・ダバオ留学を徹底解説！おすすめの語学学校も紹介

　ダバオはフィリピンの南部「ミンダナオ島」に位置し、フィリピンの中でマニラ・セブに次ぐ3番目に大きな都市です。人口は市街のダバオシティで約178万人、郊外を含めると約523万人です。都市の規模は大きいもののマニラのように高層ビルや交通量が多くなく、観光客も少なく自然に溢れています。落ち着いた雰囲気の過ごしやすい都市です。

日本からダバオへの直行便はなく、マニラかセブ島での乗継が必要です。日本からマニラまたはセブ島へは、どちらも直行便で約5時間。マニラからダバオへは約1時間40分、セブ島からダバオまでは約30分のフライト時間です。日本からの合計移動時間は6～8時間ほどかかり、乗り継ぎ便の時間次第ではさらに時間がかかります。

ダバオが過ごしやすいと言われる理由は、気候にもあります。ダバオには雨期や乾期がなく、気温・湿度・雨量などが1年を通してあまり変動がありません。気温は20～32℃くらいが平均で、年平均降水量は2,000mmで安定しています。

さらに、フィリピンは台風の通り道と言われているほど台風がよく発生する国にも関わらず、ダバオは台風が発生する海域より南に位置しているため、台風の被害はほぼありません。地域によっては、台風の被害で断水や停電になるところがありますが、ダバオであれば台風被害の心配はほぼありません。

ダバオは親日都市としても知られています。戦前に農業開発のために多くの日本人がダバオに移住しており、1万人以上の日本人が働いていました。現在も日系人が多く住んでいるので、日本食レストランが数多くあったり日本に関係したスポットがあったりします。「リトルトウキョウ」と呼ばれることがあるほど、日本と縁深い都市です。

　ダバオに留学する場合に視点を当てて、ダバオ留学の特徴を解説します。

ダバオはフィリピンでも治安のいいエリアと言われています。フィリピンの現大統領・ドゥテルテ大統領が長年市長を務めていたのがダバオで、タバコとお酒について厳しい規制があります。

• 公共の場・娯楽施設・職場などすべての場所・時間帯で禁煙
• 深夜1時～朝8時までアルコールの販売禁止
• 公共の場（公園や道路など）で飲酒禁止

上記のような規制などで厳しく統治されているため、ダバオは比較的治安がいいです。しかしダバオがあるミンダナオ島には注意が必要な地域もあり、西部は外務省より渡航中止勧告にあたるレベル3にあたると報告されています。

ダバオは治安がいいものの、同じ島には危険な地域があります。外務省の「海外安全ホームページ」をチェックしたり、留学エージェントより正しい情報を収集するようにしてください。

物価が安いと有名なフィリピンですが、人気都市のマニラやセブ島に比べるとダバオはさらに物価が安い都市です。外食費用をセブと比較すると約20～30％安い料金で済み、500円以内で食事ができるレストランがあります。具体的には、ファミレスは150ペソ（約390円）・コーラは30ペソ（約78円）・タクシーの初乗りは40ペソ（約円104）ほどです。

さらに語学学校の費用は1ヶ月約10～18万円が相場で、宿泊・食事付きの料金です。できるだけ留学必要を抑えたい方にはおすすめの都市です。

「フィリピンと言えば海が近いリゾート地」のイメージを持っている人が多いはず。しかし人気都市のマニラやセブ島は、実際には都市中心部からリゾートエリアまでは距離があり日頃はリゾート感を感じられることが少ないです。それに比べダバオは中心部や郊外から海が近く、リゾート感を味わいたい方にはうってつけの都市です。

ビーチがたくさんあることで有名な「サマル島」はダバオからフェリーで10分の場所にあり、ジュゴンが立ち寄ると知られている「イスラレータビーチ」があります。ダバオ付近のビーチにはダイビングスポットもあり、留学中にリゾート感が体験できます。

ダバオの魅力は海だけではありません。フィリピンで一番高い「アポ山」があり、標高は2,954 mを誇ります。山自体が国立公園に指定されており、本格的な登山やハイキングが楽しめます。アポ山のふもとには「エデン自然公園」があり、空中自転車（スカイサイクル）を体験することもできます。

留学中、海でも山でも自然のアクティビティが楽しめてリフレッシュできるのは、ダバオ留学ならではの魅力です。

フィリピンの第3の都市であるダバオですが、語学学校の数は少ないです。「たくさんある語学学校から自分に合った学校を選ぶのは大変」と感じる方にとっては、選択肢が狭まりおすすめです。

一方で、目的に合うコースが見つけられなかったり実際に通ってみて学校が合わなかったときに、選択肢や転校先が少ないのはデメリットでもあります。語学学校が少ないからこそ、できるだけ複数の学校をチェックして後悔のない学校選びをしてください。自分に合う学校が分からない場合は、留学エージェントを通して情報収集することもおすすめです。

フィリピン留学の中でも人気のあるセブ島やマニラと違い、マイナーな都市・ダバオ。日本人留学生が少なく、英語に集中できる環境づくりができます。前述したようにダバオには語学学校が少ないため、日本人留学生が多いと自然と語学学校に日本人が集まってしまいます、しかし語学学校の日本人比率は低いので、日本人ばかり集まってしまう心配はいりません。

日本人留学生は少ないものの、ダバオには日本人が一定数移住しています。冒頭で解説したように日系人も多いので、日本食レストランがあったり日本が恋しくなったときには安心できるスポットもあります。

　数少ないダバオの語学学校の中でも、StudyInがおすすめする2校を紹介します。

English Drs Academy　（イングリッシュ　ドクターズ　アカデミー）は、生徒数が最大55名と少人数制の語学学校です。小規模ならではのアットホームな雰囲気があり、学校スタッフ5名が一緒の学生寮で生活をしているため家族のように親身になってサポートしてくれます。

会話中心のESLコース、IELTS・TOEICなどの試験対策コース、ビジネスコースなどが用意されており、自分に合ったコースを選択できます。各コース専門分野に応じて講師が担当するため、質の高いレッスンが受けられる学校です。

日本語が話せるスタッフも在籍しているため、不安の多い海外留学でも安心できるサポートを受けられます。

E&G（イーアンドジー）は、海に面した校舎と緑に囲まれた場所に位置し、リゾート感を体感しながら勉強ができる語学学校です。海と山の自然を感じられる立地は、ダバオならでではの環境です。

スパルタ式の学校なので、平日は英語漬けで勉強に集中でき、休日はいろいろいなアクティビティを楽しめてメリハリがある留学生活が送れます。近くにはショッピングモール・コンビ二・スーパー・薬局・雑貨店・ファストフード店などがあり、生活には困りません。

日本人留学生が少ないと解説したダバオですが、E&Gは比較的日本人が集まりやすい学校です。さらに韓国や中国・台湾・ベトナムからも留学生が入学してくるので、さまざまな国の人々と交流できます。

　フィリピン・ダバオ留学について解説しましたが、自分にダバオ留学が合っているのか、自分に合った語学学校を選べるのか、と不安に思っていることがあるはず。物価が安いと人気のダバオ留学ですが、決して安い金額ではないのため都市選び・学校選びに失敗したくないですよね。

ダバオ留学に少しでも不安のある方は、留学エージェント・StudyInまでご相談ください。StudyInでは、留学コンサルタント全員が海外経験を経ており、豊富な知識があなたの海外留学をサポートします。あなたの不安に寄り添い、最適なダバオ留学を提案します。まずはLINEの無料相談より、お気軽にご連絡ください。