カナダ留学で必要なワクチン接種や注意したい病気についてまとめました。病気になってしまった場合の対処法なども紹介します。
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さて、今回はカナダ留学のコロナワクチンについてお話ししたいと思います。
カナダは、学生から社会人まで幅広く留学先に選ばれる人気の国です。その理由は治安がよく、ほかの国と比べて英語に癖や訛りが少ないからです。語学学校の授業はマンツーマンが主流なのもカナダ留学が人気な理由のひとつです。
しかし近年は、新型コロナウイルスの猛威により、留学生は入国制限がかかったりワクチン接種証明書や陰性証明書の提示が義務付けられていました。さらにカナダでは、新型コロナウイルス以外に感染しないよう注意が必要な病気もあります。
ここではカナダ留学に必要なワクチン接種はあるのか、現地で気をつけたい病気を解説します。現地で病気にかかってしまった場合の対応も紹介しているので、これからカナダ留学を検討している方はぜひ参考にしてください。
新型コロナウイルスの感染が増えていた頃の入国規制や条件は今も継続されているのでしょうか。ここでは、留学生がカナダへ入国する際の規制を解説します。
カナダ政府は、2022年10月1日よりワクチン接種証明書の提示は不要と発表しました。国籍や滞在方法に問わず、ワクチン接種は不要となり入国制限もありません。
入国のためのワクチン接種は必須ではなくなりましたが、必要だと感じたら渡航前に接種しておきましょう。
ワクチン接種証明書だけでなく、新型コロナウイルス陰性証明書の提示も不要です。渡航前に感染の有無を調べる検査を受ける必要はありません。証明書を提出しなくてよくなりましたが、安心して渡航するためにも、市販の検査キットで検査をしてから渡航することをおすすめします。
入国後一定期間隔離されることなく、制限なしで日常生活が送れます。マスク着用については強制ではありませんが、引き続き蜜になる場所では着用が推奨されています。とくに医療機関では感染のリスクが高くなるため、マスク着用可能な方は配慮しましょう。
カナダ留学終了後、日本へ帰国する際も特別な条件や制限はありません。ワクチン接種証明書・新型コロナウイルス陰性証明書ともに提示不要で、入国後の隔離もありません。
もし帰国後に発熱や倦怠感などの症状がみられた場合は、かかりつけ医への受診や自宅待機など自主判断で行動しましょう。
新型コロナウイルス以外にも感染すると怖い病気はたくさんあります。せっかくのカナダ留学なので、病気のリスクはできるだけ減らしたいですよね。可能であれば留学する前にワクチン接種を検討しましょう。
まずは、ワクチン接種を推奨する病気を紹介します。
B型肝炎とは、B型肝炎ウイルスによって発症する肝臓の病気です。ワクチンは任意ですが、1歳未満に終えていることがほとんどです。自分が接種済みか確認しましょう。
感染経路 | 血液(主に輸血)・性的接触 |
症状 | 嘔吐・倦怠感・腹痛・吐き気・食欲不振・皮膚や白目が黄色くなる黄疸 |
重症化 | がんや肝硬変になる場合もある・致死率は大人で1%程度 |
予防方法 | ・感染している人の血液に触れない
・ワクチンをうつ |
ワクチンについて | ・1歳未満に定期接種・その後は任意
・有効期間は5~20年(ワクチンの種類によって差あり) |
破傷風は切り傷やすり傷などの傷口から感染するため、カナダだけでなく世界中で感染のリスクがあります。B型肝炎と同様に、幼少期にワクチン接種を受けている方がほとんどですが、有効期間が過ぎてる可能性があります。自分のワクチン接種状況を確認しましょう。
感染経路 | 土の中に生息している破傷風菌が傷口から侵入し感染する |
症状 | 身体が痛い・口が開けにくいなど |
重症化 | 身体全体に痛みやしびれ・最悪の場合死に至る |
予防方法 | ・傷口を洗浄し清潔に保つ
・ワクチンをうつ |
ワクチンについて | ・1968年以降生まれは1歳未満に定期接種・その後は任意
・有効期間は10年・受傷後にも接種可 |
その他に、感染に注意したい病気もあります。下記で紹介します。
ノロウイルスは感染性胃腸炎とも呼ばれ、特に冬の時期になると流行しやすくなります。ワクチンが開発されていない感染症のため、自身での予防が重要です。
感染経路 | 手指や食品を介した経口感染・飛沫感染 |
症状 | 発熱・腹痛・下痢・嘔吐など |
重症化 | 何度もひどい下痢を繰り返す |
予防方法 | 手指や食器の消毒・生活環境を清潔に保つ |
ワクチンについて | 予防に有効なワクチンは開発されていない |
