留学地としても観光地としても人気のセブ島。セブ島留学に興味のある方は、留学費用が気になるポイントのひとつですよね。留学費用を期間別に紹介します。フィリピン留学がおすすめしないと言われる理由も解説するので、これからセブ島留学を検討している方はぜひご覧ください。
フィリピンのセブ島と言えば、リゾート地として世界屈指の観光地です。もともとフィリピンはいくつもの島からなる国で、約7,100個ある島のひとつがセブ島です。
日本からは、東京の成田空港・大阪の関西国際空港・名古屋の中部国際空港から直行便が出ており、約5時間ほどで到着します。時差は日本より1時間遅れているだけなので、到着後に時差ボケする心配も少ないです。
年中常夏のフィリピンですが、セブ島も同様です。常夏の中でも1年で2つの季節に分かれており、6~11月の雨季と、12~5月の乾季です。雨季は言葉の通り雨が降る季節ですが、1日中降るわけではなくほとんどがスコールによる雨です。乾季の時期は雨が少なく、平均気温は26℃前後と過ごしやす気候になります。
フィリピンの公用語はタガログ語ですが、第二言語の公用語として英語が使われています。第二言語といっても、世界で3番目に英語を話す人の割合が多い国で、フィリピンの人々は幼少期から英語を習い始めます。高い英語力を身に付けた人が語学学校の講師を務めているので、発音が綺麗でノンネイティブならではの論理的視点で英語を習えます。
欧米諸国に比べて約3分の2以下の費用で留学ができるフィリピン。セブ島に限らずフィリピン留学全体の特徴として、留学中の滞在は語学学校の学生寮が基本です。食事もついている学生寮がほとんどなので、学費には授業料・滞在費・食費が含まれています。しかし水道代・電気代などの光熱費は別途支払うケースが多いので、注意してください。
ビザに関しては、フィリピン入国時に申請料なしで観光ビザが交付されるため、基本は料金がかかりません。しかし観光ビザの有効期限は30日までのため、31日以上の滞在となるとビザ延長費が必要です。ビザの手続きはすべて語学学校が代理で行ってくれるので、安心できるポイントです。
セブ島留学にかかる費用を、期間別に詳しく解説します。
2週間の短期留学は、学生だけでなく社会人も確保しやすい期間のため、さまざまな世代から人気の留学期間です。
航空券 | 約12万円 |
ビザ関係 | ・ビザ:0円 ・SSP(特別就学許可証):約2万円 |
海外留学保険 | 約8,000円 |
学費 | 約10万円 |
入学金 | 約1.5万円 |
学生寮に支払う光熱費 | 約4,000円 |
生活費 | 約2万円 |
1ヶ月ほど留学できると、英語でコミュニケーションが取れるほどまで英語力のアップが期待できます。自分の思っていることや、相手が自分に伝えたいことが汲み取れるでしょう。
航空券 | 約12万円 |
ビザ関係 | ・ビザ:0円 ・SSP(特別就学許可証):約2万円 |
海外留学保険 | 約1,2万円 |
学費 | 約20万円 |
入学金 | 約1.5万円 |
学生寮に支払う光熱費 | 約8,000円 |
生活費 | 約4万円 |
90日以上の滞在は、観光ビザの延長料や外国人登録証の申請が必要になります。前述したように、申請は語学学校が代理で行ってくれるものの、学校によっては手数料がかかります。
航空券 | 約12万円 |
ビザ関係 | ・ビザ延長料:2.6万円 ・SSP(特別就学許可証):約1.8万円 ・ACR ICard(外国人登録証):約1万円 |
海外留学保険 | 約3.5万円 |
学費 | 約60万円 |
入学金 | 約1.5万円 |
学生寮に支払う光熱費 | 約1.6万円 |
生活費 | 約12万円 |
フィリピンで本格的にしっかりと英語を学びたい方は、6ヶ月ほど留学する方が多いです。短期留学よりも期間に追われず、気持ちにも余裕ができるので、セブ島の観光も満喫できるでしょう。
航空券 | 約12万円 |
ビザ関係 | ・ビザ延長料:5.5万円 ・SSP(特別就学許可証):約2万円 ・ACR ICard(外国人登録証):約1万円 |
海外留学保険 | 約10万円 |
学費 | 約120万円 |
入学金 | 約1.5万円 |
学生寮に支払う光熱費 | 約4.2万円 |
生活費 | 約24万円 |
いろいろな海外留学先の国がある中で、フィリピン・セブ島ならではの魅力やメリットを紹介します。
