2カ国留学について知っていますか?2カ国留学とは言葉のとおり2カ国で留学をするというものです。スタンダードな2カ国留学としては、1カ国目にフィリピン留学に行き、その後アメリカやカナダ、オーストラリアなど欧米国を中心とした欧米国などへ留学するケースです。2カ国留学後にワーキングホリデーに行く方も多いです。
この記事では、フィリピン留学を経由して欧米へ行く2ヶ国留学のメリットとデメリットを、授業内容という側面から解説していきます。
2カ国留学でフィリピンを選びメリットとしては費用の面が挙げられることが多いですが、授業という側面においては、欧米などの語学学校に比べてフィリピンの語学学校は授業時間が長い、というメリットが挙げられます。
アメリカのニューヨークにあるECという語学学校と、フィリピンのセブ島のSMEAGという語学学校の授業時間を比べて見てみましょう。
マルタ島発祥のEC校。アメリカだけでなくカナダ、イギリスなど世界中に校舎を持つ語学学校の名門校です。EC校の授業時間を見てみると、2O , 24 , 30 時間/週 から選択となっています。
1日の最大授業数 : 6時間
1日の平均授業数 : 5時間
セブ島で唯一TOEIC、TOEFLの公式試験会場で楽天やLINE等の大手企業の社員研修先としても利用されるSMEAG校。
1日の最大授業数 : 約13時間 (10時間 + 早朝、夜間授業 (80分 + 95分))
1日の平均授業数 : 10時間
欧米留学とフィリピン留学の授業数の差
欧米 : 最大6時間 , 平均5時間 / 日
フィリピン : 最大約13時間, 平均10時間 / 日
約2倍の時間学習が可能となります。フィリピン留学を利用すると2ヶ月(8週間)で400時間学ぶことが出来ます。日本で毎日1時間学ぶ時間よりも長いので短期で英語力向上を目的とする方には特にお勧めです。
欧米留学では平均14人のグループクラスが主流です。対して、フィリピン留学ではマンツーマンレッスンが主流となります。1クラスの英語を話す時間に換算すると、14人のグループクラスで平均5〜10分/60分クラス に対して、マンツーマンクラスだと25〜30分/60分 と約5〜6倍となります。
また、講師の方は現地の4年制大学出身者(フィリピンでは授業が英語で行われます)もしくはTESOL(英語教授資格)保持者です。
ネイティブと遜色ない英語レベルの高い講師陣からマンツーマンで英語を学ぶことが出来ます。
以上2点がフィリピン留学人気の最大の理由です!今後人件費も上がり、授業料金も上がっていくでしょう。しかしこの授業スタイルを取っており、高い質を保っているのは世界中探してもフィリピンのみです。費用対効果で見ると群を抜いています。
2カ国留学でフィリピンへ行くことに関して、もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。その中でも一番大きいのが、講師がフィリピン人であるという点です。
フィリピンでは英語は公用語として使われていますが、フィリピン人は英語を第二言語として学んでいます。なのでフィリピン留学の授業で学べる英語はネイティブが使う言い回しというよりは、教科書やTOEFLなどの試験に基づいた英語が中心です。
英会話のレベルが初球から中級の学習者にとっては全く問題ないクオリティと言えますが、英語である程度のレベルを持っている上級者で、ネイティブレベルまだ英語力を伸ばしたい、という方にはあまりおすすめではありません。
どうしても講師によってフィリピン訛りが気になる方も時々いますし、授業のレベルがネイティブレベルを目指すには満足がいかないこともあるかもしれません。そういう方はレベルの心配をせずに欧米圏に直接留学こともできますし、費用を抑えるために2カ国留学を検討している方は、フィリピン留学時の語学学校で行われる最初のレベルテストでしっかりと自分のレベルを発揮できれば、満足のいく質の高い授業を受けることができるので、実際に心配は要りません!
2カ国留学としては、1カ国目にフィリピン留学に行き、その後アメリカやカナダ、オーストラリアなど欧米国を中心とした欧米国などへ留学するケースがスタンダードになってきています。しかしながら留学前の英語力によっては、フィリピン留学では物足りないという方もいるかもしれません。
2カ国留学を検討する中で、費用に関し的になる方もいるかもしれません。そんな方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
もし欧米圏への留学を検討しているのであれば、StudyInのカウンセラーにお気軽に相談ください!それぞれのレベルやニーズに合った語学学校を選べるよう全力でサポートしていきます!
留学説明会・資料請求はこちら