狂犬病はイヌからの感染が90%ほどと言われていますが、1957年以降日本国内では発症していません。さらに、飼い犬には狂犬病ワクチンの接種が義務付けられているため、日本に滞在しているとあまり危機感を持つことがない病気です。しかし発症後の致死率はほぼ100%と言われているため、発症事例のあるカナダへ渡航するには注意が必要です。
感染経路 | 野生(イヌ・ネコ・コウモリなど)の哺乳類に咬まれたり、引っかかれると傷口から感染する |
症状 | 頭痛・倦怠感・発熱・錯乱・幻覚など |
重症化 | 昏睡・呼吸停止 |
予防方法 | 野生動物に接触しない・ワクチン |
ワクチンについて | 任意・予防接種と受傷後の発症阻止がある |
ライム病の感染経路はマダニなので、日本に滞在していても感染のリスクがあります。しかし予防ワクチンは開発されていないため、虫よけグッズの活用が有効的です。虫よけスプレーのことを英語では『insect repellant』というので、現地で購入する際に役立てましょう。
感染経路 | マダニに刺されることによって感染する |
症状 | 発熱・発疹・関節痛・筋肉痛・神経症状など |
重症化 | 神経症状が長引く |
予防方法 | ダニに刺されないようにする |
ワクチンについて | 予防に有効なワクチンは開発されていない |
ウエストナイル熱は蚊にさされたことによって感染しますが、感染しても無症状な場合が多いです。しかし発症してしまうと高熱がでたり、筋肉痛がでたりしてつらい症状が続きます。高齢者が発症しやすいと言われていますが、夏場は蚊にさされることが多いため注意するに越したことはありません。ライム病と併せて、虫よけグッズを活用しましょう。
感染経路 | 蚊に刺されることによって感染する |
症状 | 頭痛・発熱・発疹・筋肉痛 |
重症化 | 筋力低下・震え・昏睡 |
予防方法 | 蚊に刺されないようにする |
ワクチンについて | 予防に有効なワクチンは開発されていない |
ワクチンはあくまで予防接種のため、病気を100%防げるものではありません。さらに日本語の通じない、カナダという慣れていない地で体調不良になってしまったらと考えると不安になりますよね。病気が疑われたらどうしたらいいか、渡航前にあらかじめ確認しておきましょう。
外務省のHPでは、新型コロナウイルスの感染が疑われた場合、各州の保健局に問い合わせるよう指示が記載されています。居住地検査対象や施設・自宅待機期間・濃厚接触者の確認など異なるからです。
しかし留学生が保健局に問い合わせるのはハードルが高いですよね。そのため、体調不良を感じたら、自身の状況に併せて適切な場所へ連絡をしましょう。
日本での対処と同様に、自己管理できる程度の症状であれば自己隔離し、自宅療養で改善を待ってもいいでしょう。ドラッグストアで簡易検査キッドも手に入ります。サポートしてくれる環境は整っているので、落ち着いて行動しましょう。
新型コロナ以外にも、体調不良やケガをしてしまった場合に病院へ受診が必要な場面がありますよね。カナダ留学中に病院やクリニックへ受診する際の注意点を確認しておきましょう。
住み慣れた日本を離れて不安が多いカナダ留学。ワクチン接種は基本的に任意ですが、渡航前に接種することで病気のリスクを減らせ、自分への安心材料にもなります。渡航前にワクチン接種を検討しましょう。
現地で病気にかかってしまった場合、エージェントを通す方はサポートの充実さも重要であることが分かりました。そこでおすすめのエージェントが「StudyIn」です。
「StudyIn」では留学中、LINEでサポートセンターと連絡が取れます。チャットだけでなくLINE電話も可能なため、いつでも素早く相談できる体制が整っています。病気のリスクと現地での不安を取り除いて、楽しいカナダ留学にしましょう。
最後に、私たちStudyInは、皆さんが留学という大きな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと心から思っています。不安や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、あなたの夢を叶えるために真摯にサポートいたします。
時間がなく焦っている方も大丈夫です。これからの一歩が、未来への大きな一歩となるよう、私たちと一緒に準備を進めていきましょう。皆さんのご連絡を心よりお待ちしています。(下記からお選びください)
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