カナダ留学で「持っていけばよかった」と思うものは？必需品や持ち物をすべて紹介

　カナダ留学に必要な荷物を準備する前に、まずは航空会社の手荷物に関わる規定を確認する必要があります。せっかく準備した後に重量オーバーしていたり、持っていけないものを入れてしまったりすると、再度パッキングするのが大変です。

航空会社によって、無料で荷物を預けられる条件が異なります。あらかじめ航空会社の規定をチェックしましょう。

代表的な航空会社の機内持ち込み手荷物と預け入れ手荷物の規定は以下になります。

　出国の手続きや入国審査などに必要なものは、預け入れ手荷物に入れてしまうと大変です。機内へ持ち込む手回り品として、別に準備しておきましょう。

パスポートには有効期限があります。必ず渡航期間がパスポートの有効期限内であるか、チェックしてください。パスポートの有効期限がギリギリだと、ビザの有効期限も短くなる可能性があります。期限に余裕のあるパスポートを準備してください。

学生ビザやワーキングホリデービザなど、ビザにはいくつか種類がありますが、どのビザの対象であるかは留学期間や留学内容によります。自分の留学に合ったビザを申請し、ビザ発給許可証を用意してください。カナダでの入国審査で必要なので、パスポートとセットにしておくとスムーズに提示できるためおすすめです。

航空券がないと飛行機に搭乗できないため、絶対に忘れていはいけない持ち物のひとつです。最近ではパスポートに紐づいていたり携帯のQRコードで手続きできたりしますが、電波が悪くQRコードが開けない・携帯の充電が切れてしまうなどのトラブルが起こる可能性があります。念のため紙にプリントアウトをして持ち歩くことをおすすめします。

海外留学は滞在期間が旅行より長期になるため、病気やケガ・盗難などに遭うリスクが高くなります。渡航前に日本で海外留学保険へ加入することをおすすめします。保険へ加入したら、証明書を持参していないと補償が受けられないケースがあります。海外留学保険の証明書は、必ず持参しておきましょう。

留学内容にもよりますが、入国審査で提示を求められる場合があります。留学中に学校へ通う場合は、あらかじめ入学予定の学校から入学許可証を発行してもらい、必ず機内持ち込みの荷物と一緒にしておいてください。

日本円とカナダドル、どちらの現金も用意しておくことをおすすめします。また大金を持ち運ぶのは危険ですし、カナダはキャッシュレス化が進んでるためクレジットカードも持っておくと便利です。カードのブランドは、VISAかMasterCardであればほとんどのお店やシーンで利用できます。JCBは日本発の国際ブランドのため、海外ではまだ使えないお店があるので、注意してください。

　次に、預け入れ手荷物に入れておく必需品を紹介します。

カナダは、渡航する都市によって気候の差があります。特に冬は日本くらいの寒さの都市もあれば、氷点下を大幅に下回る都市もあります。渡航する都市の気候に合った服を準備してください。

さらにカナダでは、洗濯機を回すのは週1～2回です。日本とは違う洗濯事情も考慮し、下着や衣類の枚数を考えましょう。1～2週間ほど着回せる数を準備しておくと安心です。

和英・英和ができる電子辞書と、学校で学ぶ分野によっては参考書を持っていくことがおすすめします。学校での勉強をより充実させられるアイテムなので、準備しておきましょう。

カナダ留学での生活をよりよくするために、スマートフォンやノートパソコンなどの電子機器を持っていくといいでしょう。カナダの学校や学生寮・街中にはフリーWi-Fiが使える場所が多いですが、場所に左右されずWi-Fiを使いたい場合は、レンタルWi-FiやSIMカードの契約が必要です。

　前半では、誰もが必要になるものを紹介しました。ここからは、渡航後に「持っていけばよかった」と後悔しないよう、日本から持っていくといいものを紹介します。

カナダでは、よくパーティーが開催されます。1着でいいので、フォーマルな衣装を持っておくと役立ちます。とくに男性は、カナダで日本人男性に合うサイズの衣装を見つけるのが難しいです。あらかじめ日本から用意して持っていくことをおすすめします。

肌に使うものは使い慣れているものが安心できるので、いつも使っている化粧水・化粧品を日本から持っていくといいでしょう。カナダの大都市にあるデパートでは、日本ブランドのものも手に入りますが輸入品になるため割高です。カナダは日本より乾燥しやすい気候なので、保湿性の高い化粧水の持参をおすすめします。

日本にあってカナダにないもののひとつが、オイルクレンジングです。カナダではオイルタイプは主流でないため、とても手に入りづらいです。現地で購入しようと思ってもお店で見つけにくい可能性があるので、多めに持っていくといいでしょう。

英語に不慣れな留学し始めは、現地で難しい英文が書いてあるコンタクトレンズや薬を購入するのはハードルが高いです。なにより、身体に合わなかったときに対処が大変なので、コンタクトレンズと胃腸薬・風邪薬などの常備薬は使い慣れた日本のものを持参してください。

持病がある方は、英文の処方箋も用意しておくと万が一のときに役立ちます。かかりつけ医に依頼すると発行してもらえるので、準備をしておきましょう。

女子の落とし穴とも言えるのが、ストッキングやタイツです。現地で買おうとすると値段が高く、日本のものより品質がよくありません。海外のサイズのため、日本人の体形に合わない可能性もあります。多めに持って行ってもかさばるものではないので、日本か持っていくことをおすすめします。 

ホームステイをする場合、滞在先によっては靴を脱がない場合があります。慣れない日本人は、靴のまま生活するのは不便さや生活しずらさを感じてしまうかもしれません。スリッパを用意しておき、帰宅したら靴からスリッパに履き替えれば日本と変わらない生活スタイルを作れます。

カナダ留学が長期になる場合は、爪切りや耳かきなどの日用品も日本から持っていくといいでしょう。カナダ製は使い慣れておらず、持っていけばよかったと感じることが多い持ちものです。

現地でホームステイをするなら、日本の家族写真があると自己紹介の話も広がりコミュニケーションがはかれます。欧米人は家族愛をオープンにする人柄が多いので、同じように家族愛を示すと印象がよくなるはずです。家族写真だけでなく、日本の名所や風景の写真も用意するといいでしょう。

さらにプレゼントがあると、喜ばれてホストファミリーといい関係性作れるはずです。プレゼントは高価である必要はなく、和柄の小物や日本文化が感じられるものがおすすめです。

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