留学が初めての方も海外自体が初めての方も、カナダ留学になにを持っていけばいいか不安になりますよね。この記事では絶対に必要な必需品と、持っていけばよかったと後悔しないための持ち物を紹介します。これからカナダ留学の準備をする方はぜひ参考にしてください。
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さて、今回はカナダ留学の準備についてお話ししたいと思います。
目次
カナダは基本的に温暖で過ごしやすい国で、日本と同じく四季があります。しかしカナダは国土が広いため地域によって差が出ます。
年間降水量がさほど多くない地域では夏は湿気が少なくカラッとした暑さで過ごせますが、湿度が高く蒸し暑い夏の地域もあります。冬は氷点下20℃まで下がるよう極寒の地域もあります。地域ごとに特徴を把握しましょう。
3月頃から徐々に気温が高くなるバンクーバーは、4~6頃までが春で平均気温は10℃前後。4月には桜が咲き、日本のような春を感じられますが夜は冷え込みます。6月頃になると、15℃近くまで暖かくなります。
夏と言っても、日本の東京と比べるとかなり過ごしやすい季節です。平均気温は20℃ほどで、30℃を超える真夏日は少ないのが特徴。
バンクーバーの秋は降水量が増えるため、日照時間が大幅に短くなります。平均気温も10℃前後と一気に下がるので、肌寒さを感じる日が多いでしょう。
冬は極寒のイメージがあるカナダですが、バンクーバーの冬は極寒とまではなりません。平均気温は2~5℃と、氷点下まで下がる日はほぼなく雪が降るのもめずらしいです。しかし秋から続き降水量が多いため、体感温度は下がります。
冬の寒さが厳しいトロントの春は、平均気温は10℃前後ですが最低気温は1℃ほどまで下がる日があります。寒暖差が激しく氷点下になる場合もあるため、まだまだしっかりとした防寒が必要な季節です。
冬の寒さは厳しくても、夏はしっかりと気温が上がります。平均気温は20~25℃ほどですが、最高気温が30℃に達する日もあります。日本の東京以上に日差しは強いので、紫外線対策が必要です。
トロントは秋が短く、10月までに一気に気温が下がります。9月の平均気温は15℃ほどですが、10月になると8℃ほどまで下がり、最低気温が3℃まで下がることも。春同様に寒暖差に注意が必要な季節です。
トロントの冬は寒さが厳しく、11月にもなると平均気温は3℃ほど・12月からは氷点下まで下がります。平均気温が氷点下なので、雪は当たり前。最低気温が-30℃にもなる日がある、極寒の都市です。
ビクトリアは4月頃から10℃以上になる日が増え、6月くらいまで暖かさを感じられる春です。5月にもなると、ジャケットや羽織るものも必要なく、長袖のシャツで過ごせるくらいの気候になります。一方で夜はまだ冷える日もあります。
バンクーバー同様に夏はそこまで暑くなりません。平均気温は20℃前半~10℃後半で、最高気温も23℃ほどの日が多いです。30℃を超える日はほぼないので、過ごしやすい気候です。
ビクトリアの秋も降水量が多くなります。10月頃まで10℃前後の日が続きますが、11月になると最高気温も10℃を下回ります。気温の低下とともに、雨の影響で体感温度はさらに寒く感じるでしょう。
春~秋までバンクーバーに似た気候をしているビクトリアですが、冬は冷え込むのが特徴です。トロントほどは寒くならないものの、最低気温が氷点下まで下がることも珍しくありません。秋に続き降水量も多く、より寒く感じるでしょう。しっかしとした防寒対策が必要です。
トロントのように冬は極寒のモントリオール。3月はまだ最低気温が氷点下になりますが、4月頃から徐々に暖かくなります。しかし4月はまだ平均気温が10℃以下。5月になると15℃近くまで気温が上がるので、急な寒暖差のある春となります。
極寒のモントリオールですが、夏は30℃近くまで気温が上がる日も。日本の東京と同じような夏を感じられます。さらに日照時間が約170時間の東京に比べ、モントリオールは約240時間。かなり日が長い夏が特徴です。
暑い夏から一転、9月から10月にかけて徐々に気温が下がります。9月の平均気温は15℃、10月の平均気温は9℃。秋の2ヶ月ほどで平均気温が10℃以上下がるので、春同様に寒暖差に注意が必要です。
モントリオールの冬は早く、11月には平均気温が約2℃・最低気温は約-1℃となります。12月~2月はとくに厳しい寒さとなり、北極からの寒気団に襲われる日は最高気温が-20℃、最低気温はマ-30℃となります。防寒だけでなく、スノーブーツなどでの雪対策も必要です。
カナダでの基本的な服装は、カジュアルで問題ありません。冬はほとんどの地域で雪が降るほど寒くなるので、ダウンジャケットが必須です。
カナダの特色を理解したところで、カナダ留学の持ち物をチェックしましょう。まずは絶対に忘れていはいけない必需品を紹介します。
ここまでカナダ留学する方に共通の必需品を紹介しましたが、あくまで最低限の荷物です。次にカナダ留学に持っていけばよかったと後悔しがちな持ち物を紹介します。自分に当てはまれば持ち物リストに追加しましょう。
現地でホームステイをするなら、日本の家族写真があると自己紹介の話も広がりコミュニケーションがはかれます。欧米人は家族愛をオープンにする人柄が多いので、同じように家族愛を示すと印象がよくなるはずです。家族写真だけでなく、日本の名所や風景の写真も用意するといいでしょう。
さらにプレゼントがあると、喜ばれてホストファミリーといい関係性作れるはずです。プレゼントは高価である必要はなく、和柄の小物や日本文化が感じられるものがおすすめです。
オイルタイプのクレンジングを使用してる場合、カナダでは主流ではないため現地で購入しようと思ってもお店で見つけにくい可能性があります。入ったお店で必ずオイルタイプが購入できる環境ではありません。クレンジングオイルを使用したい方は、あらかじめ多めに持っていきましょう。