セブ島だけでなくフィリピン留学全体の特徴ですが、フィリピンの語学学校ではマンツーマンレッスンが主流です。
欧米諸国で基本のグループレッスンでは、生徒1人にあてられる発言時間や質問時間が限られてしまいます。一定の英語力は上げられるものの、分からない部分をそのままにしてしまったり、間違っている発音を細かく訂正してもらえないデメリットがあります。さらに欧米諸国でマンツーマンレッスンを受けようとすると、追加費用がかかり割高です。
しかしフィリピン・セブ島では、通常授業がマンツーマンレッスンなので、追加料金はいりません。講師と1対1で話せるマンツーマンレッスンでは、間違っている部分は徹底的に訂正してもらえ、分からない部分もその場で講師に質問ができます。自分の英語力に合わせて授業が進んでいくので、効率よく英語力を上げられます。
セブ島には、フィリピン国内にある語学学校の約6割が集まっています。語学学校が多いため、留学プログラムが充実しており自分の目標に合った学校を選べます。選択肢が広がり、短期留学から半年ほどの長期留学まで、さまざまなニースに合う学校が揃っています。
セブ島と言ったらリゾート。リゾート地ならではの、プール付きの語学学校やオーシャンビューの語学学校もあります。海から近い場所にある学校であれば、休みの日にはダイビングやシュノーケリングなど、セブ島観光も満喫できます。リフレッシュをしながら勉強ができる、メリハリのある留学生活が送れるでしょう。
セブ島留学について調べていると、「おすすめしない」といったマイナスなワードを目にした方も多いはず。ここまでセブ島留学の魅力を解説してきましたが、実際に本当にセブ島留学はおすすめできないのでしょうか。
セブ島留学がおすすめできないと言われる理由に、英語の環境があげられます。
前述したように、フィリピンにとって英語はあくまで第二言語です。また、ワーキングホリデーができない国、かつ滞在中にアルバイトもできません。そのため、本当のネイティブ英語を学びたい方や海外での就労経験も積みたい方には限界があるのが現実です。
英語初心者の方にとっては英語力を上げるための環境は充実していますが、帰国後の就活やキャリアアップ・転職などを視野に入れている方には、周りと差をつけるプラスαが必要でしょう。
語学の勉強にはインプットとアウトプットの2ステップあると言われており、インプットでは「英語を学ぶ」、アウトプットでは「英語で学ぶ」ことで、より語学が身に付くのです。
フィリピンにとって英語が第二言語であることは、インプットにおいてはメリットですがアウトプットではネイティブスピーカーでないことがデメリットになります。
こういった特徴から、セブ島への長期留学はあまりおすすめができません。1年ほどの長期留学は、物価が安いセブ島でもビザ延長料などで費用がかさみます。ネイティブな英語を学びづらい環境にプラスしてコスパも悪くなるので、セブ島には半年くらいまでの留学に向いています。
「もっと英語を極めたい」「海外で働いてみたい」という方におすすめなのが、2ヶ国留学です。2ヶ国留学とは、フィリピンで英語の基礎を身に付け英語力を伸ばしてから、ワーキングホリデーや就労ができるカナダやオーストラリアなどの欧米諸国へ留学する方法です。
まずはフィリピンで英語力を伸ばし2ヶ国目に欧米諸国へ留学することで、2ヶ国目の現地でできることの選択肢が広がり体験価値が最大化されます。例えば、参加するコミュニティが日本人ばかりではなく外国人になったり、 仕事先も日本食レストランのみではなく、ローカルのカフェや現地企業のインターンなども視野に入れられます。
2ヶ国留学で得られる経験や結果は、帰国後の選択肢、ひいては人生の選択肢が変わるまでの大きなものになります。英語力ゼロで欧米諸国へ留学をするのと、フィリピン留学で英語を身に付けてから欧米諸国へ留学するとでは、留学の結果に繋がる現地での行動に雲泥の差が出るのです。
フィリピン留学の中でも人気の高いセブ島。期間別の費用や魅力を解説しましたが、自分の目標にはどれくらいの期間が合っているのか、どんな語学学校を選べばいいのか迷いもありますよね。セブ島留学に興味を持った方は、まずは留学エージェント・StudyInまでご相談ください。
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