高校生の海外研修、保険選びで悩んでいませんか?「学校指定だけでいいの?」「費用は?」そんな疑問を留学のプロが解決します。この記事では、失敗しない保険の選び方から、万が一のトラブル事例、おすすめの保険までを徹底解説。安心して海外研修に送り出すための情報が満載です。
「子どもの海外研修が決まったけど、何から準備すればいいのか…」
「楽しみな気持ちと同じくらい、海外での生活に不安を感じる…」
高校生の海外研修。それは、異文化に触れ、語学力を高め、国際感覚を養う、またとない貴重な機会です。しかし、親御さんにとっても、ご本人にとっても、慣れない海外での生活には「もしも」の不安がつきものですよね。
特に、一番の心配事は「健康」や「安全」に関わることではないでしょうか。
「もし、現地で病気になったら?」
「ケガをしてしまったらどうしよう?」
「持ち物を盗まれたり、壊してしまったりしたら…?」
そんな万が一の事態に備えるのが、海外研修保険です。
しかし、いざ保険を選ぼうとすると、
「種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」
「学校から案内された保険だけで本当に十分なの?」
と、新たな疑問が生まれてしまいます。
この記事では、そんなあなたの悩みに寄り添い、海外研修保険の「なぜ必要か」から「具体的な選び方」、そして「おすすめの保険」まで、わかりやすく解説していきます。
私たちStudyInは、YouTubeチャンネル「StudyInネイティブ英会話」の登録者数が120万人を超え、年間5,000人以上の留学生をサポートする、業界No.1の実績を持つ留学エージェントです。個人の留学はもちろん、多くの高校で団体研修のサポートも手掛けてきました。
これまで何千人もの学生様を海外へお見送りしてきた経験から、現地で起こりうる様々なトラブルを熟知しています。その知見を活かし、
この記事が、あなたの不安を解消し、安心して海外研修の準備を進めるための一助となれば幸いです。
【目次】
「短期間の研修だし、保険は本当に必要なの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。結論から言うと、海外研修に保険の加入は「絶対必要」です。
ここでは、その理由を3つの側面から具体的に解説します。
まず知っておくべき最も重要な事実は、海外では日本の健康保険が原則として適用されないということです。
日本では、保険証があれば医療費の自己負担は3割ですが、海外で病院にかかると、その費用は全額自己負担となります。そして、その医療費は日本の常識をはるかに超える金額になるケースが少なくありません。
国名 | 症例 | 医療費用の目安 |
アメリカ | 盲腸で入院・手術(約7日間) | 約300万円~ |
カナダ | スキーで骨折し入院・手術 | 約250万円~ |
オーストラリア | 肺炎で入院(約5日間) | 約100万円~ |
信じられないかもしれませんが、アメリカで救急車を呼んだだけで数十万円請求されることもあります。
もし保険に未加入のまま高額な医療費が発生した場合、その後の研修継続が困難になるだけでなく、ご家庭にとって大きな経済的負担となってしまいます。
慣れない環境で体調を崩しやすい海外研修だからこそ、医療費への備えは不可欠なのです。
海外研修でのリスクは、病気やケガだけではありません。特に、環境の変化にまだ慣れていない高校生には、予期せぬトラブルが起こりやすいものです。
≪持ち物の盗難・破損≫
≪賠償責任≫
≪航空機の遅延・欠航≫
これらのトラブルは、どれも金銭的な負担を伴います。海外研修保険は、こうした「治療」以外の様々な損害をカバーしてくれる、心強い味方なのです。
海外研修にあたり、学校から団体保険の案内がある場合も多いでしょう。「学校が指定しているなら安心」と思いがちですが、注意が必要です。
学校指定の保険は、多くの場合、必要最低限の補償内容になっていることがあります。例えば、治療費用の上限が低めに設定されていたり、携行品損害の補償が付いていなかったりするケースです。
