2026年1月1日より導入されることが決定した、マルタのワーキングホリデー。いつから行けるのか、費用はどのくらいかかるのかなど、気になる情報を留学のプロが徹底解説します。マルタならではのメリットや注意点もご紹介!
【目次】
一度は憧れを持つ人が多い「ワーキングホリデー」。「海外に行ってみたい!」「海外で働いてみたい!」と夢を持っている方が、この記事をご覧いただいているはず。
ワーキングホリデーとは、協定を結んだ国同士が、若者に対して休暇目的で入国・滞在することを許可し、その間の滞在費用を補うために、付随的な就労も認める特別な制度のことです。これまでは、日本がワーキングホリデー協定を結んでいる国は29ヶ国でしたが、2026年1月1日から、新たに「マルタ」が加わることが決定しました。
これにより、マルタでもワーキングホリデービザを取得できるようになり、これまでの語学留学や観光とは異なり、長期滞在しながら語学学校に通ったり、現地で仕事をしたりと、より自由に滞在できるようになります。
ただし、具体的なビザ申請条件や就労制限などの詳細は、2025年9月現在まだ公表されていません。今後、最新情報が発表され次第、随時当記事を更新していきますので、定期的にチェックしてみてください。
≪マルタのワーキングホリデーの概要(現時点でわかっていること)≫
参照:外務省公式ウェブサイト
これから発表される最新情報をいち早く知りたい方は、留学エージェントへの相談がおすすめです。
年間5,000人以上をサポートするStudyInでは、マルタのワーキングホリデーに関する最新情報をキャッチし、皆さまにご提供していきます。
「マルタってどんな国?」「治安は良いの?」「日本との時差は?」 マルタへのワーキングホリデーや留学を考える上で、基本的な情報を知っておくことは非常に重要です。
まずは、マルタの基本情報について分かりやすく解説していきます
項目 | 詳細 |
正式名称 | マルタ共和国 |
特徴特徴 | 3つの島【マルタ島・コミノ島・ゴゾ島】からなる国 |
首都 | ヴァレッタ(マルタ島東部) |
公用語 | マルタ語、英語 |
人口 | 約57万人(2024年時点) |
面積 | 約316平方キロメートル(名古屋市とほぼ同じ) |
通貨 | ユーロ(EUR) |
気候 | 地中海性気候(温暖で過ごしやすい) |
日本との時差 | -8時間(サマータイム期間は-7時間) ※日本がマルタより8時間早く進んでいる |
治安 | ヨーロッパの中でも比較的治安が良いとされる。ただし、観光地でのスリや置き引きには注意が必要。 |
フライト時間 | 日本からの直行便はなし。ヨーロッパ主要都市を経由して、乗り継ぎ含め約15時間〜20時間。 |
「ワーキングホリデーに行きたいけど、どの国がいいかわからない...」 「マルタってどんな国?行くメリットはあるの?」そう感じている方もいるのではないでしょうか。
マルタは、他のワーキングホリデー協定国とは一味違う、独自の魅力が満載です。ここでは、マルタのワーキングホリデーならではの魅力を6つご紹介します。
マルタは地中海に浮かぶ島国で、「地中海のへそ」とも呼ばれています。透き通るような美しい海や、歴史を感じさせる中世の街並みは、まるで絵画の世界に迷い込んだかのようです。
仕事や勉強の合間に、世界遺産を巡ったり、ビーチでリラックスしたりと、日本では味わえない特別な体験ができます。
「ヨーロッパは物価が高い」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、マルタはヨーロッパの中でも比較的物価が安く、生活費を抑えやすいのが大きな魅力です。
特に、食料品や交通費は日本よりも安く済む場合が多いため、現地で稼いだお給料で生活費全体を補えるでしょう。
マルタの公用語は英語とマルタ語です。ヨーロッパの中でも英語を公用語としている国は珍しく、街中では至る所で英語が通じます。「ヨーロッパでワーホリをしたいけど、英語も学びたい」という思いがある方には最適な環境です。
