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【2024年最新】カナダ留学の奨学金は返済不要?支給額や対象者など徹底解説

カナダ留学したいと思っても、費用面を考えると実現は難しいと思っている方が多いはず。そこで知ってほしいのが、「奨学金制度」です。奨学金の利点は、学生の夢を実現させるだけでなく、社会的経済的格差を減らす重要な手段となっています。本記事では、カナダ留学で使える奨学金についてまとめています。留学費用に悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。


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さて、今回はカナダ留学の奨学金についてお話ししたいと思います。

目次

カナダ留学の費用を抑えられる奨学金制度

 大きな金額が必要なカナダ留学ですが、お金が用意できず留学を諦めてしまう方もいますよね。そこで助けてくれるのが奨学金制度です。日本の学校でも活用されている奨学金制度ですが、留学でも使えることをご存じでしょうか。

 

カナダ留学で使える奨学金は提供する団体ごとに応募できる条件が決められており、さまざまな種類があります。自分が応募できる奨学金をチェックし、カナダ留学に役立てましょう。

まずカナダ留学の奨学金の仕組みを理解する

 カナダ留学の奨学金にはいろいろな種類があります。まずは奨学金の仕組みを理解しましょう。

支給方法は2タイプある

カナダ留学の奨学金には「給付型」と「貸与型」の2タイプあり、大きな違いは返済が不要か必要かです。

返済 特徴
給付型  不要 ・応募できる条件が厳しい
・審査には成績が影響するためトップ成績でないと審査を通るのが難しい
貸与型 必要 ・審査基準が低い
・返済には無利子と有利子がある
・有利子は審査が通りやすい
・銀行より利子低く最高でも3%ほど

返済不要な給付型を利用したいと思う方多数ですが、返済不要な分応募条件が厳しいです。給付型の奨学金を受けられるのはわずか一部の人ですが、厳しいからといって応募しない方も多いようです。条件を満たしていれば応募しチャレンジするのもいいでしょう。


貸与型は返済が必要で利子が付く場合もありますが、銀行の教育ローンと比べると低い利子で利用できるので魅力もあります。帰国後すぐに返済する必要はなく、将来働きながら返済していくので、収入を得られる見込みのある方は貸与型も検討しましょう。

2つの支給対象がある

カナダ留学で利用できる奨学金には、BursaryとScholarshipの2つの支給対象があります。


  • Bursary

学力が十分にありながらも、学業だけでなく生活を補えるだけの金銭的な余裕がない生徒・経済的な面で援助が必要な生徒が授与できる。助成目的で受けられる奨学金。

 

  • Scholarship

学力やスポーツ能力・文化活動などで、アカデミックな成績や業績を収めた生徒が授与できる。提供する団体の設立趣旨に沿った者が受けられる奨学金。


提供している団体はさまざま

一言にカナダ留学の奨学金といっても、提供している団体はさまざまです。大きく4つの団体に分けられます。


  • カナダ政府:条件はやや厳しい
  • 日本の公的機関:サポートが手厚い
  • 日本の民間企業:公益財団法人が代表的
  • 日本の地方自治体:都道府県または市区町村が提供


一つの団体で応募条件を満たせていなくても、ほかの団体の奨学金なら応募できる可能性があります。いろいろな提供団体を見比べることで、自分が応募可能な奨学金や自分に合う奨学金が見つけられるでしょう。

公的機関が提供する奨学金

 実際にカナダ留学で使える奨学金を紹介します。それぞれ細かい条件が決められている場合があるので、条件や内容が自分に合うものを見つけましょう。

日本学生支援機構(JASSO)|文部科学省が提供している

【対象者】

  • 高校生
  • 大学生

【留学期間】

  • 8日~1年以内

【特徴・詳細】

  • 給与型と貸与型どちらも提供している
  • 文部科学省所管の独立行政法人
  • 授業料と生活費が支給される学部学位取得型、大学院学位取得型と毎月一定額が支給される協定派遣がある
  • ほかの奨学金との併用ができる

【支給金額】

  • 留学準備金/最大16万円
  • 奨学金/月額最大10万円

【応募条件】

  • 日本国籍を有する者又は日本への永住が許可されている者
  • 学生交流に関する協定等に基づき、派遣先大学等が受入を許可する者
  • 経済的理由により自費のみでの派遣プログラムへの参加が困難な者
  • 派遣プログラム参加にあたり、必要な査証を確実に取得し得る者
  • 派遣プログラム終了後、在籍大学等に戻り学業を継続し、在籍大学等の学位を取得する者又は卒業する者
  • 学業成績が優秀で、人物等に優れている者
  • 派遣プログラム参加のために本制度以外の奨学金等を受ける場合、その支給月額の合計額が、本制度による奨学金月額を超えない者 など

トビタテ!留学JAPAN|審査に学力は関係なし

 【対象者】

  • 高校生
  • 大学生

【留学期間】

  • 8日~1年以内

【特徴・詳細】

  • 返済不要の給付型
  • 国と民間企業が共同で提供している
  • 審査基準は留学へのやる気と情熱で英語力や成績は関係なし

【支給金額】

  • 留学準備金/最大25万円
  • 奨学金/月額最大16万円

【高校生コースの応募条件】

  • 高校生なら誰でも応募できる

【大学生コースの応募条件】

  • 年齢が30歳以下であること
  • 事前・事後研修及び派遣留学生ネットワークに参加する
  • 専修学校(専門課程)において、卒業又は学位取得を目的とした課程に在籍する など