アメリカなど医療費が特に高額な国へ行く場合や、ご自身の持ち物(高価なパソコンやカメラなど)に合わせて手厚い補償を希望する場合には、学校指定の保険だけではカバーしきれない可能性があります。
必ず補償内容をよく確認し、もし不十分だと感じたら、個人で追加の保険に加入することを強くおすすめします
「保険の重要性はわかったけど、じゃあ何を基準に選べばいいの?」という疑問にお答えします。
ここでは、高校生の海外研修に最適な保険を選ぶための5つの重要なチェックポイントをご紹介します。
保険選びで最も重視すべき項目は、「治療・救援費用」です。
これは、
などを補償するものです。
前述の通り、海外の医療費は青天井です。万が一、ICU(集中治療室)に入ったり、医療チャーター機で日本へ搬送されたりする事態になれば、費用は数千万円に及ぶこともあります。
そのため、特に医療費が高いアメリカやカナダ、ヨーロッパへ渡航する場合は、治療・救援費用の補償額は「無制限」のプランを選ぶのが鉄則です。短期の研修だからと安易に補償額を下げてしまうと、いざという時に全く足りないという事態になりかねません。
次に確認したいのが、「個人賠償責任補償」と「携行品損害補償」です。
≪個人賠償責任補償≫
これは、他人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊してしまったりして、法律上の損害賠償を請求された場合に保険金が支払われるものです。
例えば、
といったケースが該当します。
高校生が慣れない環境でうっかり起こしてしまいがちなトラブルに備える、非常に重要な補償です。
≪携行品損害補償≫
こちらは、自分の持ち物(スーツケース、カメラ、スマートフォン、パソコンなど)が盗難に遭ったり、偶然の事故で破損したりした場合に補償されるものです。海外では日本よりも盗難のリスクが高い場所も多く、万が一に備えておくと安心です。
ただし、補償の対象外となるもの(現金、コンタクトレンズなど)や、自己負担額が設定されている場合が多いので、詳細は契約時に確認しましょう。
海外の病院で治療を受けた際、一度自分で医療費を全額立て替え、後日保険会社に請求する、という流れが一般的です。しかし、数十万、数百万円にもなる医療費を現地で支払うのは非常に困難ですよね。
そこで重要になるのが「キャッシュレス診療(メディカルサービス)」です。 このサービスに対応している保険であれば、保険会社が提携している病院で受診した場合、保険会社が直接病院へ支払いを行ってくれるため、自分で窓口で高額な医療費を支払う必要がありません。現金の手持ちが少ない学生さんにとっては、絶対に外せないポイントです。
保険を選ぶ際は、渡航先にキャッシュレス診療に対応した提携病院がどれくらいあるかを確認しておきましょう。
慣れない海外で、しかも体調が悪い時に、現地の言葉で病院の予約をしたり、症状を正確に伝えたりするのは至難の業です。また、パスポートを紛失した、事故に遭ったなど、緊急時にどう対応すればいいか分からずパニックになってしまうことも。
そんな時、24時間365日、いつでも日本語で相談できるサポートデスクがあれば、どれほど心強いでしょうか。
病院の紹介や予約代行、保険金請求の手続き案内、通訳の手配など、様々なサポートを日本語で受けることができます。このサービスの有無が、いざという時の安心感を大きく左右します。
「クレジットカードに海外旅行保険が付いているから、それで十分では?」と考える方もいるかもしれません。しかし、クレジットカード付帯の保険には注意点がいくつかあります。
項目 | 一般的な留学保険 | クレジットカード付帯保険 |
補償期間 | 渡航期間に合わせて設定可能 | 最大90日間が多い |
治療・救援費用 | 高額(無制限も選択可) | 低め(200~300万円程度が多い) |
携行品損害 | 補償額を高めに設定可能 | 低め、自己負担額が高い場合も |
キャッシュレス診療 | 充実していることが多い | 対応していない、または提携病院が少ない場合がある |
利用条件 | 加入すればOK | 「自動付帯」と「利用付帯」がある |