またストッキングやタイツを現地で買おうとすると値段が高く、日本のものより品質がよくありません。さらに海外のサイズのため、日本人の体形に合わない可能性もあります。多めに持って行ってもかさばるものではないので、日本か持っていくことをおすすめします。
荷物の量に余裕があれば、日本からアメニティを持っていきましょう。海外製と比べるとやはり日本製は品質がよく、使い慣れているのでストレスを感じません。とくに歯ブラシは日本からの持参をおすすめします。カナダ製の歯ブラシはヘッドが大きめで使いにくいからです。また長期滞在であれば、爪切りや耳かきも日本から持っていくといいです。
海外へ渡航する場合、日本の電化製品を使うには変圧器を利用するイメージがありますよね。しかしカナダでは変圧器は不要です。使用したい電化製品の電源アダプターに記載されている電圧値が、カナダの電圧値・110V以内であればそのまま使用できます。
またカナダでは三口のプラグタイプが通常ですが、日本の二口タイプも変換プラグなしで使えます。しかし、パソコンや携帯などの精密機器は故障しては困るので、心配な方は変圧器・変換プラグの用意をおすすめします。
海外へ入国する際、その国が定めた税関申告が必要です。そもそも税関申告とはなぜ必要なのでしょうか。カナダ入国時に税関申告に必要なものと併せて解説します。
渡航する際、出国時と入国時に税関を通ります。その理由は、国際犯罪組織による密輸入やテロを防ぐためです。渡航先の国へ輸入が禁止されているものや規制されているものを確認し、国によっては現金の額次第でも申告が必要です。万が一虚偽の申告をした場合は、没収され罰金または刑事訴追される可能性があるので、必ず正しく申告してください。
カナダへ入国する際、税関申告が必要なものの一部を紹介します。
【申告が必要な主なもの】
【主な輸入禁止品】
【輸入制限品】
実際に渡航する前には、「カナダ国境業務庁(CBSA)」で詳細を確認してください。
カナダ留学にはたくさんの荷物が必要です。しかし機内に持ち込める重量には制限があり、オーバーすると超過料を支払わなければいけません。超過料を払ったとしても、到着後重たいキャリーバックを持っての移動は大変です。できるだけ手荷物を少なくする方法を紹介します。
「渡航するときの手荷物は減らしたいけど、現地では必要だから持っていきたい」という方におすすめなのが航空便です。船便で送る方法のありますが、カナダへは2ヶ月ほどかかるのであまりおすすめできません。航空便について詳しく解説します。
発送方法はEMSと国際小包の2種類あります。
EMSは国際スピード郵便の名称で、最も早く海外に荷物が送れる方法です。荷物を最優先に配送するので、届くまでの日数が最短です。カナダのバンクーバー・モントリオールまでは3~5日で届けられ、2kgの荷物で6,700円円の料金です。
国際小包は通常の飛行機で荷物を配達します。そのため荷物を最優先するEMSよりは多少日数がかかります。しかしバンクーバーまでは6日・モントリオールまでは7日なので、さほど大きな差ではありません。料金も2kgで6,000円とEMSと大差はないので、より安く発送したい方は国際小包で問題ないでしょう。
カナダでは郵便物の税関検査を強化しています。そのため荷物のラベルや税関申告書に、差出人と受取人の住所・氏名・品名・数量・価格が英語(フランス語でも可)で記載されていない場合は日本に返送されたりカナダで没収されたりします。正しい記載方法は、郵便局の公式HPに掲載されています。
また税関検査の強化の影響で、荷物の配達に遅延が発生する可能性があります。余裕を持って発送しましょう。
初めてのカナダでの生活には不安がありますよね。「念のため持っていこう」と思いながらパッキングをしていると、あれもこれも入れてしまい荷物が増えていきます。手荷物を減らしたいときは、思い切って現地で購入できるものは置いていきましょう。
スマートフォン:日本人スタッフが対応してくれる携帯ショップもあり
バンクーバーには「Dollarama」・「Dollar Tree」といった1ドルショップがあります。必要なものが安く手に入る場合があるので、利用してみましょう。
カナダはアジアからの移民や留学生が多いため、日本製品が手に入りやすいです。とくにバンクーバーには、日本の100円均一の商品を取り扱っている「OOMOMO」というお店があるので、日本製がほしくなったときにおすすめです。
しかし日本で買うよりも割高で販売しているので、予算に心配があり荷物に余裕がある方は少しでも日本から持参すると現地での費用を抑えられます。
カナダ留学は旅行と違って数日で終わるものではないので、自然と荷物も多くなります。荷物が多すぎても持ち運びに大変になりますし、厳選しすぎると現地で必要なときにすぐ購入できず困ったり余分に購入費用を使ってしまったりする可能性があります。自分になにが必要か整理し、焦って用意をして忘れ物をしてしまうという失敗がないよう時間に余裕をもって準備を始めましょう。
最後に、私たちStudyInは、皆さんが留学という大きな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと心から思っています。不安や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、あなたの夢を叶えるために真摯にサポートいたします。
時間がなく焦っている方も大丈夫です。これからの一歩が、未来への大きな一歩となるよう、私たちと一緒に準備を進めていきましょう。皆さんのご連絡を心よりお待ちしています。(下記からお選びください)
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