カナダ留学中、海外生活を充実させたものにするため語学学校での勉強だけでなく、バイトをしてみたいと思っている方も多いはず。今回はカナダ留学中のバイトについて、時給から探し方まで徹底解説します。カナダ留学を検討している方はぜひご覧ください。
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さて、今回はカナダ留学のバイト事情についてお話ししたいと思います。
海外で働く経験をしたいためにカナダ留学を考えた方や、語学留学中でもバイトはできないかと考えたことがある方がいるのではないでしょうか。慣れない土地で仕事をするのは勇気がいりますが、いい経験になること間違いありません。
カナダ留学生が現地でバイトをするメリットは以下が挙げられます。
いいことづくしに思える留学生のバイトですが、カナダで留学生がバイトをするにはいくつかの条件を満たしている必要があります。就労可能なビザを持っていても条件を満たしていなければバイトができません。カナダでバイトができるビザや条件をチェックしていきましょう。
留学生が一番身近なビザのひとつが「学生ビザ」。学生ビザでは、カナダ留学中のアルバイトが可能です。ただし条件がいくつかあるため、あらかじめしっかりと確認しておきましょう。
カナダで6ヶ月以上滞在し、かつ語学学校に通う場合は学生ビザが必要です。学生ビザを持っていて、オフキャンパス・ワーキングパーミットの申請を行えばバイトが可能になります。
カナダ留学中に語学学校へ通う方が多いですが、政府が認定している学校の中に語学学校は入っていないのでその時点で対象外です。また、「フルタイム」の学生と制限はされているものの、実際にフルタイムの時間は細かく決められていません。フルタイムであれば学校が発行した入学許可証に記載されるので、通学したい学校ごとにフルタイムの時間を確認しましょう。
そのほかにもオフキャンパスの条件をあげましたが、実際に自分が該当するかすぐに分からない方もいますよね。 オフ・キャンパスの対象者診断サイトがあるので、こちらでチェックしてみてください。
カナダ留学で留学エージェントを通す場合は、コンサルタントに相談するもの方法です。StudyInでもバイトについての相談を受け付けていますので、お気軽に相談してくださいね。
オフキャンパスがあれば、オンキャンパスも存在します。オフキャンパスよりも条件が厳しくないので、オフキャンパスの申請が難しいと感じた方はオンキャンパスをチェックしてみましょう。
オンキャンパスとは。「学校の中で仕事をする」方法です。学校事務や学校内のカフェ・本屋などで働くことができ、オフキャンパス制度への申請は不要です
学生ビザでの条件が合わない場合は、「ワーキングホリデービザ」と「Coopビザ」をチェックしましょう。それぞれの特徴や条件を解説します。
語学学校に通いながら働きたい人方にはワーキングホリデービザがおすすめです。
帰国後どんな職業に就きたいか決まっている方やキャリアアップを目指している方には、Coopビザがおすすめです。
専門分野が学べてその分野の仕事に就けるので、目標が明確化している方にはもってこいの留学方法です。
eTAとは「電子渡航認証」のことで、カナダでの滞在が6ヶ月以内の場合に必要な認可です。カナダと日本はビザ免除の対象国のため、短期滞在であれば学生ビザはもちろん観光ビザも不要ですが、その代わりにeTAの申請が必要です。
eTAで語学学校に通うことはできますが、バイトはできないので注意しましょう。
アルバイトとインターンの大きな違いは目的にあります。お金を稼ぐことがメインになるアルバイトに対して、インターンシップはその職業を体験する経験が主な目的になります。インターンシップには給料が発生する有給と、給料は発生しない無給があるのもその位置づけである理由です。
しかし留学中はアルバイトでも「海外での就労体験」を目的とする方が多いので、アルバイトがお金だけを目的としているとは一概には言えません。職種に関わらず海外で働く経験をしたい場合は、アルバイトで求人を探すとレストランやカフェなどサービス業がヒットしやすく、選択肢が広がります。
カナダ留学生がバイトをすると、時給は最低賃金で設定されているところが多いです。そのためあらかじめ時給の相場を把握しておきたい方は、自分が留学する州の最低賃金を調べておくといいでしょう。
今回は留学先に人気のトロントがあるオンタリオ州と、バンクーバーがあるBC州を代表に紹介します。
【最低賃金】