その他 | 留学生向けの特約がある場合も | なし |
最も大きな違いは「治療・救援費用」の補償額です。クレジットカード付帯保険では、高額な医療費には到底対応しきれません。また、補償が適用される条件として「旅行代金をそのカードで支払っていること(利用付帯)」が定められている場合もあります。
クレジットカードの保険はあくまで補助的なものと考え、海外研修には必ず専用の留学保険に加入するようにしましょう。
海外研修の準備、何から始めたらいいか分からない… そんな方は、まずお気軽にStudyInの無料相談会にご参加ください。 留学のプロが、あなたにぴったりのプランをご提案します。
数ある保険会社の中から、私たちStudyInが高校生の海外研修に特におすすめしているのが「AIG損保の海外留学保険」です。
年間5,000人以上の留学生をサポートしてきた経験から、AIG損保が最も安心できると確信しています。その理由を3つご紹介します。
AIGグループは、世界中で保険事業を展開するグローバルカンパニーです。その広範なネットワークは、世界中のどこにいても質の高いサポートが受けられるという安心感に繋がります。
長年にわたり多くの留学生や海外渡航者を支えてきた実績は、他の保険会社にはない圧倒的な信頼の証です。
大切なご子息・ご息女を海外に送り出す上で、この信頼性は非常に重要なポイントと言えるでしょう。
AIG損保の強みは、24時間365日対応の「アシスタンスサービス」です。
渡航先で病気やケガをした際の病院の紹介・予約はもちろん、パスポートを紛失した際の対応案内、弁護士の紹介まで、あらゆるトラブルに日本語で対応してくれます。
時差を気にすることなく、いつでも頼れる存在がいるというのは、ご本人にとっても、日本で見守るご家族にとっても、大きな安心材料となります。
先ほど重要性を解説した「キャッシュレス診療」ですが、AIG損保は世界各国の主要都市に数多くの提携病院ネットワークを持っています。これにより、多くの渡航先で自己負担なくスムーズに医療サービスを受けることが可能です。
特に、高校生の研修先として人気の高い国や都市を幅広くカバーしているため、万が一の際にも安心です。
「どこの病院に行けばいいか分からない」という状況でも、アシスタンスサービスに電話一本するだけで、最寄りの提携病院を案内してくれます。
StudyInでは、AIG損保の留学保険に関するご相談や、お客様一人ひとりの研修プランに合わせた最適な補償内容のご提案も行っています。
また、StudyInからAIG損保にお申込みいただく場合、お手続きはすべてStudyInが行います。保険選びや契約についてのお悩みは、ぜひお気軽にお声がけください。
ここでは、実際に高校生の海外研修で起こりがちなトラブルをケーススタディとしてご紹介します。保険がどのように役立つのか、具体的にイメージしてみてください。
≪状況≫
カナダでの研修中、Aさんは慣れない食事と気候の変化からか、夜中に39度の高熱を出してしまいました。ホストファミリーに相談し、救急病院へ行くことに。
≪保険の適用≫
AさんはAIG損保の保険に加入しており、アシスタンスサービスに電話。すぐに日本語で対応してくれ、近くのキャッシュレス提携病院を紹介してもらいました。病院では通訳サービス(電話)も手配してくれ、安心して診察を受けることができました。
診察費と薬代で約5万円かかりましたが、キャッシュレス診療だったため、窓口での支払いは一切不要でした。
【適用補償:治療・救援費用】
≪状況≫
オーストラリアでのホームステイ中、Bくんはリビングでジュースを飲んでいたところ、誤ってホストファーザーのノートパソコンにこぼしてしまい、パソコンが故障してしまいました。
≪保険の適用≫
すぐにホストファミリーに謝罪し、日本の保険代理店(StudyIn)に連絡。状況を説明したところ、「個人賠償責任補償」が使える可能性があるとのこと。
後日、修理費用の見積書などを保険会社に提出し、無事に保険金が支払われました。修理費用は約15万円でしたが、自己負担なく解決でき、ホストファミリーとの関係も良好に保つことができました。
