交換留学などで海外へ大学留学する際や英語圏で就職する際に、英語力の証明として必要になってくるのがIELTS。このIELTSのスコアをアップさせるために、海外に語学留学を考えている方も多いと思います。
この記事ではIELTSという試験の特徴と、IELTS対策にフィリピン留学がおすすめな理由、IELTS対策におすすめの語学学校について解説していきます!
目次
IELTS(アイエルツ、International English Language Testing System)とは、イギリス、アメリカ、オーストラリアなど約120カ国、約6,000の教育機関・国際機関・政府機関が採用し、年間140万人が受験する、世界的に認められた英語運用能力試験です。
英語圏への移住する際にビザ申請の中で英語力の証明としてIELTSのスコアが活用されていますし、交換留学などで英語圏の大学へ進学する際は出願時にIELTSのスコアを英語力の証明として提出できます。
一部のアメリカの大学では、IELTSではなくTOEFLのスコアを入学基準として採用しているので、その点は予め確認しておくようにしましょう。
IELTSの試験はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4セクションで構成されています。リーディングとライティングの試験は、大学進学を目的とするか、海外就労や移住申請を目的とするかによって、Academic Module(アカデミックモジュール)とGeneral Training Module(ジェネラルトレーニングモジュール)の2つに分かれています。
IELTSの試験時間は4セクションすべてで約2時間45分となり、4時間から4.5時間かかるTOEFLのテストと比較すると、短い時間なので集中力を保ったまま試験をうけることができます。
ライティング、リーディング、リスニングは鉛筆による筆記形式のテストで、3セクションとも同じ日に行われます。スピーキングの試験は1対1の対面形式で、この試験のみ筆記試験とは別日で実施されます。TOEFLは筆記形式ではなくパソコンを使用したオンライン形式なので、この点もIELTSとTOEFLが異なる点になります。
IELTS対策のために勉強するにあたって、アメリカやカナダなどの欧米に比べて、なぜフィリピン留学がおすすめなのでしょうか?
その理由としては、
①留学にかかる費用が安い
②1日に受けられる授業の数が多い
③点数保証コースがある
④マンツーマン授業中心
の4点があげられます。
ひとつひとつ詳しく解説していきましょう。
フィリピンはアメリカやカナダに比べると物価が安いため生活費もかからないです。また、地理的にも日本から近いので航空券も安いです。
同じ3ヶ月の語学留学でもフィリピンであれば70万円ほどの費用で留学可能ですが、アメリカであれば100万円前後の費用が必要になってくるでしょう。フィリピン留学であれば30万円も安く留学できてしまうのです。
フィリピン留学は費用が安いのに加えて、アメリカやカナダに比べて授業のコマ数が多いため、1日にたくさんの英語学習が可能です。
アメリカやカナダなどの英語圏の語学学校では1日の授業時間が5〜6時間程度ですが、フィリピンの語学学校では1日10時間前後の授業時間も授業を受けることができます。
これはアメリカやカナダに比べると、物価が安いフィリピンでは、講師一人あたりの人件費が抑えられるため、学生は安い費用で長く授業を受けることができるのです。
また、アメリカやカナダなどの英語圏の語学学校ではグループレッスンが中心となった授業スタイルですが、フィリピンの語学学校はマンツーマンレッスン中心の授業スタイルであることも、IELTS対策に向いていると言えます。
グループレッスンとは違い、マンツーマンレッスンは自分自身の苦手の部分を重点的に学ぶことができます。また、IELTSのスピーキング試験は1対1の対面形式なので、マンツーマンレッスンを通して英語を使った対面でのコミュニケーションになれることができるという点も、フィリピン留学をおすすめする大きな理由です。
グループレッスンだと自分以外のもたくさん学生がいるので、授業の中で自分が英語で話すことのできる時間というのは限られてきます。
それにシャイな正確な日本人は、間違った英語を話すことを恐れて、たくさんの学生の前で英語を話すということに抵抗がある人が多いです。
その点マンツーマンレッスンでは自分と講師の2人だけなので、グループレッスンに比べると英語で話す機会がたくさんありますし、他の学生の視線もないので英語で話すことを恥ずかしがる必要もありません。
さらに、フィリピンにはTOEICやTOFLE、IELTSなどの試験対策コースに点数保証をつけている語学学校があります。
2ヶ月や3ヶ月この点数保証コースを受講すれば、試験の点数〇〇点を撮れるようになることを保証しますというコースです。
目標点数に達しない場合は、その後の授業を無料で受けることができます。
*受講条件あり
本来であれば語学学校は自分たちの利益にならない点数保証コースを設ける必要はないのですが、それだけ授業のレベルと講師のレベルに自身を持っているので、点数保証月の試験対策コースを設けているのです。
これらの4つの理由から、IELTS対策にはフィリピン留学をおすすめします。
実際にフィリピン留学のIELTS対策コースがどんな感じなのか気になりますよね?
