海外旅行や海外留学をするとき、必需品としてよく耳にするのが「ビザ」。ビザは、留学の目的に応じて、適切な種類のビザを申請する必要があります。申請方法もビザによって異なるため、ワーホリのビザにどんな特徴があるのか、どのように申請するのか理解しておきましょう。
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さて、今回はワーキングホリデービザについてお話ししたいと思います。
ワーキングホリデーとは、「学校に通いながらアルバイトができる」留学として有名ですが、その他にどんな留学プログラムか詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。青少年が休暇を楽しみながら他国と文化交流・国際交流・キャリア形成を促進する目的で発達した留学プログラムです。
ワーホリの始まりは1980年で、日本とオーストラリア間で協定が結ばれて以降、現在日本では以下29ヶ国もの国々と協定を結んでいます。
ワーホリを利用するのに用意しなければいけないのが、ワーキングホリデービザです。ワーホリビザには、他のビザにはない特徴やいくつかの条件があります。本記事で詳しく解説していきます。
そもそもビザとは、日本では「査証」とも呼ばれるもので、渡航先の国へ事前に申請します。渡航先の国へ入国しても問題がない人物という審査をクリアした証明となります。自国の安全を守るための審査で、問題があると判断された場合は入国が拒否されます。
ビザにはいろいろな種類があり、渡航する国・期間・目的などによって必要なビザを申請します。どんな人がワーホリビザを申請できるのか、ワーホリビザについて説明します。
前述したように、ワーホリは休暇を楽しむことを目的とされています。最長で1〜3年間海外に滞在でき、ワーホリビザを使って滞在する留学生は滞在費や生活費を補うための就労が許可されています。さらに観光・就学も可能なので、とても自由度の高い留学が叶うビザです。
しかし、ワーホリビザで注意しなければいけないのが、滞在可能期間・就学可能期間・就労可能期間に上限がある点です。それぞれの期間は国によって異なり、一律ではありません。渡航したい国の期間を把握しておきましょう。
渡航できる国 | 滞在できる期間 | 就学できる期間 | 就労できる期間 |
オーストラリア | 3年 | 4ヶ月 | 同一雇用主の下では6ヶ月まで |
ニュージーランド | 1年3ヶ月 | 6ヶ月 | 上限なし |
カナダ | 1年 | 6ヶ月 | 上限なし |
韓国 | 1年 | 上限なし | 上限なし |
フランス | 1年 | 上限なし | 上限なし |
ドイツ | 1年 | 上限なし | 上限なし |
イギリス | 2年 | 上限なし | 上限なし |
アイルランド | 1年 | 明記なし | 1週間で最大39時間まで |
デンマーク | 1年 | 明記なし | 6ヶ月 |
台湾 | 360日 | 明記なし | 明記なし |
香港 | 1年 | 6ヶ月以内 | 同一雇用主の下では6ヶ月まで |
ノルウェー | 1年 | 3ヶ月未満 | 同一雇用主の下では6ヶ月未満 |
ポーランド | 1年 | 上限なし | 上限なし |
ポルトガル | 1年 | 明記なし | 明記なし |
スロバキア | 1年 | 明記なし | 明記なし |
オーストリア | 1年 | 明記なし | 明記なし |
ハンガリー | ビザ発給から1年 | 明記なし | 明記なし |
スペイン | 1年 | 明記なし | 明記なし |
アルゼンチン | 1年 | 明記なし | 明記なし |
チェコ | ビザ発給から1年 | 明記なし | 明記なし |
チリ | 2年 | 明記なし | 明記なし |
アイスランド | 1年 | 明記なし | 明記なし |
リトアニア | 1年 | 明記なし | 明記なし |
スウェーデン | 1年 | 明記なし | 明記なし |
エストニア | 1年 | 明記なし | 明記なし |
オランダ | 1年 | 明記なし | 明記なしだが、年間で同一雇用主の下では働けない |
ウルグアイ | 1年 | 明記なし | 明記なし |
フィンランド | ビザ発給から1年 | 明記なし | 明記なし |
ラトビア | 1年 | 明記なし | 明記なし |
期間が限定されるデメリットはあるものの、約1年ほどの長期滞在ができ学校に通いながらアルバイトができるので、ワーホリは魅力のある留学であると言えます。
ワーホリビザを取得するには、さまざまな条件が設けられています。
まずは年齢制限を紹介します。年齢制限は、滞在可能期間のように国別に定められています。以下の年齢制限はビザを申請したときの年齢で、渡航する年齢ではないので注意してください。
渡航できる国 | ビザ申請できる年齢制限 |
オーストラリア | 18~30歳 |
ニュージーランド | 18~30歳 |
カナダ | 18~30歳 |
韓国 | 18~30歳 |
フランス | 18~29歳 |
ドイツ | 18~30歳 |
イギリス | 18~30歳 |
アイルランド | 18~30歳 |
デンマーク | 18~30歳 |
台湾 | 18~30歳 |
香港 | 18~30歳 |
ノルウェー | 18~30歳 |
ポーランド | 18~30歳 |
ポルトガル | 18~30歳 |
スロバキア | 18~30歳 |
オーストリア | 18~30歳 |
ハンガリー | 18~30歳 |
スペイン | 18~30歳 |
アルゼンチン | 18~30歳 |
チェコ | 18~30歳 |
チリ | 18~30歳 |
アイスランド | 18~26歳 |
リトアニア | 18~30歳 |
スウェーデン | 18~30歳 |
エストニア | 18~30歳 |
オランダ | 18~30歳 |
ウルグアイ | 18~30歳 |
フィンランド | 18~30歳 |
ラトビア | 18~30歳 |