【適用補償:個人賠償責任】
≪状況≫
アメリカの空港に到着したCさん。しかし、待てど暮らせど、自分のスーツケースが出てきません。
航空会社に問い合わせると、荷物の積み込みミスで別の便に乗ってしまったことが判明。荷物が届くのは2日後になると言われてしまいました。
≪保険の適用≫
Cさんの保険には「航空機寄託手荷物遅延」の補償が付いていました。これは、預けた手荷物が一定時間以上遅延した場合に、やむを得ず購入した衣類や洗面用具などの購入費用を補償してくれるものです。
Cさんはこの補償を使って、当面必要な下着やTシャツ、歯ブラシなどを購入することができ、余計な出費をせずに済みました。
【適用補償:航空機寄託手荷物遅延費用】
このように、保険は様々な「困った!」を解決してくれる、海外研修の必須アイテムなのです。
「留学は誰でもできる」時代だからこそ、しっかりとした準備が大切です。 私たちは、保険の手続きを含め、あなたの海外研修が最高のものになるよう、全力でサポートします。
最後に、海外研修の保険に関して、お客様からよく寄せられる質問にお答えします。
A. 保険料は、渡航先、研修期間、補償内容によって大きく異なります。
目安として、アメリカやカナダなど医療費が高い国へ2週間渡航する場合、しっかりとした補償内容のプランで1万5千円~3万円程度が相場となります。
アジア圏など比較的費用が安い国であれば、1万円前後から加入できるプランもあります。
大切なのは、料金の安さだけで選ばないことです。補償内容、特に「治療・救援費用」が無制限になっているかなどをしっかりと確認し、ご自身の研修内容に合ったプランを選びましょう。
StudyInでは、ご予算とご希望に合わせた最適なプランのお見積もりも可能です。
A. 保険の申し込みは、出発の当日まで可能な場合が多いですが、余裕を持って出発の1ヶ月~2週間前までに済ませておくことを強くおすすめします。
直前になると、プランをじっくり比較検討する時間がなくなってしまいます。また、郵送での手続きが必要な場合や、書類に不備があった場合に対応する時間も考慮すると、早めの準備が安心です。特に、学校への提出が必要な場合は、その期日に間に合うように手続きを進めましょう。
A. 持病(既往症)がある場合、保険への加入に条件が付いたり、その持病が原因で発生した治療費は補償の対象外となったりすることが一般的です。
しかし、保険会社やプランによっては、「既往症の急激な悪化」をカバーする特約を付けられる場合があります。
持病をお持ちの方は、申し込みの際に必ず正確に告知し、加入できるプランや補償範囲について保険会社や代理店に詳しく確認することが非常に重要です。告知を怠ると、いざという時に保険金が支払われない「告知義務違反」となる可能性がありますので、ご注意ください。
今回は、高校生の海外研修における保険の重要性と、失敗しない選び方のポイントについて詳しく解説しました。
海外研修は、語学力だけでなく、人間的にも大きく成長できる素晴らしい機会です。しかし、その貴重な時間を最大限に活かすためには、安心して過ごせる環境が土台となります。海外研修保険は、そのための「お守り」のような存在です。
「どの保険プランが自分に合っているんだろう?」
「申し込み手続きの流れを知りたい」
「学校の団体研修の保険もまとめて相談したい」
そんな風に思われたら、ぜひ一度、私たちStudyInにご相談ください。
StudyInは、年間5,000人以上のサポート実績を誇る留学エージェントとして、個人の学生様はもちろん、学校法人様向けの団体研修プログラムも数多く手掛けております。
保険選びの小さな疑問から、研修全体のプランニングまで、留学のプロフェッショナルが、あなたのあらゆる不安に寄り添い、最適な解決策をご提案します。
相談方法は簡単。以下のリンクから無料相談会にお申し込みいただくだけです。オンラインでの相談も可能ですので、全国どこからでもお気軽にご利用いただけます。
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