セブの大規模学校として有名なSMEAG校のIELTS対策コースの詳細を見てみましょう。
SMEAGはセブ島の中でも人気のスパルタ校であるというだけでなく、セブ島語学学校としては初のIELTS試験会場としての認可がブリティッシュカウンシルより受けています。
こちらがIELTS対策コースの1日のスケジュールです。
6:40 - 8:00 早朝スパルタ授業 ボキャブラリー
8:00 - 8:40 朝食
8:40 - 9:25 マンツーマン授業 スピーキング1
9:30 - 10:15 マンツーマン授業 スピーキング2
10:25 - 11:10 マンツーマン授業 ライティング1
11:15 - 12:00 マンツーマン授業 ライティング2
12:00 - 13:00 昼食
13:00 - 13:45 グループ授業(1:4~1:8) リーディング1
13:50 - 14:35 グループ授業(1:4~1:8) リーディング2
14:45 - 15:30 オプショナルクラス スピーチなど
15:35 - 16:20 オプショナルクラス ビジネス英語など
16:30 - 17:15 グループ授業(1:4~1:8) リスニング1
17:00 - 18:05 グループ授業(1:4~1:8) リスニング2
18:05 - 19:00 夕食
19:00 - 20:35 夜間スパルタ授業 IELTS試験対策
かなりみっちり1日のスケジュールが詰まっていますよね。
このスケジュールに加えて毎週木曜日にIELTSの模擬試験を受けて、自分の現在のスコアを確認することができます。
SMEAGのIELTS対策コースは、3ヶ月以上受講する人を対象に点数保証をつけています。コースのレベルごとの保証内容と受講条件を見てみましょう。
IELTS5.5保証コース(受講条件:IELTS3.5以上の方)
IELTS6.0保証コース(受講条件:IELTS5.0以上の方)
IELTS6.5保証コース(受講条件:IELTS6.0以上の方)
IELTS7.0保証コース(受講条件:IELTS6.5以上の方)
IELTS3.5以上の方であれば、3ヶ月のIELTS5.5保証コースを受講できるので、2.0点スコアが上がることが保証されています。
レベルが上がれば上がるほど、スコアを上げるのが難しいので伸び幅は小さくなってきていますが、3ヶ月で2.0点IELTSのスコアが上げることができる、と考えて良いでしょう。
せっかく留学して英語を話す環境に身をおくのであれば、スピーキングやリスニングの学習のできる限りフォーカスしたいですよね。
基礎的な英文法や単語学習は、留学前に日本にいてもできることなので、この部分はしっかり予習しておきましょう!
