モントリオールはカナダ東部、国内第二の都市で、フランスのパリに次いで二番目にフランス語が話されています。欧州圏からの移民も多く、フランス語や英語はもちろん、その他言語も操ることができる住民が多く暮らしています。
また、街並みは北米のパリと呼ばれるほど、どこを切り取っても絵になる光景が広がっています。石畳が続く旧市街にはノートルダム大聖堂があり、周囲を馬車が闊歩しムードを高めてくれています。モントリオールでは音楽やアートも満喫できます。
近年は、英語習得を目的として、あえてモントリオールを選ぶ留学生も少なくありません。語学学校では、英語とフランス語のフロアが分かれており、英語習得だけに集中する方も多くいます。もちろん、英語だけでは物足りない方には、次のステップとしてフランス語を学ぶ環境が用意されています。
モントリオールのあるケベック州では、1977年に制定された「フランス語憲章」により、フランス語のみが公用語となりました。そのため街中では、標識や駅のアナウンス、お店の看板など、すべてがフランス語です。英語は小さく併記されていることもある程度の扱いです。
しかし英語が通じないかというとそんなことはなく、約60%の人が英語とフランス語の両方を話すことができるので、英語だけでもコミュニケーションをとることは可能です。
そのため、滞在中に英語とフランス語の両方を学ぶこともできます。
モントリオールは、北米のパリと呼ばれるほど、フランス文化の影響を色濃く受けた街です。たとえば、ドーム型の屋根が目印のボンスクール市場の周辺は、石畳が敷き詰められた旧市街があり、ヨーロッパの街並みを彷彿とさせます。また、一角にあるアルム広場の隣には、モントリオール・ノートルダム聖堂があり、歌手のセリーヌ・ディオンさんが結婚式を挙げた場所としても有名です。
カナダには、大きな地下街が二つあります。ひとつはトロントにある世界最大の地下「PATH」、もうひとつがモントリオールにある「RÉSO」です。RÉSOの大きさは、13平方キロメートルで、これは東京ドーム278個分の広さにあたります。この地下街にはマンションやホテル、ショッピングセンター、地下鉄の駅が7つあるなど、さまざまな施設が存在し、多い時で1日に約50万人が利用するといわれています。冬場は降雪量が多く、最高気温が氷点下のモントリオールでは、この地下街の存在を欠かすことができません。
特に冬に滞在する場合は、寒さを凌ぐためRÉSOで買い物をすることが多くなると思います。
英語とフランス語の両方を学べるバイリンガルコースを提供する語学学校もあります。そういった語学学校のひとつ「EC モントリオール(EC Montreal)」では、英語とフランス語両方を話すファミリー、フランス語のみを話すファミリーなど、希望に応じて留学生のサポートをしてくれます。
モントリオールは、大学ごとに使用言語が異なります。たとえば、カナダで最も歴史のある「マギル大学(McGill University)」での授業は英語が使われますが、「モントリオール大学(Université de Montréal)」での主な使用言語はフランス語です。そのため渡航前に授業の言語を調べた上で、自分の学びたい言語に合わせて、留学する大学を選ぶ必要があります。
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