カナダ留学の準備中に出てくる悩みのひとつ、服装。国土の広いカナダは、留学する都市によって気候に違いがあります。季節ごとの平均気温を都市別に紹介し、季節に合わせて服装も解説します。「カナダはどんな気候?」「どんな服を用意すればいい?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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さて、今回はカナダ留学の服装についてお話ししたいと思います。
世界で2番目に大きい国土を持っているカナダ。とても大きい国のため、都市ごとに気候の違いがあります。冬は極寒なイメージがあるカナダでも、都市によってはそこまで寒くない冬を過ごせる場合も。カナダ留学の服装が気になる方は、まず渡航先する都市の気候について知っておきましょう。
カナダ国内では西側・東側で気温の差があり、西側の代表的な都市はバンクーバー・ビクトリアがあげられます。東側の代表的な都市は、トロント・モントリオールです。
西側は東京と同じような気温をしており、冬の気温はマイナスになる日が少なく厳しい寒さではありません。冬に雪が降るのは珍しく、街中も雪に慣れていないため東京と同じように交通網がストップしてしまうほどです。
雪は珍しいものの、9~3月は降水量が多い雨期にあたります。ほぼ毎日のように雨の日が続き、人気都市のバンクーバーは別名「レインクーバー」と呼ばれています。太平洋に面している関係で、温かい風の影響でロッキー山脈の雪が解けて雨に変わるためです。
東京と似た気候と言っても、6~8月の夏は30℃を超える日ことは少なく平均気温は28℃ほどです。湿度も低く、カラッとした暑さで過ごしやすさが特徴です。
東側は、カナダのイメージ通り冬の寒さが厳しいエリアです。人気都市のトロントではマイナス33℃になった記録があり、冷たい風が吹き続けます。冬の時期が長く、11月頃から気温が落ち始め4月頃までは寒い日が続き、約6ヶ月間・1年の半分は冬です。
一方夏は西側よりも気温が上がり、30℃を超える日も珍しくありません。東側には五大湖が近い特徴があるため、水蒸気が上昇して湿気をもたらします。湖が近いトロントなどでは湿気も高くなり、東京に近い夏を過ごせます。
ただし冬が長いぶん夏は短く、ピークに熱いのは7月です。寒い冬が苦手で、日本のようなじめじめした夏も避けたいという方は、西側の都市への留学がおすすめです。
カナダは、日本と同じように四季を感じられる気候であることも特徴です。代表的な都市の平均気温を紹介しながら、適した服装を紹介していきます。留学するエリアによって気温が異なるため、自分の留学先と照らし合わせてチェックしてください。
4月 | 5月 | |
バンクーバー | 9.4℃ | 12.8℃ |
ビクトリア | 9℃ | 12.1℃ |
トロント | 6.7℃ | 13℃ |
モントリオール | 7.2℃ | 14.2℃ |
留学生の渡航が多い春。雨季が長いバンクーバーでは乾期に切り替わるタイミングです。東側では、冬が明けて一気に気温が上がります。都市によっては日本と同じように桜を満喫できるため、服装も日本の春とさほど差がなく過ごせます。
カナダの春には、以下の服装がおすすめです。
6月 | 7月 | 8月 | |
バンクーバー | 15.7℃ | 18℃ | 18℃ |
ビクトリア | 14.9℃ | 16.9℃ | 16.8℃ |
トロント | 18.6℃ | 20.2℃ | 21.2℃ |
モントリオール | 19.1℃ | 22.4℃ | 20.8℃ |
カナダの夏は、全国的に最高気温が30℃を越す日があるものの、猛暑の期間は長く続きません。そのためどの都市も平均気温が低く、東京のような猛暑は続かないので過ごしやすい季節です。日の照る場所で暑さを感じても、日陰に入ると体感温度も下がり涼しく感じるでしょう。
日によっては日差しが強い日もあります。夏に渡航する場合は、サングラスや帽子などの日よけアイテムも用意しておきましょう。
カナダの夏には、以下の服装がおすすめです。
9月 | 10月 | |
バンクーバー | 14.9℃ | 10.3℃ |
ビクトリア | 14.2℃ | 10℃ |
トロント | 15.7℃ | 8.9℃ |
モントリオール | 15.9℃ | 9.3℃ |
カナダの秋は10℃を下回る日が増え、冬に近い気温です。とくにバンクーバーでは本格的に雨期に入るため、そこまで気温が低くない日でも肌寒く感じてしまいます。日によっては、冬のようなダウンジャケットを羽織っている人を見かける日もあるでしょう。
