オーストラリアのワーキングホリデーはいくら稼げる？月収や時給の高い仕事も紹介します

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さて、今回はオーストラリアのワーキングホリデーでいくら稼げるかをお話ししたいと思います。 

現地で観光・就学・就労が可能なワーキングホリデービザを取得し、現地に最長1～3年間滞在が可能なワーキングホリデー。詳細には、青少年が休暇を楽しむ目的で外国に滞在できる制度として設立されました。日本と協定を結んだ国間で利用できる制度で、日本は現在29ヶ国の国々と協定を結んでいます。

滞在可能期間だけでなく、対象年齢・就学可能期間・就労可能期間やビザの年間発給数が限られており、内容は国によって異なります。

オーストラリアは、日本とワーホリ協定を結んでいる国のひとつで、ワーホリ渡航先として人気の高い国でもあります。

オーストラリアワーホリでは、対象年齢がビザ申請時の年齢が18～30歳です。滞在中は、最長4ヶ月間語学学校に通え、就労に関する条件として「同一雇用主の下では6ヶ月まで」と決められています。

最長3年滞在できるものの、ビザは1年ごとに延長の申請が必要です。1回のビザ申請における有効期限は1年なので、3年滞在するには現地で2回ビザを延長する流れとなります。

また、ビザを延長するために政府が指定した職種に一定期間就くことが条件とされています。指定職種にはファームジョブ（農業や家畜）・漁業などが対象です。

現地で収入を得られることが大きなメリットのワーホリですが、実際のオーストラリアワーホリではどのくらい稼げるのでしょうか。ワーホリ中の収入は、現地での生活に直接影響するため、いくら稼げるのかを重要視する人もいます。オーストラリアワーホリで稼げる金額について、詳しく解説します。

 
※2024年11月6日現在のレート、1AUD＝101.69円で換算 

現地での収入に大きく関わってくるのが、その国の最低賃金です。オーストラリアの最低賃金は、2024年7月に更新され、24.10AUD（約2,400円）で、日本の全国平均である1,055円と比較すると倍以上の金額です。

オーストラリアはもともと物価が高いと言われており、日本の物価と比較すると約1.5～2倍程度です。最低賃金も日本の倍以上あるオーストラリアなので、物価の高さを補えるほどの賃金を稼げると言えるでしょう。

オーストラリアワーホリでは、日本人がアルバイトをする場合、仕事先として多いのはジャパニーズレストランのウエイター・ウエイトレスや、レストランで洗い物をしたり食材の下処理などを行うキッチンハンドが代表的です。

ワーホリ参加者が比較的採用されやすい仕事としても知られていますが、時給は最低賃金の金額に近いケースが多いです。

オーストラリアワーホリの収入目安として、最低賃金で働いた場合の収入を紹介します。

※週38時間働いた場合を例に算出しています。

日本人観光客も多いオーストラリアでは、日本語が話せることが武器になる仕事もあります。しかし、英語を話せるか話せないかは大きなポイントとなります。また、最近の円安の影響で日本人観光客は減っており、日本語が武器になる仕事が減っているのも事実です。

渡航前の勉強と語学学校で英語力を身に付け、仕事のスキルを積むために条件を絞りすぎず求人に応募していくよう意識していくことが大切です。

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オーストラリアワーホリで日本人が働きやすい、ジャパニーズレストランやキッチンハンドは最低賃金の場合が多いと解説しました。では、どんな仕事が時給高く稼げるのでしょうか。オーストラリアワーホリで稼げる仕事を紹介します。

オーストラリアの飲食店は、大きく分けて日本人が集まりやすい「ジャパニーズレストラン」と、現地の企業が経営する「ローカルレストラン」の2つに分けられます。

ジャパニーズレストランは、英語力が初級レベルでも仕事が成り立つので、時給が最低賃金の場合が多いです。一方でローカルレストランは、接客を伴うウエイター・ウエイトレスはもちろん裏方のキッチンハンドでも、スタッフとコミュニケーションをとるために英語が必須です。

英語レベルは中級程度が目安で、時給の相場は26～30AUD（約2,600～3,000円）です。

ジャパニーズレストランよりも英語力が必要になる分、時給も高くより多くの収入を得られます。

農業が盛んなオーストラリアは、野菜やフルーツだけでなく、精肉に関わる仕事も多くあります。「ミートファクトリー」と呼ばれる精肉工場もそのひとつで、食肉の切り分けや加工・パッキング・道具の洗浄・清掃などの仕事があります。

工場ということもあり、英語力は初級レベルでも問題ありません。未経験でも採用されやすく、男性・女性に関わらず仕事もあります。

時給の相場は26～35AUD（約2,600～3,500円）と高額で、とくにオーストラリアへ渡航して間もない人におすすめの仕事です。

看護師や准看護師をサポートする職業として、「アシスタントナース」という仕事があります。日本ではあまり聞き慣れない職業ですが、「看護助手」と同様の働きをします。詳しい仕事内容としては、患者の介助（食事・トイレ・シャワー・着替えなど）・ベッドメイキング・バイタルチェックなどが挙げられます。

患者はもちろん、ドクターやナース・施設の人との連携などコミュニケーションを取らなければいけません。また、Certificate III in Individual Support （Ageing）という資格も必要なので、資格取得のためにも英語力は必須です。中級レベル以上が目安です。

時給は26～35AUD（約2,600～3,500円）程度が相場で、高時給を目指せます。日本で看護師として働いていた経験がある方は、面接の際に経験も優遇される可能性が高いので、アシスタントナースを目指すことをおすすめします。

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