ワーキングホリデー1年間にかかる費用はいくらなのでしょうか。一般的には100万円は渡航前までに用意する必要があると言われていますが、今回は実際に準備するべき渡航前の費用をまとめました。
ワーキングホリデーとは簡単に言うと長期休暇として異国に滞在する際にも補助的に収入を得られるようにと就労許可が降りたビザの制度です。
1年間ほどの外国での滞在費用を事前に用意するにはまとまった費用が事前に必要になってくるため、留学形態としては初期費用を抑えられる上に、海外で実務経験も積めるため、比較的安く、充実した留学ができるのが魅力です。
ワーキングホリデー協定国でもっとも人気のあるオーストラリアでは100〜120万円の初期費用が必要だと言われています。ワーホリができる英語圏で最も安い金額でもあります。総額で200〜280万円です。(日本ワーキングホリデー協会HPより)
イギリスやアイルランドなどのヨーロッパでは物価の関係でこれより高額な費用が必要になってきます。
現在日本とワーホリ協定を結んでいる国は英語圏だとイギリス、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリア、カナダの5カ国です。
尚、アメリカとは現在ワーキングホリデーの協定を結んでいません。
費用が安い順で
👑1位 オーストラリア・アイルランド
👑2位 カナダ
👑3位 ニュージーランド
となります。
オーストラリアはアルバイトの時給水準が高く、アイルランドは家賃と生活費が安いという違う側面を持っています。ワーホリ先を選ぶときは細かな内訳を参考に決定しましょう。
オーストラリアのワーホリの特徴として滞在費を抑えられる点があり、1年間アルバイトをしながらだと約70万円で滞在できます。
①航空券:10万
②保険料:20万
③学費:40万(3ヶ月)
④家賃:132万(11万/月×12ヶ月)
⑤現地お小遣い(生活費):72万(6万×12ヶ月)
−現地アルバイト代:200万(週5日勤務の場合)
合計:約70万円
アイルランドはイギリスの隣に位置しながら物価はヨーロッパの中で比較的安く、実は穴場となっています。
家賃や生活費の出費が自然とかさんでしまうのがヨーロッパの特徴ですが、アイルランドは家賃が安いため、初期費用が比較的安くてすみます。
①航空券:12万
②保険料:20万
③学費:40万(3ヶ月)
④家賃:84万(7万/月×12ヶ月)
⑤現地お小遣い(生活費):72万(6万×12ヶ月)
−現地アルバイト代:160万(週5日勤務の場合)
合計:約70万円
オーストラリアとアイルランドに次いで比較的費用が抑えられるのがカナダです。
カナダはコネクションを重要視する文化があり優秀な人材が応募してきても多少コネのある人物を採用することは珍しくありません。
カナダで職を探すなら人脈づくりにも力を入れなければなりません。
①航空券:12万
②保険料:20万
③学費:40万(3ヶ月)
④家賃:120万(10万/月×12ヶ月)
⑤現地お小遣い(生活費):60万(6万×12ヶ月)
−現地アルバイト代:170万(週5日勤務の場合)
合計:約80万円
ニュージーランドのワーホリではファームステイなどの農業のワーホリも密かに人気が出てきています。家賃が高い分、学費と生活費は割安です。
ニュージーランドのワーホリビザは日本で申請すれば発給料無料です。
1万円前後必要になってくるのが他国では普通のため、ちょっとしたお得ポイントです。
①航空券:10万
②保険料:20万
③学費:35万(3ヶ月)
④家賃:180万(15万/月×12ヶ月)
⑤現地お小遣い(生活費):60万(5万×12ヶ月)
−現地アルバイト代:170万(週5日勤務の場合)
合計:約135万円
イギリスのワーキングホリデーはどこの国よりも費用がかかります。物価が高いのと2年間という期間が要因です。
ただジャパンレストランと言われるようないわゆる日本人ばかりの環境なら比較的仕事が見つかりやすいものの、英語を使う仕事は中々使ってもらえないのが現状です。積極的に飛び込みでCV(履歴書)を出しに行ったりしなければなりません。
更にイギリスのワーホリビザは抽選で1000名で倍率は10倍という狭き門です。この抽選は運に任せるしかないため、応募したからといって行けると思わない方が良いでしょう。
①航空券:12万
②保険料:20万
③学費:50万(3ヶ月)
④家賃:180万(15万/月×12ヶ月)
⑤現地お小遣い(生活費):84万(7万×12ヶ月)
−現地アルバイト代:180万(週5日勤務の場合)
合計:約170万円
いかがでしたか?1年間のワーホリ経験は貴重な経験になります。十分な貯金をして、有意義なワーホリにしてくださいね。
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