※2024年10月3日現在のレート、1CAD= 108.67円で計算
最低賃金は州によって改正されますが、全体的に毎年金額が上昇傾向にあります。実際にオンタリオ州は2023年10月1日まで15.50CADでしたし、バンクーバーも2023年6月1日まで15.65CADでした。
現在日本の最低賃金は平均1,004円ほどなので、カナダの方が約1.8倍時給が高いです。しかし州によっては最低賃金が14CAD程度のところもあるので、自分が留学する州の最低賃金をチェックしてください。
カナダの留学生がバイトを探す主な手段は以下が挙げられます。
ご覧の通り、基本的には日本でバイトを探す方法とあまり変わりません。求人サイトであれば渡航前にチェックできるので、働く場所の参考にもなります。
留学エージェントの現地オフィスには日本人留学生に宛てた求人が集まる場所でもあり、求人先が現地オフィスのスタッフと顔見知りだったりするので、応募がスムーズにいくひとつの方法です。
オフィスに応募求人がなくても、サポートが手厚いエージェントであればバイトを探す相談に乗ってくれます。我々StudyInも渡航後のサポートに力を入れているエージェントなので、エージェントを通して留学する場合はサポートサービスも活用してください。
最後にカナダ留学生が働く場合の注意点を解説します。求人へ応募する前に必ず確認してください。
カナダで仕事に就く場合にはSINナンバーが必要です。SINナンバーとはSocial Insurance Numberの略で、税金や雇用保険などを管理する社会保険番号です。日本でいうマイナンバーのようなもので、カナダで就労するすべての人が取得しなければいけません。滞在しているビザに関わらず、バイトをする留学生も必要です。
申請には、カナダ政府が税金や雇用保険などの業務を行っているService Canadaへ行く必要がありますが、窓口申請以外にもオンラインまたは郵送での手続きが可能です。いずれも申請料は無料ですが、申請方法によって発行までの日数・申請に必要な書類が異なります。
発行までの日数 | 必要な書類 | |
---|---|---|
窓口申請 | 当日 | ・パスポートの原本 ・就学許可証または就労許可証の原本 ・カナダで滞在している住所 |
オンライン申請 | 受理した日から15営業日以内 | ・パスポートのスキャン ・就学許可証または就労許可証のスキャン |
必要な書類 | 受理した日から25営業日以内<> | ・SINナンバーの申請書 ・パスポートのコピー ・就学許可証または就労許可証のコピ |
窓口申請であれば当日にSINナンバーが発行されるので、採用が決まってからの申請でも間に合います。しかしオンラインと郵送は発行までに日数がかかるため、採用をもらった時点でSINナンバーを持っていないとすぐに働けない可能性もあります。
カナダで働くことを決めている場合は、採用結果に関わらず早めにSINナンバーを申請しておくことをおすすめします。
参考URL:SINナンバーのオンライン申請サイト
採用場所によっては給料の支払い方法が銀行振り込みの場合があるので、あらかじめ銀行口座を用意しておきましょう。そのほかの支払い方法として小切手がありますが、その場合も自分で給料を管理するために銀行口座は用意しておいた方が安心です。
しかし慣れない地で銀行口座を開設するのは不安がありますよね。そんなとき留学エージェントであれば口座開設をサポートします。StudyInにもお気軽にご相談ください。
カナダ留学のバイトについて解説しましたが、自分が留学中に働いているイメージはついたでしょうか。この記事を検索した方は、すでにカナダ留学を前向きに、そして「海外で働きたい」という明確な目標を持っている方が多いはず。
最後に、私たちStudyInは、皆さんが留学という大きな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと心から思っています。不安や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、あなたの夢を叶えるために真摯にサポートいたします。
時間がなく焦っている方も大丈夫です。これからの一歩が、未来への大きな一歩となるよう、私たちと一緒に準備を進めていきましょう。皆さんのご連絡を心よりお待ちしています。(下記からお選びください)
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