さらに、ヨーロッパ各国から多くの学生や観光客が集まるため、さまざまな国籍の人と出会い、国際的な友人をたくさん作れるのもマルタならではの醍醐味です。
マルタは、ヨーロッパの主要都市へのアクセスが非常に良いのが特徴です。LCC(格安航空会社)を利用すれば、イタリアやギリシャ、フランスなど、ヨーロッパの様々な国へ手軽に旅行できます。
ワーキングホリデー期間中に、仕事や勉強の合間を縫ってヨーロッパ周遊も楽しめます。
マルタはヨーロッパの中でも特に治安が良い国として知られています。犯罪発生率も低く、夜間の外出も比較的安心して楽しめます。初めての海外生活で不安がある方でも、安心して過ごせるでしょう。
ただし、ほかの海外と同様にスリや置き引きには注意が必要です。
マルタ共和国には、3つの世界遺産が登録されています。首都である「ヴァレッタ市街」は、街全体が世界遺産。さらに「ハル・サフリエニの地下墳墓」と「マルタの巨石神殿群」といった世界遺産もあり、歴史的な建造物や遺跡が街のいたるところに点在しています。
日常生活の中で悠久の歴史を感じられるのは、マルタならではの貴重な体験です。
魅力的なマルタのワーキングホリデーですが、他の国と異なる注意点もいくつかあります。より充実したワーホリ生活を送るために、事前にしっかりと注意点を理解し、対策を立てましょう。
マルタの主要産業は観光業です。そのため、仕事の求人は観光シーズンに集中する傾向があります。また、現地での仕事は、英語力だけでなく、マルタ語やイタリア語などの多言語スキルが求められる場合もあります。
【対策】
現地で仕事を探す際は、季節や業種をよく調べてから渡航計画を立てましょう。また、渡航前に英会話力を高めておくと、仕事探しの成功に繋がります。
マルタのワーキングホリデーは、2026年1月1日から開始される新しい制度です。そのため、他のワーホリ協定国に比べて、情報がまだ少ないのが現状です。ビザの申請方法や必要書類、現地での生活に関する詳細な情報は、今後少しずつ明らかになっていくと予想されます。
【対策】
留学エージェントなど、専門家からの最新情報をこまめにチェックしましょう。ネットの情報に振り回されず、外務省といった公式な情報源や信頼できる専門家から情報を得るようにしましょう。
マルタは、年間を通して温暖な気候が特徴の国ですが、夏は30度を超える日も多く、日差しが強くなります。日差しをさえぎれる高いビルや建物がないので、体感温度は気温以上に感じる場合も。日中の屋外での活動は熱中症のリスクもあるため、注意が必要です。
【対策】
夏に渡航する場合は、こまめな水分補給や日焼け止め対策をしっかり行いましょう。また、クーラーがない宿泊施設(ホームステイを含む)も多いため、事前に確認しておくことをおすすめします。
「ワーキングホリデーって、どのくらいの費用が必要なの?」 「費用を抑えてマルタに行きたいんだけど…」と疑問に思っている方も多いはず。ワーキングホリデーに行くにあたって、費用は誰もが気になるポイントですよね。
しかし、2025年9月現在、マルタのワーキングホリデーはまだ詳細が公表されておらず、必要な費用の明細は不明です。そのため、ここではマルタへ留学した場合の費用を参考に、ワーホリでかかる費用を解説していきます。
留学の場合の費用は、滞在期間や為替レートによって変動しますが、以下に一般的な目安をまとめました。
項目 | 3ヶ月留学の場合 | 6ヶ月留学の場合 |
留学費用総額 | 約80〜100万円 | 約150〜180万円 |
語学学校の授業料 | 30〜50万円 | 60〜90万円 |
宿泊費 | 15〜25万円 | 30〜50万円 |
航空券代 | 15〜20万円 | 15〜20万円 |
海外留学保険 | 5〜10万円 | 10〜15万円 |
現地での生活費 | 10〜15万円 | 20〜30万円 |
上記はあくまで留学の場合の費用ですが、ワーキングホリデーの場合も、滞在期間や生活スタイルによってかかる費用は大きく異なります。
