フィリピン留学するならどこの都市？綺麗な学校がある都市やおすすめの地域を紹介

 　海外留学の渡航先として人気のフィリピン。海外留学と言えば、カナダやオーストラリアなど欧米諸国の国名があがる中、なぜフィリピンは留学先に人気なのでしょうか。その理由はフィリピン留学の特徴にあります。

フィリピンに留学する一番のメリットと言えるのが、物価の安さです。日本より物価の高い欧米諸国で1ヶ月間留学するとなると、学費・滞在費・生活費を含めて少なく見積もっても約30～40万円ほどかかります。しかしフィリピンで1ヶ月留学する場合、ほぼ半分の約15～20万円ほどに抑えられます。

さらに日本とフィリピンは距離が近く、飛行機で約5時間の距離です。フライト時間が短いことで航空代も安く抑えられる点も、留学費用を抑えたい方には大きな魅力です。日本とフィリピンの時差は1時間しかないので、時差ボケで体調を崩すことなく、到着初日から留学生活を楽しめます。

2つ目のメリットは、語学学校ではマンツーマンレッスンが主流である点です。欧米ではだいたい10～15人で1クラスの編成が多いですが、フィリピンでは1日の授業の半分以上がマンツーマンレッスンです。1日8コマ授業があると、6コマはマンツーマンレッスンになります。

日本の授業でも、「分からないことが聞きづらくそのままにしてしまったことがある」といった経験がある人も多いはず。フィリピンであれば自分のペースに合わせて授業が進んでいくので、分からないことがあればとことん質問して説明してくれる環境があります。英語上達への近道ともいえるのが、フィリピンの魅力です。

ここまでフィリピン留学全体の特徴を紹介しました。しかし一言に「フィリピン留学」といっても、いくつか地域があり自分に合った渡航先を選ぶ必要があります。本記事でおすすめの地域とおすすめの語学学校を解説するので、フィリピン留学に興味のある方やこれから計画を立てる方はぜひ参考にしてください。

世界屈指のリゾート地として有名なセブ島。フィリピンの都市はマニラですが、セブ島は第2の都市として知られており、セブ本島とマクタン島に分かれている島です。セブ島内にある約80の語学学校のうち、8割はセブシティ・2割はマクタン島に建設されています。リゾート地なだけあって、語学学校も綺麗な校舎を構える学校が多いのが特徴です。

セブ本島では、カジノ・エステ・スパ・レストラン・カフェ・バーなどの観光スポットが充実しています。南部にある街・オスロブでは、ジンベイザメと泳げることで有名です。隣接するボホール島では、世界遺産であるチョコレートヒルズで絶景を堪能することもできます。

マクタン島には国際空港があり、マクタン島にはシャングリラホテルを初めとする5つ星リゾートホテルが立ち並び、観光客からも常に人気を集めています。

観光地が尽きないセブ島では、平日は学校で集中して勉強、休みの日はきれいな海でリゾート地を満喫といったバランスが取れた留学ができます。

• 世界屈指のリゾート地
• 校舎が綺麗な語学学校が多い
• セブ本島とマクタン島に分かれている
• セブ島内の語学学校のうちセブ本島に8割、マクタン島に2割
• アクティビティや世界遺産が充実しており休みの日はリフレッシュができる

まず最初におすすめするのは、「English Fella 1」です。セブシティーの中にある静かな場所に建っており、開放的なキャンパスの中央にはプールがあります。自然に囲まれたリゾート型の語学学校で、約300名の教職員が在籍する規模を誇っています。日本人スタッフも常駐しており、日本からも安心して留学できます。カリキュラムコースはTOEICやIELTS対策コース・ビジネスコース・親子留学コースなど多数用意されています。

次に紹介するのは「3D ACADEMY」です。レストランやスーパー・ビジネスビルが集まる街のJYスクエアモール内にあります。3D ACADEMYの一番の魅力は費用の安さで、授業料に滞在費・掃除洗濯込みでセブ島内最安値を提供しています。カリキュラムコースは、TOEICなどの試験対策コース・ビジネスコースなどがあります。 

最後に「Stargate」を紹介します。生徒数は30名と小規模な語学学校ですが、日本スタッフが5名在籍しており、日本人留学生に寄り添ってくれる語学学校だと分かります。ゼロから英語を学びたい英語初心者や海外未経験者におすすめの語学学校です。 

バギオは、マニラからバスで約6時間かかる場所に位置しており、標高1,500メートルの高地にある高原都市です。その立地から、蒸し暑いイメージのあるフィリピンにもかかわらず、バギオは1年中日本春・秋のような涼しい気候です。日中も快適に過ごせます。

バギオには大学が16校・高校が約50校・語学学校約が20校あり、その数からもフィリピン有数の教育都市とされています。フィリピンで初めて語学学校がつくられた地域という歴史もあり、セブ島に次いで２番目に留学生が多い地域です。

物価が安いとされているフィリピンで、都市であるマニラやセブ島と比べてさらに2割ほど物価が安いです。物によっては日本の物価の3分の1くらいで購入できるものもあります。

• フィリピン内で2番目に留学生が多い地域（1番多いのはセブ島）
• 標高1,500メートルの高地にある高原
• フィリピンの中でも教育都市として有名
• マニラやセブ島より物価が安い

