就職や転職を考える際に身につけたい能力上位が英語。特にTOEICはスキルアップとして注目されています。そこで、はじめてTOEICに興味を持った人にわかりやすく、どの程度のスコアを目指せばいいのかをまとめました。
就職や転職、昇進や昇級にも影響を与えるので高得点を取っておくと今後のキャリアが有利に!
就職活動前に向けて取得したい資格第一位もTOEICという結果が出ています。
TOEIC(トーイック)とはTest of English for International Communicationの略称で、英語を母語としない人のための「国際コミュ二ケーション英語能力テスト」です。アメリカの非営利テスト開発機関である Educational Testing Service(ETS)が開発・制作をして、日本では国際ビジネスコミュニケーション協会がTOEICテストの実施・運営を行っています。
TOEICは、英検や国連英検等と異なり、テスト結果に対して合格・不合格での結果判定はありません。TOEICはリスニング100問、リーディング100問から成り、10点から990点のスコアで評価されるテストです。なので、上手くいってもいかなくても「落ちる」という恐怖のないテストです。
・75%の企業が英語を使用
・68.6%の企業が国際部門での業務遂行には「700点以上のスコアを期待」
・上場企業の約7割が採用にTOEICスコアを参考にしている
・グローバル化に対応するため全社員に求められる期待スコア平均は「600点」
TOEICスコアと英語スキルレベルの相関関係は、
・初級下レベル:400点~495点
(英語で書かれた看板を見て理解できる)
・初級上レベル:500点~595点
(英語で簡単な質問が理解できる)
・中級下レベル:600点~695点
(英語のメモが理解できる、ゆっくりとしたスピードで話された場合の道順の説明が理解できる)
・中級上レベル:700点~795点
(英語で書かれた社内文書や仕事の進め方について理解できる)
・上級下レベル:800~895点
(Webから英語で書かれた情報の収集、同僚との議論を理解できる)
・上級上レベル:900点~990点
(英語で書かれた高度な専門書を理解できる、ネイティブの議論を理解できる)
・サムスン(課長クラス)
・サムスン(採用基準)
・松下電器(国際広報)
・野村ホールディングス(採用基準)
・富士通(海外出張基準)
・三菱商事(海外留学基準)
・NTTコミュニケーションズ(採用基準)
・LG電子(採用基準)
・HYUNDAI(採用基準)
・住友不動産(採用基準)
・野村不動産(採用基準)
・日立製作所(幹部候補基準)
・KDDI(昇進基準)
・マクドナルド(海外赴任基準)
・三井住友(総合職基準)
・丸紅(5年目基準)
・三井物産(3年目基準)
・三菱商事(課長基準)
・楽天(管理職基準)
・ユニリーバ(採用基準)
・ソフトバンク(採用基準)
・武田薬品(採用基準)
・住友商事(管理職、海外赴任基準)
・日本IBM(次長基準)
・双日(海外赴任基準)
・丸紅(海外赴任基準)
・三井物産(海外赴任基準)
・三菱商事(海外赴任基準)
・NTT東日本(採用基準)
・ファーストリテイリング(採用基準)
・三菱電機(採用基準)
・ヤマト運輸(採用基準)
・旭化成(採用基準)
・ブリジストン(採用基準)
・三菱自動車(事務職基準)
・伊藤忠商事(4年目、海外赴任基準)
・楽天(課長基準)
・キリンビール(事務、技術職基準)
・資生堂(海外赴任基準)
・みずほ証券(海外赴任基準)
・シャープ(海外赴任基準)
いかがでしたでしょうか?最低でも600点、できれば700点以上は取っておきたいですよね。
TOEIC対策で点数はとれたけど全く英語が話せないだと本末転倒です。TOEIC留学でどのくらい学べば何点になるのかも確認をしておきましょう!スコアを取って、本気で使える英語を身につければ自信を持って就職活動、転職活動に望めること間違いなしですね!
サンフランシスコにあるカレッジへ進学。帰国後、国内IT企業(現在は東証一部上場グループ企業)にて新規事業開発を経験した後、株式会社ブルードを創業。視察国は21カ国以上、留学コンサルティングは2500名を越えるベテランコンサルタント。
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