しかし、ワーキングホリデーでは現地で就労できるため、その分を生活費に充てられます。ワーホリでどのくらい稼げるかは、仕事内容や働く時間によって異なりますが、マルタの物価は比較的安いため、生活費を抑えつつ、お小遣いを稼ぐことも十分可能です。
「自分のワーホリはいくらくらいかかるんだろう?」と具体的な費用が知りたい方は、留学のプロに相談してみるのがおすすめです。
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マルタには、「マルタ島」「ゴゾ島」「コミノ島」の3つの島があり、それぞれに魅力的な都市が点在しています。
ここでは、ワーキングホリデーに特におすすめの都市をいくつかご紹介します。
セント・ジュリアンは、マルタで最もにぎやかな都市の一つです。おしゃれなレストランやバー、ナイトクラブが多く、夜も賑やかで活気があります。語学学校も多く、仕事の求人も豊富なので、ワーキングホリデーで仕事を探したい方には特におすすめです。
スリーマは、セント・ジュリアンの隣に位置し、ショッピングセンターやカフェ、レストランなどが集まる、マルタの中心的な都市です。交通の便も良く、マルタ各地へのアクセスが非常に便利です。セント・ジュリアンほど誘惑がなく、落ち着いた雰囲気で生活したい方におすすめです。
ヴァレッタは、前述したように、街全体がユネスコ世界遺産に登録されている歴史的な都市です。美しい街並みや歴史的な建造物が多く、文化的な雰囲気を楽しみたい方におすすめ。空港が近いため、ワーホリ中のヨーロッパ旅行に最適なアクセスの良さです。
ただし、観光客が多く、仕事を探す場合は語学力が必要な観光業が中心になるでしょう。
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留学中に何か困ったことがあっても、現地のオフィスやスタッフが日本語でサポートします。 マルタにはStudyInの提携校やパートナーがいるため、何かあった時も安心です。
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まずは、あなたの理想のワーキングホリデーについてお話してみませんか?
ここでは、マルタワーホリについてよくある質問にお答えします。まだ不安が残る方は、こちらもチェックしてください。
A. 2026年1月1日から開始され、対象は18~30歳であることが決定しています。
ただし、具体的なビザ申請条件や詳細はまだ公表されていません。
A. 仕事の求人は観光シーズンに集中する傾向があり、英語力やスキルによって仕事探しの難易度は変わります。
事前に英語力を高めておくことや、求人情報をこまめにチェックすることが重要です。
A. 詳細はまだ公表されていませんが、マルタ留学の費用を参考にすると、3ヶ月で約80〜100万円、6ヶ月で約150〜180万円が目安となります。
ワーキングホリデーの場合は、現地での就労で収入を得られるため、その分を生活費に充てることができます。
A. 大丈夫です。
ワーキングホリデービザには、語学学校に通える期間が含まれている場合が多いため、まずは語学学校でしっかりと英語力を身につけてから、仕事を探すことも可能です。
A. どちらが自分に合っているかは、目的によって異なります。
英語力を集中的に伸ばしたい場合は留学、様々な体験をしながら現地で生活したい場合はワーホリが向いています。どちらが良いか迷っている方は、ぜひ一度無料相談をご利用ください。
いかがでしたでしょうか。マルタのワーキングホリデーは、2026年1月1日より開始される新しい制度です。ヨーロッパの美しい自然や文化に触れながら英語力も高められ、魅力あふれるワーキングホリデーになること間違いありません。
まだ詳細が公表されていないため、不安に感じる方もいるかもしれませんが、StudyInでは最新情報をキャッチし、皆さまを全力でサポートしていきます。
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