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カナダ留学の食事事情を徹底解説!ホームステイのご飯はまずい? 【リアルな体験談も紹介】

カナダ留学中、楽しみでもあり不安でもあるのが食事事情。カナダではどんなものが食べられるのか、留学を前にしている方は気になりますよね。とくに家庭料理を出されるホームステイでは、口に合うか不安になるはず。本記事はカナダの食事事情を徹底解説します。ぜひ最後までご覧ください。


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さて、今回はカナダ留学の食事事情についてお話ししたいと思います。

 目次

カナダは肉・魚・野菜の生産量が世界トップクラス

 カナダ留学の情報を集めていると、語学学校や費用の情報が多くでてきますよね。学校やお金事情のほかに、カナダ留学で日常生活を送るとき重要になるのが食文化。カナダ留学前に、カナダ留学中の食事についても考えておきましょう。


世界2位の国土を誇るカナダは大西洋と太平洋に挟まれています。海も陸も兼ね備えている環境は、さまざまな食材の生産が豊かです。


魚介類

カナダでは、太平洋と大西洋の両方から魚介類が豊富に獲れます。太平洋岸が近いブリティッシュ・コロンビア州ではサケ・大西洋岸東部では豪快な料理で有名なロブスターやムール貝・ホタテが安く購入できます。 


夏には海辺に鮮魚店のテントが並ぶ地域のあるほどで、新鮮な魚介類を手に入れることが可能です。


肉類

陸地では、広大な土地を活かして畜産業が盛んです。アルバータ州で育てられるアルバータ牛は、カナダで生産される牛の40%を占めています。日本で食べる和牛とは違った味が楽しめます。


野菜類・果物類

広大な国土のカナダでは、地域によって気候に変動があります。各地域の気候を生かした農業も盛んで、質が高い野菜や果物が収穫できます。


とくにじゃがいもはカナダで主食として扱われ、多くの食卓の並びます。カナダで獲れるじゃがいもは、甘味がありなめらかな食感が特徴です。


魚・肉・野菜とすべての分野で食材の生産量は世界トップクラス。さらに多国籍文化でもあることから、都市部のお店では日本食はもちろん各国の食材も手に入り、品揃えがいいです。


ここからは、実際にカナダで食べられる食事について解説します。

留学中の食事事情は滞在先によって変わる

 カナダ留学中、どのように食事をとるかは滞在方法によって異なります。それぞれ詳しく解説します。

学生寮

学生寮では、3食または朝・夕の2食が提供される学校と、学校からの提供はなくすべて自分で用意する学校があります。食事については統一された決まりがないので、学校を決めるときに必ず確認してください。


食事つきの学校であればビュッフェスタイルがスタンダードで、朝はシリアル・ヨーグルト・フルーツ、夜はサラダ・肉または魚のメイン料理・ご飯が多いです。


食事なしの学校では、共用部のキッチンで自炊をするか、外食・テイクアウト・デリバリーをするかになります。

シェアハウス

シェアハウスでは、3食すべてを自分で用意する必要があります。そのため、食事は自炊・外食・テイクアウト・デリバリーのいずれかが方法としてあげられます。


外食・テイクアウト・デリバリーは楽ですしカナダでの食事を楽しめるメリットがあります。しかし数ヶ月~1年ほどの留学で毎日外食にすると食費がかさみますし、ジャンキーなものばかり食べていると健康にもあまりよくありません。


自炊であれば食費の節約にもなり、バランスを考えられて健康的です。もし外食でカナダの味付けが口に合わないと感じた場合も、自炊であれば自分好みの食事が作れるのでおすすめです。

ホームステイ

ほとんどのホームステイでは食事付きと食事なしのプランが選べます。食事付きはさらに朝夕の2食か朝昼夕の3食が選択でき、2食の場合はランチは自分で用意します。それぞれのプランの特徴は以下になります。


朝・昼・夕の3食付き

朝食はトーストやシリアルを自分で準備して各自食べるスタイルが多く、夕食はホストファミリーが作ってくれた食事をみんなで食べます。


ランチは前日の残りやサンドイッチをお弁当として持たせてくれたり、冷蔵庫から自分で好きなものを持っていくスタイルがあります。3食付きのプランでも、土曜や日曜など学校が休みで自宅にいる場合は朝昼兼用のブランチスタイルをとる家庭もあります。