カナダ政府が提供する奨学金

 カナダ政府が提供している奨学金は、対象の大学が限定されている場合があります。条件が狭まりデメリットでもありますが、支給される金額は大きく、カナダ大学留学を目指している方は要チェックです。

高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金|大学生が対象

【対象者】

  • 大学生

【留学期間】

  • 1年

【特徴・詳細】

  • 返済不要の給付型
  • カナダ政府が提供している

【支給金額】

  • 奨学金/年間最大38,000CAD(約410万円)

※2024年10月16日現在のレート、1CAD=108.36円で換算


【応募条件】

  • 日本の大学に在学中で、クィーンズ大学の2〜3年次に留学する学生
  • クイーンズ大学の英語能力規定を満たすことを証明するテストのスコア提出が必要

 具体的なスコアはIELTS 6.5以上、またはTOEFL iBTのトータルスコア88以上。

(詳細スコア:Writing:24以上・Speaking:22以上・Reading:22以上・Listening:20以上)

ヴァニエ・カナダ大学院奨学金|職業や地域活動などの審査がある

【対象】

  • 大学院生

【留学期間】

  • 3年 

【特徴・詳細】

  • 返済不要の給付型
  • カナダ政府が提供している
  • カナダの大学に在学中の場合、カナダの大学から推薦を受けていれば応募可能

【支給金額】

  • 奨学金/年間最大50,000CAD(約540万円)

 ※2024年10月16日現在のレート、1CAD=108.36円で換算 


【応募条件】

  • 公式の成績証明書、表彰、優等賞などで示される過去の学業記録
  • 職業経験、地域活動への参加、出版物の制作への参加、会議での発表、論文などで示される、研究の訓練やリーダーシップ能力等、関連する職業・学問上の経験を証明するもの
  • 照会先2名による推薦状 など

民間企業が提供する奨学金

 民間企業が提供する奨学金は、企業が提供しているだけあって支給金額が高いプログラムがあります。その反面人気が高いため、検討してる方は早めに応募しましょう。

伊藤国際教育交流財団|2度選定されるチャンスがある

【対象者】

  • 大学院生
  • 29歳以下

【留学期間】

  • 2年以内


【特徴・詳細】

  • 返済不要の給付型
  • 対象は日本から海外の大学院へ留学する
  • 特別プログラムで2名選定し、その次に一般プログラムで10名を選定するため2回チャンスがある

【支給金額】

  • 学費/最大300万円
  • 生活費/1,500~2,000米ドル(約22~30万円)
  • 往復の旅費/金額指定なし

  ※2024年10月16日現在のレート、1米ドル=149.28円で換算  


【応募条件】

  • 海外の大学等の大学院修士課程に正規生として入学を予定している
  • 性格、人格ともに優秀で経済的援助を必要としている
  • 奨学金に応募する翌年の1月~12月末日までに入学する
  • 年齢が29歳以下の者が望ましい(30歳以上で応募する方は「今、留学を希望する理由」を提出すること)
  • 日本在住で、日本国内から海外へ留学する方 など

ロータリー青少年交換プログラム|高校生が対象

【対象】

  • 中学生
  • 高校生

【留学期間】

  • 1年

【特徴・詳細】

  • 対象は15歳から18歳の学生
  • 交換留学生が対象
  • 世界100ヶ国で交換留学実施してる団体

【支給金額】

  • 金額の指定なし
  • 留学に必要な学費・宿泊費・食事代を支給

【応募条件】

  • 当地区内に在学又は在住する中学3年生~高校生(15歳〜18歳が対象)
  • オリエンテーションに参加できる
  • 帰国後、帰国学生として当プログラムに参加できる
  • 国際親善の推進に意欲がある
  • 試験や面接あり

カナダ留学奨学金の注意ポイント

 奨学金は大きな金額が動くものもあり、応募や利用するにあたっていくつかの注意点があります。利用を検討している方は、以下の3つを事前にチェックしておきましょう。

貸与型の返済金額や返済時期を把握する

返済が必要な貸与型は、奨学金を借りる前に返済金額と返済時期の確認が必要です。無利子であれば借りた額と返済額は変わりませんが、有利子であれば返済額が変わります。


返済を滞納してしまうと信用情報に傷がつくこともあり、財産を差し押さえられる可能性もあります。貸与型の奨学金は、返済金額と時期を確認してから利用しましょう

応募条件をしっかり確認する

奨学金のほとんどに応募条件や必要書類の提出があります。学力面では試験の点数が細かく定められていたり、世帯収入に基準が設けられていたります。自分が応募条件に該当しているか確認してから申請してください。

応募期間を逃さないよう注意する

奨学金には応募条件のほかに応募期限がある団体がほとんどです。募集回数も1年に1~2回なので、応募を逃すと次回は翌年になってしまう可能性があります。貴重な応募時期を逃さないよう、応募開始に合わせて準備を進めましょう。

奨学金を使ってカナダ留学を前向きに考えよう

 カナダ留学へ行くのは簡単ではありませんが、留学への熱意があるのに費用面で諦めてしまうのはとても残念です。カナダ留学への懸念点が費用であれば、奨学金を活用して負担を軽減させましょう。


最後に、私たちStudyInは、皆さんが留学という大きな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと心から思っています。不安や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、あなたの夢を叶えるために真摯にサポートいたします。


時間がなく焦っている方も大丈夫です。これからの一歩が、未来への大きな一歩となるよう、私たちと一緒に準備を進めていきましょう。皆さんのご連絡を心よりお待ちしています。(下記からお選びください)


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