3ヶ月という短期期間のワーホリで何が出来るのでしょうか。
費用はどのくらいかかるのでしょうか。
それらを加味して、短期のワーホリではどんなメリット・デメリットが有るのでしょうか。
今回はそれらの疑問にお答えします!
目次
ここでは、3か月の短期ワーホリで悩んでいるあなたに、3か月のワーホリでできることとその特徴を紹介します。
学生の場合、「3ヶ月」という期間なら、夏休みや春休みなどの長期休暇を利用して、ワーホリに行くことができます。
大学の制度によりますが、必要単位を考えて事前や事後に単位を回収できていれば、留年せずにワーホリをすることができます。
また、就活が終わって、卒業を待つだけの期間に行うこともできます。
社会人の場合、例えば、転職で新しい職場に移るまでの移行期間や短期の休職などを利用することもできます。
他にも、例えば日本で一人暮らししている場合、長期の海外滞在だと家を引き払ったり、引っ越ししたりしなければなりません。
しかし3か月の場合は、そのまま家賃を払ってキープしていたほうが、引っ越し等のお金より安く収まる場合が多いです。
総合的に3か月のほうが長期よりも安く楽に収まります。
3か月は、短いかもしれませんが、このように日本での生活へのリスクを抑えられる期間です。
働きながら語学や資格の勉強、働きながら観光、働きながら海外生活を送ってみるなど、「働きながら」何かをできるのがワーキングホリデーの特徴です。
特に3ヶ月の場合、観光ビザで滞在できる場合も有るので、「働きながら」がポイントになります。
多くのワーホリビザは、最長1年間であるため、3か月というのは短いと感じがちです。
しかし、時間が限られている分、だらだらと時間を過ごすことなく、目的に集中して取り組むことができます。
3か月のワーホリは、「働きながら」そこの地域でできる自分の目的にひたむきに取り組むことに向いています。
現地の大学付属の語学学校の多くは12週を1コースで授業を行っています。
つまり、同じ短期でも3か月以上現地に滞在していなければできない選択です。
自分の所属大学と行く先の大学が協定校であった場合、語学留学でも単位互換が認められる場合があります。
また、同じ語学学校でも、調べないとわからない語学学校よりも、○○大学付属の語学学校ということのできる学校のほうが、よい評価を得やすいです。
語学留学が目的の場合は、大学付属の語学学校という選択肢はかなりおすすめです。
もし、「働きながら」にこだわらない場合は、ワーホリビザよりも観光ビザや学生ビザでの渡航をおすすめします。
なぜなら、3か月という期間なら、観光ビザや学生ビザで滞在することができる国が多いからです。
しかし、注意しなければならないのは、特に学生ビザは国によって細かい規定が異なるので、自分が行く国の規定を要確認する必要があります。
例えば、オーストラリアの学生ビザは、3か月以上の留学を目的とした場合、カナダは、6か月以上の留学を目的とした場合に申請ができます。
ワーホリビザは1国につき、1度しか使えないので、働くことをあまり考えていない場合は、違うビザでの渡航をおすすめします。
ワーホリ1年や半年の費用は情報がたくさんあるけれど、3か月の短期ワーホリの費用はなかなか見つかりませんよね。
そこで今回は、人気のオーストラリア、カナダ、台湾の3か月短期ワーホリの予算について紹介します!
※あくまで目安です。時期や滞在する都市、学校等によって変わるので、参考までにお願いします。
オーストラリア3か月の予算は以下のようになります。
ここでは、がっつりアルバイトする想定で計算しています。
また、短期契約の家賃は通常の表示価格より何割か増されていることが多いので、ここでは、5割増しで計算しています。
基本料金 (単位:円)
計約85万円の支出
基本料金と足して約125万円の支出
よって総支出約125万-収入約63万=約62万のマイナス
よって総支出約85万-収入84約万=約1万円のマイナス
次は英語圏で人気のカナダの予算を同様に考えていきます!
ここでは、がっつりアルバイトする想定で計算しています。
また、短期契約の家賃は通常の表示価格より何割か増されていることが多いので、ここでは、5割増しで計算しています。
基本料金(単位:円)
計約82万円の支出
基本料金と足して約122万円の支出
よって総支出約122万-収入約=約88.9万のマイナス
よって総支出約82万-収入約53万=約29万のマイナス
最後は、非英語圏で人気の台湾の予算を見ていきましょう!
ここでは、がっつりアルバイトする想定で計算しています。
また、短期契約の家賃は通常の表示価格より何割か増されていることが多いので、ここでは、5割増しで計算しています。
基本料金(単位:円)
計約43万円の支出
基本料金と足して約53万円の支出
よって総支出約52万-収入約18万=約35万のマイナス
よって総支出約42万-収入約24万=約19万のマイナス
では、以上のことを踏まえて、3か月という短期のワーホリのメリット・デメリットを見ていきましょう!
期間が短いほど家賃や生活費などのワーホリにかける総費用を抑えることができます。
また、「3か月のワーホリでできること」の部分でも紹介しましたが、日本での自分の場所を確保したままワーホリができます。
そして、時間が限られている分、やるべきこと、ワーホリの目的に対して、先延ばしにすることなく真摯に取り組むことができます。
なにせ期間が限られているので、語学勉強と観光と仕事と趣味と等、色々なことに手を出す余裕はありません。
中途半端な結果を避けるためにも、仕事ともう一つ何かの目的の2つを中心に生活にすることをおすすめします。
また、短期間の滞在はコスパが良くありません。
特に、ビザの申請料金は現地滞在予定がどれだけでも一律です。
さらに、家賃は1年契約が一般的で短期契約の場合追加料金や月額が割増しになることが多いです。
アルバイトやインターン先を現地で探すにしても、半年契約から等としている場所も多く、長期と比べて選択肢が少ないのが事実です。
では、できるだけデメリットを少なくするための対策をご紹介します!
目的をはっきりさせ、ある程度のスケジュールを建ててみることで滞在中のイメージがはっきりします。
何をメインに過ごすか、空いた時間で何をしたいか、できるかをリストアップ。
ビザのコスパ
広い期間で考えてみてるのをおすすめします。
ワーホリビザが使える年齢の間に、さらに長い期間ワーホリできるチャンスがあるのかどうなのかを考えてみたください。
家賃のコスパ
費用の削減を最優先にするならば、ルームシェアや寮等の選択肢もあります。
しかし、それらの物件は人気のため、早い段階から情報収集することをおすすめします。
滞在先にある程度の日本人が住んでいると、渡航前にネット上の求人などを調査して、仕事を探すこともできます。
日本にいるうちに探しておくと、現地で探す時間や手間が省けたり、見当をつけやすかったりします。
以上、3か月の短期ワーホリについて見てきて、どうでしょうか。
確かに、3か月というのはとても短い期間です。
しかし、目的や計画が明確なら3か月の短期間でも得るものは大きいはずです。
しかし、コスパが悪いため、「働くこと」を重視していない場合は別のビザでの渡航をおすすめします。
また、ワーホリ自体が18-30歳の12年間でしか使えない制度なので、短期間でもまとまった時間が取れる時に使うことをおすすめします!
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