ワーホリの年齢制限を調べると「30歳まで」と出てくる情報が多いですが、国によっては30歳以下の年齢制限を設けています。大半の国は18〜30歳までを年齢制限としているため、「ワーホリは30歳まで」といったイメージが付いていると考えられます。
「ワーホリは30歳までだから大丈夫」と安心しすぎず、渡航したいと思っている国の年齢制限は必ず確認してください。
ワーホリビザを取得するには、年齢制限以外にもいくつか条件を満たす必要があります。国によって細かい条件が追加される場合がありますが、主な条件は以下となります。
ここで重要なのが、「その国のワーキングホリデービザ発給が初めての人」という条件。ワーホリビザは、1ヵ国に1回が上限なので、その国へワーホリビザを利用して留学できるのは人生で1度きりです。違う国であれば、その国の年齢制限や細かい条件を満たしていればビザを取得できます。
とても貴重なビザなので、その国でもワーホリを実のある留学できるよう、しっかりと事前準備や計画をして備えることをおすすめします。
ワーホリビザは、国によって受け入れる年回発給数に制限を設けている場合があります。ワーホリ人気国にあげられるカナダやアイルランドも定員があるので、ワーホリビザの申請は早めに申請することをおすすめします。
渡航できる国 | ビザの年間発給枠 |
オーストラリア | 上限なし |
ニュージーランド | 上限なし |
カナダ | 6,500 |
韓国 | 10,000 |
フランス | 1,800 |
ドイツ | 上限なし |
イギリス | 6,000 |
アイルランド | 800 |
デンマーク | 上限なし |
台湾 | 10,000 |
香港 | 1,500 |
ノルウェー | 上限なし |
ポーランド | 500 |
ポルトガル | 上限なし |
スロバキア | 400 |
オーストリア | 200 |
ハンガリー | 200 |
スペイン | 500 |
アルゼンチン | 200(アルゼンチンから日本は400) |
チェコ | 400 |
チリ | 200 |
アイスランド | 30 |
リトアニア | 100 |
スウェーデン | 1上限なし |
エストニア | 上限なし(エストニアから日本は100) |
オランダ | 200 |
ウルグアイ | 100 |
フィンランド | 上限なし(フィンランドから日本は200) |
ラトビア | 100 |
ワーホリビザについて詳しく理解できたでしょうか。続いてワーホリビザの申請方法を解説します。
ビザの申請方法は国によって異なるため、今回はワーホリ人気国であるオーストラリアとカナダに絞って解説します。
ワーホリ人気国No.1のオーストラリア。ビザの申請に必要な書類や申請手順は以下となります。
※2024年6月3日現在のレート、1AUD=約105 円で換算しています。
両親の氏名が記載されている出生証明書のコピー・両親の氏名が記載された戸籍謄本・府発行の証明書身元を証明する裁判所発行の書類などのいずれか
オーストラリアのワーホリビザ申請には、635AUD(約6万7千円)かかります。さらに、人によっては健康診断の受診料や出生証明などで追加費用がかかる可能性があります。
カナダも、ワーホリ人気国のひとつです。オーストラリアの申請方法とは異なるので、間違えないよう注意してください。
※2024年6月3日現在のレート、1CAD=約116円で換算しています。
カナダのワーホリビザは、第1段階でビザの申請を行い、第2段階でWork Permitと呼ばれる就労許可証・第3段階でバイオメトリクスと呼ばれる指紋採取の申請が必要です。
・第1段階:申請書と必要書類の提出
・第2段階:Work Permitの申請
・第3段階:バイオメトリクスの登録
カナダのワーホリビザ申請には、ビザ申請料172CAD(約20,000円)・Work Permitの申請料100CAD(12,000円)・バイオメトリクスの登録料85CAD(約10,000円)が必要です。
ここからは、ワーホリビザについてよくある質問を紹介します。
渡航前に申請を行うビザですが、日本語での申請はできません。どの国に渡航する場合も、英語またはその国の言語で申請する必要があります。
語学力に自信のない場合は、留学エージェントの利用をおすすめします。StudyInでは、無料のオンラインワーホリ説明会でビザ手配についても詳しくご案内しています。ぜひお気軽にご参加ください。
ビザは、申請してから発給まで早くて1日で行えますが、遅くて3ヶ月以上かかる場合があります。申請を行ってから移民局が処理するため、申請から発給までの期間は一律ではなく、留学エージェントでも確約できません。同じ国のビザを申請しても、翌日に発給される人もいれば、数ヶ月かかる人もいます。
また、国によっては申請期間・申請時期が決められている場合(カナダやイギリスなど)もありますし、期間は設けられておらずいつでも申請できる国(オーストラリアやニュージーランドなど)もあります。
必ず渡航先のビザ申請時期を確認し、渡航前3〜4ヶ月ほど余裕をもって申請手続きを行ってください。
ワーホリ中、ビザが有効期限内であれば日本へ一時帰国が可能です。ビザの有効期限が切れていなければ入出国は自由なので、日本へ帰ったり他の国へ旅行へ行ったりして、再度ワーホリの国へ戻ってくることができます。
ワーホリビザの有効期限は、「その国へ滞在できる期間」を示しています。そのため、ビザの有効期限が切れるまでにその国を出国し、日本でなくてもほかの国へ渡航することに問題はありません。
例えば、カナダでワーホリをしていて、ビザの有効期限が切れる前にカナダを出国。その後日本へは帰国せず、アメリカで旅行をしても問題ないということです。しかしこの場合、アメリカでの滞在目的や期間によってはアメリカのビザを取得する必要があります。渡航先でどのビザが必要かを必ずチェックしてください。
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