カナダの秋には、以下の服装がおすすめです。
11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
バンクーバー | 6.3℃ | 3.6℃ | 4.1℃ | 4.6℃ | 6.9℃ |
ビクトリア | 6.4℃ | 4℃ | 4.6℃ | 5.1℃ | 6.8℃ |
トロント | 3.1℃ | ‐2.9℃ | ‐5.8℃ | ‐5.6℃ | ‐0.4℃ |
モントリオール | 2.5℃ | ‐5.3℃ | ‐8.6℃ | ‐6.7℃ | ‐1.3℃ |
カナダの冬は、西側と東側で寒さに差があり、東側の都市・トロントでは-30℃を記録したこともあります。寒さの厳しい都市はとくに、手袋やマフラーなどの防寒グッズを揃えましょう。
トップスとボトムスの下にもインナーやスパッツなどで防寒対策ができます。ヒートテックは、外出先の暖房によっては暑いと感じてしまう場合があります。気温と出かけ先を考えて、適した防寒対策をしていきましょう。
カナダの冬には、以下の服装がおすすめです。
カナダ留学での服装は、気候以外にも注意点があります。以下で詳しく解説します。
カナダ滞在中、洗濯をした際日本とは違って外には干しません。乾燥機を使うのが一般のため、服の素材によっては縮んでしまう場合があります。洗濯機の性能も日本製には劣るため、1回で縮まなくても徐々に縮んでいくこともあります。
普段着としては、日本からお気に入りの服や高級な服は持っていかず、縮んでしまったら捨ててもいいと思える程度の服を用意しましょう。日本から洗濯ネットを持っていくと、縮みは避けられないもののそのほかのダメージからは守ってくれます。
留学期間が長期になるほど、洋服は現地調達しようと考える方もいますよね。荷物が少なくなりますし、渡航後に洋服を買えば季節に合わせたものを揃えられるメリットがあります。現地調達を考えている場合、下着は日本から持っていくことをおすすめします。
カナダで下着を買おうとすると、欧米人の身体に合わせて作られているためサイズが合わない可能性があります。とくに小柄な体型の方は、カナダのSサイズでも大きいと感じる場合も。身体へのフィットが必要な下着は、日本から用意していきましょう。
カナダ人は、基本的にカジュアルな服装を好みます。少しの用事で出かける程度であれば、Tシャツとジーパンというラフな格好をする人が多いです。また最近では、ヨガパンツで出かける人も多くなっています。
日本でヨガパンツのまま外を歩いている人は少ないので、抵抗を感じる人もいますよね。しかし、カナダの街には3分の1くらいの女性がヨガパンツで街に出ています。ヨガパンツは動きやすいだけでなく、トップスになんでも合わせられる点も便利です。
ラフな服装で出かけられるカナダでも、TPOは大切です。留学中、パーティーに呼ばれる機会があるかもしれません。普段はラフな格好をするカナダ人ですが、パーティーではしっかりとドレスアップします。フォーマルなドレスを1着用意しておくと、急遽パーティーに誘われたときに対応でき便利です。
カナダ留学するなら持っていくといいアイテムをいくつか紹介します。
各都市の平均気温を比較して分かるように、冬以外も肌寒いと感じる気温です。外は暑いと感じる夏場も、日陰は肌寒かったり建物内はクーラーが利きすぎていたりします。そのため、季節や都市に関わらず薄手のカーディガンやシャツなど、羽織ものを準備しておくといいでしょう。
都市によって降水量が多いカナダ。冒頭で解説したように、バンクーバーは1年の中で半年ほど雨期となります。折りたたみ傘などの雨グッズを持っていくといいのはもちろん、カバンやジャケット・靴などは雨に濡れても大丈夫なウォータープルーフ素材のものも用意しておきましょう。
最後に、私たちStudyInは、皆さんが留学という大きな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと心から思っています。不安や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、あなたの夢を叶えるために真摯にサポートいたします。
時間がなく焦っている方も大丈夫です。これからの一歩が、未来への大きな一歩となるよう、私たちと一緒に準備を進めていきましょう。皆さんのご連絡を心よりお待ちしています。(下記からお選びください)
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