朝・夕の2食付き

朝食・夕食は3食付きプラン同様です。ランチは自分で食材を買ってきたらキッチンを借りて自炊してもいいですが、学校周辺で外食やテイクアウトをする人が多いです。


2食付き・3食付きプランでホームステイをしていても、夕食を友達と外食したい場面がでてくるはず。そういった場合は、事前にホストファミリーに夕食が不要であることを連絡してください。連絡がない場合、ホストファミリーは必ず食事を用意してくれますし、帰りが遅いと心配させてしまいます。


無断で食事をしてくると、ホストファミリーとの関係性も悪くなってしまうため、事前に連絡してから外食するように心がけてください。


食事なし

ホームステイでもキッチンを借りて自炊することは可能です。食材は自分で購入する必要がありますが、調味料や調理器具・食器などはステイ先のものを借りられます。


カナダ料理はもちろん日本との味付けに違いがありますし、食事に不安のある方もいるはず。自炊は食費の節約にも繋がるので、そういった方は食事なしプランが選べるホームステイがおすすめです。

ホームステイの食事はまずいと言われる理由

 カナダの食事について調べていると、「ホームステイの食事はまずい」といった情報を目にしますよね。ホームステイの食事はカナダの家庭料理。なぜまずいと言われるのか、なぜ日本人の口に合わないのか解説します。

カナダの家庭料理の特徴

カナダの家庭料理は、日本での食事のように品数は多くなく、おかずが少ない特徴があります。とくにホストマザーが働いている家庭は、一品料理がでてきておかずがなかったり冷凍食品がでてくることもあります。同じメニューが何日か続くことも珍しくありません。


またカナダは多国籍国家であることから、ホストファミリーがカナダ人とは限りません。アジア系やイタリア系・フィリピン系などの人々がホームステイを受け入れている場合があるので、家庭料理は母国によってさまざまです


ホームステイの食事例

【朝食】

  • パン
  • シリアル
  • フルーツ
  • ヨーグルト
  • コーヒー
  • 紅茶
  • ミルク
  • ジュース


【昼食】

  • サンドイッチ
  • 前の夕食の残り(レフトオーバー) 
  • カップラーメン
  • フルーツ


【夕食:カナダ系のホストファミリー】

  • パスタ
  • チキン
  • ピザ
  • ホットドッグ
  • ハンバーガー
  • ポテト
  • サラダ


【夕食:アジア系のホストファミリー】

  • チャーハン
  • 肉料理
  • 煮込み料理
  • シーフード(頻度は少ない)
  • 野菜や豆などの炒めもの

お米が日本人に合わない

ホストファミリーの国籍によって食事の主食は異なります。しかしどの国籍でも日本よりお米を食べる習慣はなく、お米が出てきても日本で食べられるお米とは異なります


日本で食べるいわゆる日本米と呼ばれるお米は、ふっくらとした炊きあがりで粘りがあり柔らかいです。しかしカナダで食べられるお米は、タイ米と呼ばれる細長くてパサパサ感があるお米です。


食べ慣れているお米と異なるため、まずいと感じる人が多くなってしまう原因でもあります。

生野菜が食卓に出ることが多い

カナダでは野菜が生で食卓に並ぶことが多いです。日本でもサラダを食べる場合がありますが、割合的には炒めたり蒸したりと火の通った野菜が食卓に出ることが多いですよね。


カナダの食卓は、サラダ以外に生のにんじんスティックがでてきたりするので、日本より生野菜を食べる機会が多い傾向があります。さらにぶどうやリンゴは皮付きで食べる場合が多いので、苦手な人は苦痛に感じてしまう環境です。


苦手なものがある場合は、我慢せずホストマザーに伝えて相談しましょう。遠慮して伝えられない人もいますが、そのままではストレスが溜まってしまいますし、ホストファミリーとの会話も減ってしまうでしょう。海外では日本のように「察する」という習慣がないので、しっかり意思表示していくことが重要です

味付けが合わない

根本的な問題になってしまいますが、ホストファミリーの家庭の味付けが口に合わないケースももちろんあります。辛いものが苦手だったり、スパイス・ハーブのような味付けが苦手な場合はあらかじめホストファミリーに伝えておくことが可能です。


しかし味付け自体は実際に食べてみないと分かりませんし、味付け自体の変更をお願いするのは現実的に難しいです。ホームステイをするのであれば、その国の家庭料理に触れることも勉強として自分が食文化に合わせていくことも必要です。


英語を学ぶだけがカナダ留学ではありません。その国の習慣や文化の違いにも目を向けて留学生活を過ごしてみましょう。

ホームステイのご飯は残してもいい?