英文法と単語をしっかりと予習しておけば、留学中にスピーキングを集中的に伸ばすことができます。
おすすめの文法教材は「一億人の英文法」です。初心者にもわかりやすく文法が解説されているのでおすすめです。
自分にあった語学学校を選ぶことも、留学中の学習効果を最大化するために必要なことです。IELTSのスコアをアップしたいのであれば、点数保証のついたIELTS対策コースがある語学学校を選びましょう。
フィリピン留学の学校選びについてはこちらの記事でも解説しているのでぜひ見てみてください。
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IELTS対策コースの授業時間はとても多いですが、休日などを含めると授業以外の時間のたくさんあります。
授業以外の時間にも英語を使うことがとても大切です。
これは寝る時間以外すべて予習復習しろ!ということではありません。外食行ったり、ショッピングに行ったり、観光を楽しんだりしてリフレッシュするのも大切です。
しかしそのリフレッシュの時間に、日本人の友達と日本語を使って過ごしてしまうのか、それとも外国人の友だちと英語を使って過ごすのかによって、英語を使う時間の総量や英語力の伸びが大きく異なります。
彼氏や彼女が外国人だと英語力が伸びると言われていますが、伸びる理由は英語に触れる機会が増えることも大きいですが、感情を込めて英語を話しているから伸びるのだと思います。
日本語が使えて楽だからという理由で日本人とばかり遊ぶのではなく、留学中の休日はぜひ外国人の友だちとたくさん遊んでみてください。
IELTS対策コースの段落でも紹介したセブ島人気の語学学校で、もちろんIELTSの点数保証コースが用意されています。
SMEAGの講師たちは、ブリティッシュカウンシルの試験官によってIELTSについてのトレーニングを定期的に受けているので、IELTS対策の講師として高いクオリティがあると言えます。
SMEAGの点数保証付きIELTSコースは、マンツーマンレッスン4コマ、グループレッスン4コマ、選択レッスン2コマ、早朝/夜間スパルタレッスン1コマづつの構成となっています。
ブリティッシュ・カウンシルからIELTSの公式試験会場として認定されているSMEAGでは、定期的にブリティッシュ・カウンシル主催のセミナーが開講されているほか、IELTSリソースセンターもが設置されているので、最新のIELTS対策の書籍やIELTSリスニング対策用のCDやDVDも充実しています。
Monolはフィリピンのバギオというエリアにあるセミスパルタ校です。セブと違ってバギオは山間部で娯楽なども少ないため、英語学習に集中できる環境です。そのバギオというエリアの中でもMonolは復習に重点をおいた教育方針のため、しっかりと復習をする時間が確保されていて、その日に学んだ内容を定着させていくことができます。
MonolのIELTSコースは点数保証付きです。1日の授業スケジュールとしては、マンツーマン授業3時間、グループ授業5時間、選択式の特別授業3時間30分という構成です。3時間30分の特別授業は選択制なので、マンツーマン授業3時間+グループ授業5時間の計8時間のレッスンのみにして、残りの時間は予習復習のための自習時間に当てることもできます。
MonolのレッスンはLecture(レクチャー)とPractice(プラクティス)に分かれています。基礎的な部分をLecture(レクチャー)形式のレッスンに身につけて、実践的な実践的な問題の解答を中心とするPractice(プラクティス)のレッスンを通じて個人の弱点や問題点を洗い出して、よりレベルアップしていくことができます。
実践で使える、本物の英語力を身につけたいのであればIELTSの勉強をすることがおすすめです。IELTSの試験はライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの英語に必要な4技能(読む、聞く、書く、話す)すべての能力を測る試験なので、IELTSの試験の勉強をすることが、直接英語を話せるようになることにつながります。
フィリピン留学がアメリカやカナダなどの欧米に比べてでIELTS大作に向いている理由は、①留学にかかる費用が安い②1日に受けられる授業の数が多い③点数保証コースがある④マンツーマン授業中心、の4点です。点数保証付きのコースを選べば、費用も安く確実にIELTSのスコアをアップできるのでおすすめです。
フィリピン留学で、海外で使える本物の英語力を身につけましょう。
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