「WALES」は、地域の中でも比較的治安がよく交通の便がいい場所に位置しています。きれいな校舎はメンテナンスが行き届いており、整った環境で勉学に励めます。在学生はアジアの留学生の割合が多く、台湾・韓国・日本・ベトナム・中近東などがあげられます。比較的小規模な学校ですが、教育に力を入れており、生徒の年齢層は10～60代と幅広い年代から選ばれています。

次のおすすめは「A+アドバンス語学学校」です。A+アドバンス語学学校は、日本人生徒が15%以下に制限されたセミスパスタ式の語学学校で、積極的に英語を使う環境に身を置いて勉強します。セミスパスタ式は母国語使用禁止・平日は外出不可といった点も特徴です。教師を選択できるシステムが導入されているため、相性の合う先生の授業を受けられて勉強意欲も向上します。土曜には無料の授業も行なっています。 

「HELP ロンロン校」は、セミスパスタよりも勉強に厳しいスパルタ式の語学学校です。平日外出禁止に加えて、勉強スケジュールは朝から夜寝るまで組まれています。就寝前に1～2時間の自由時間はあるものの、ほとんどの留学生が自習時間に使うほど意識も高いです。毎日単語や熟語のテストがある点も、スパスタ式の学校の特徴です。HELPはキャンパスごとに、英語力に合あったターゲットを区分しています。ロンロン校に集まるのは初中級者が主なターゲットになっています。 

フィリピンの首都であるマニラは、高層ビルが立ち並び日本と変わらない現代性を持つ大都市です。高層ビルが多いマカティ市・計画的に自然が整備されており、緑が多く残っているケソン州・娯楽やエンターテイメントなどが多く旅行者に人気の街、エルミタ&マラテ地区などが代表的です。

開発が進んでいる一方で、治安・交通渋滞・廃棄汚染・貧困など多くの問題を抱えています。治安の悪いエリアがあるため、海外に慣れていな方にはあまりおすすめできません。

マニラの語学学校には、フィリピンにある名門大学への進学コースがあります。講師の質は非常に高いため、教育水準も比例して上がっています。

• 開発が進んでおあり高層ビルが立ち並ぶ大都市
• 治安があまり良くない
• 海外経験者におすすめ
• 語学学校には名門大学への進学コース

マニラで20年以上の歴史がある語学学校「CNN ケソン校」は、複数回通う人がいるほどリピーターが多い学校です。設立以降20年ほど勤める講師が多く、教育に関してはベテランが揃っています。日本人スタッフが駐在しているので、その点でもサポートに安心できます。

マニラにはスピーキング専門の学校があり、それが「C21」です。帰国後の自分に役立つのは、リーディングよりもスピーキングと言えます。スピーキング能力アップを重視したい方におすすめの学校です。講師には有名大学の教育学・英文学部出身を迎えており、フィリピンの中でも最高峰の英語学習を提供しています。 

最後に初回するのは「Basic English Camp」です。この学校は、フィリピン内で唯一の初心者専門語学学校です。100％の日本人経営のため、学生面でも生活面でもサポートが充実しています。初めての海外で不安が多い方も、Basic English Campの環境は安心材料が多くとてもおすすめです。 

　フィリピン留学について情報を集めていると、「おすすめできない」「失敗する」といったネガティブな情報を目にしますよね。なぜフィリピン留学がおすすめできないと言われるのか、以下理由があげられます。フィリピン留学のデメリットとして把握しておくことも大切です。

フィリピン留学ではネイティブな英語を学ぶことができません。その理由は授業方法にあります。フィリピン留学で行われる授業はテキスト授業で、日本のように教科書の英語を学ぶ形式になります。このような形式は英語初心者にとっては効率がいい勉強法ですがネイティブな英語は身につきにくいです。

また、フィリピンは多民族国家であるため、公用語として英語が使用されていますが、方言やアクセントが地域で異なり英語初心者にとっては理解が難しく感じるでしょう。

フィリピン留学にきている留学生は、韓国・日本・台湾などのアジア人が多いです。そのためカナダやアメリカなどの留学先と比べると、フィリピン留学ではあまりインターナショナルな雰囲気を感じることができないかもしれません。

しかし、留学先で積極的に異なる国の友人と交流し、英語を使用したコミュニケーションをとることで、異文化体験を深めることができます。自分から積極的に交流することがフィリピン留学を成功させる鍵になるでしょう 

フィリピンでもインターネットの接続ができます。しかしサクサクつながる環境ではなく、部屋の中でも電波が繋がらない場所があったり通信速度が遅かったりします。ネット環境が整っているとは言えないのが現状で、インターネットセキュリティに課題があり、一部のウェブサイトはセキュリティの脆弱性を抱えています。

このようにネット環境は満足に使用することができないので、英語でのコミュニケーションや学びを深める時間として割り切ることも大事になるでしょう。 

　海外留学に人気のオーストラリアやカナダと比べて国土が小さいフィリピンですが、渡航先の選択肢は多くあります。今回は人気上位の3都市紹介しましたが、他にも「クラーク」「ダバオ」「バコロド」といった都市があります。しかし数多くある都市の中で、自分にどの地域が合っているのか、さらにその語学学校が合っているのか選び出すのは難しいですよね。

そんなときにサポートできるのが留学エージェント・StudyInです。StudyInでは、留学コンサルタント全員が海外経験を経ているため、豊富な知識であなたに最適なフィリピン留学を提案します。まずはLINEの無料相談よりご連絡ください。