食べられないものが出てきたり、お腹がいっぱいで食べられない場合は無言で残すのではなく、その旨を伝えて残すようにしましょう。意思表示をして残せば理解してくれますし、後日量を調整してくれる場合もあります。


家庭によっては、大皿で食卓に出てきて自分で取り分けるスタイルの場合があります。自分で取っておきながら残すのはあまり良くないので、自分の食べられる量を考えながら取り分けるようにしましょう。

カナダ留学だからこそ食べられるメニュー

 前述しましたが、英語の勉強だけがカナダ留学ではありません。せっかくカナダという遠い地に来ているのであれば、カナダならではの食事を楽しむのも食文化の勉強になります。カナダでチェックすべき料理をいくつか紹介します。


ロブスター

冒頭で紹介したように、カナダは太平洋と大西洋という大きな海に挟まれているため水産業が盛んです。そのため日本では特別な日に食べることの多いロブスターが、カナダではお手頃価格で楽しめます。街中にはロブスターを味わえるお店があるので、外食の機会があればぜひ味わってみてください。


プティーン

プティーンは、カナダの名物となっているメニューです。フライドポテトの上に、チーズと肉汁・ワイン・ブイヨンなどを煮詰めたグレービーソースが乗っており、とてもボリューミーな料理です。ケベック州発祥の料理で、カナダのファストフードのような存在です。マクドナルドでも注文できる、身近な名物です。

知っておくべき!カナダの食事に関するマナー

 日本の食卓にマナーがあるように、カナダにも食事に関するマナーがあります。カナダ滞在中はカナダのマナーに沿って食事する必要があるため、渡航前に守るべきマナーをチェックしておきましょう。


麺類は音を立ててすすらない

日本では、ラーメンやうどんなどの麺類は音を立てながらすすって食べますよね。しかしカナダではNGな食べ方です。スープはもちろん、麺類でも音を立てるのは不快に思われてしまう可能性があるので注意してください。


外食はチップ制度がある

日本では馴染がなく、海外に行ったとき戸惑ってしまうのがチップ制度です。レストランやタクシー・ホテルなどでサービスを受けたときに、サービスに見合った分を代金にプラスで上乗せして支払うのがチップです。 


レストランでのチップ相場は10~15%。サービスの質によって、合計金額に上乗せして支払いましょう。

  • サービスがあまり良くなかったとき:10%
  • サービスが良かったとき:15%
  • とてもいいサービスを受けたとき:20%

レストランは完全禁煙

日本でも店内は禁煙のお店が増えていますが、カナダではすべてのレストランで完全禁煙です。 日本では分煙が進んでいますが、喫煙エリア以外でタバコを吸っても罰金までにはなりません。


しかしカナダは、決められた喫煙スペース以外でタバコを吸うと罰金の対象になります。  カナダは喫煙に厳しい国のひとつとして有名なので、喫煙者の方はタバコのマナーに注意してください。


野外での飲酒禁止

カナダはお酒のルールも厳しいです。日本ではお祭りやバーベキューなどで外で飲酒する機会がありますが、カナダでは屋内での飲酒は禁止されています。違反者は罰金の対象となり、逮捕されてしまう場合もあるので、マナーだけでなくルールもチェックしておきましょう。

カナダ留学のお悩みはStudyInへ

 カナダ留学で食事が合わなかったら、滞在中の生活が苦痛になってしまうのではないかと不安要素になりますよね。しかし食文化の違いがあれば、日本で食べている食事と異なって当然です。食文化の違いも楽しみ学べるのがカナダ留学のメリットでもあります。


最後に、私たちStudyInは、皆さんが留学という大きな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと心から思っています。不安や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、あなたの夢を叶えるために真摯にサポートいたします。


時間がなく焦っている方も大丈夫です。これからの一歩が、未来への大きな一歩となるよう、私たちと一緒に準備を進めていきましょう。皆さんのご連絡を心よりお待ちしています。(下記からお選びください)


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