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現地でアルバイトができることが魅力のひとつであるワーキングホリデーですが、「本当に仕事が見つかるの？」「ニュージーランドではどんな仕事ができるの？」とさまざまな不安や疑問がありますよね。本記事では、ニュージーランドの仕事について詳しく解説します。人気の仕事から仕事探しの方法・どれほど稼げるかも紹介しているので、ニュージーランドワーホリを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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さて、今回はニュージーランドワーホリでの仕事についてお話ししたいと思います。
29ヶ国あるワーホリ対象国の中で、人気国として名前があがるニュージーランド。自然の多いニュージーランドは「人よりも羊の数が多い」と言われるほどで、のんびりとした環境で英語を学びたい方に向いています。日本と同じように四季があるニュージーランドですが、季節の移り変わりは日本と真逆です。
年間の平均気温が高い夏は1～2月で20～30℃、気温の低くなる冬は7月で10～15℃。一見冬も比較的気温が低くないように思えますが、南島内陸部の高山地帯では‐10℃まで気温が下がることもあるため、渡航する地域の気候をよく確認しましょう。
ニュージーランドのワーホリ基本情報は以下の通りです。 国によって滞在可能期間・就労可能期間などが異なるため、ニュージーランドのワーホリ情報を必ずチェックしてください。
| 対象年齢(ビザ申請時) | 18～30歳 |
| 滞在できる期間 | 1年3ヶ月 |
| 就学できる期間 | 6ヶ月 |
| 就労できる期間 | 上限なし |
| ビザの年間発給枠 | 上限なし |
知らない地での仕事探しをするとなると、大きな不安を感じる方も多いはず。まずはニュージーランドのワーホリでどんな仕事に就けるか紹介します。
ニュージーランドで一番求人が多い仕事が、レストランのスタッフです。レストランでの仕事は、日本食レストランや現地の方が経営するレストラン、ホールやキッチンなどいろいろな選択肢が多くあります。
日本食レストランは英語力が低い段階でも採用をもらえるため、英語力に自信のない間は、日本食レストランがおすすめです。とくにレストランでお皿洗いをするキッチンハンドは、英語力ゼロでも働くことができます。
アルバイト経験を経てしっかり英語力を伸ばしたい方は、渡航前の事前勉強と語学学校である程度語学力を身につけてから、現地の方が経営しているレストランに採用をもらえるよう勉強にも力を入れましょう。
農場や牧場に長期間滞在し、働きながら無料で宿泊先と食事を提供してもらえる仕事が「ファームステイ」です。ファームで働く場合は、ゲストとしてファームに滞在しのんびりと働きながら生活する方法もあります。
自然の多い国ほどファームの求人は多く、ニュージーランドはとくに農業が盛んなので全国に農場があります。とくに、野菜や果物の収穫シーズンになると人手が足りなくなるため求人も多くなります。
野菜やフルーツ農家のピッキングが主な仕事で、ワイナリーでの仕事もあります。求人サイトではファームステイの仕事が多く掲載されていますが、可能であれば友人や知人から紹介をしてもらうと一番安心できる職場を見つけられます。
ワーホリのアルバイトとして採用されるのはなかなか難しいものの、ひとつの仕事としてオフィスワークがあります。海外でのオフィスワークは、帰国した後に就職・転職活動で役立つイメージもあり、希望する人が多い傾向があります。しかし、実際には正規雇用を募集している会社が多いため、永住権や就労ビザを持っていることが条件となっているケースも少なくありません。
しかし、ワーホリでも高い英語力やスキルがあれば採用をもらえるチャンスはあります。オフィスワークにこだわりたい方は、英語力をしっかりとつけてチャレンジしてください。
ワーホリ留学生がニュージーランドで仕事探しをする場合、主な方法は4つあります。
日本で求人サイトによる仕事探しが主流であるように、ニュージーランドも求人サイトでの仕事探しがメインとなります。サイトであれば、ニュージーランドへ渡航する前に日本でもチェックできるので、参考にしたりアルバイトの目星をつけておくこともおすすめです。
求人サイトで募集している求人の注意点は、応募数も多い点です。倍率が高い傾向があり、不採用の場合は断りの連絡もこないことが多いです。
倍率が高い求人サイトから応募する場合は、スピーディーな行動と、できるだけ多くの求人へ応募することが大切です。
ニュージーランドでよく使われる求人サイトは、以下の通りです。
ニュージーランドでは、日経スーパーやレストランでフリーペーパーが配布されており、求人情報が載っている場合があります。とくに都市部では日本語のフリーペーパーが無料で入手できるので、とても活用できる仕事探し方法です。ニュージーランドで配布されているおすすめのフリーペーパーは「Gekkan Nz」です・
もっとも仕事が見つかりやすい方法は、友人や知人からの紹介です。すでに働いている職員からの紹介という信頼があり、とくに友人が帰国するときに入れ替わりで採用されるケースもあります。
また、お店や会社によっては、求人募集を出さずに紹介のみで採用している場合もあります。語学学校や現地で知り合った人たちに、「仕事を探している」ということ伝えておき、紹介の機会を逃さないようにしましょう。
チャレンジ精神がある方は、気になるお店に片っ端から履歴書をばらまくという方法もあります。求人募集は出していないものの、履歴書を見て採用を検討してくれる場合もゼロではありません。履歴書ばらまきのポイントは、お店のオーナーと話をすること、そして数件だけでなく何十件も配ることです。
求人自体を募集していないお店の場合、採用をもらえる可能性は低くなるものの、働いてみたいと思えるお店があったら挑戦してみる価値はあります。
ニュージーランドワーホリで働ける主な仕事を紹介しましたが、ニュージーランドで働くとどの程度稼げるか気になりますよね。実際のお給料は、雇用主やアルバイト先によって異なりますが、ここでは「ニュージーランドで本当に稼げるのか」という疑問にお答えします。
ニュージーランドでのお給料を想定するのに必要な情報が、最低賃金です。
ニュージーランドの最低賃金は、成人が対象のAdult（成人）・18～19歳かつ6ヵ月以上社会保障給付金を受給してる人が対象のStarting-out worker（初任者）・20歳以上かつ資格取得や大学の専門コースのために、年60単位以上を取得できるコースで働く人が対象のTraining（研修生）の3カテゴリーに分けられます。
それぞれの最低賃金は以下の通りです。
| 分類 | 最低賃金 |
| Adult | 23.15NZドル（約2,200円） |
| Starting-out worker | 18.52NZドル（約1,700円） |
| Training | 18.52NZドル（約1,700円） |
※2024年7月24日現在のレート、1NZドル＝91.85円で換算
ほとんどのワーホリ留学生は「Adult（成人）」に当てはまるので、 最低賃金は日本よりも高額です。賃金が低いと言われる日本食レストランでも最低賃金が適用されるため、ニュージーランドではしっかりと生活費を稼げるでしょう。
ニュージーランドでは、日本と同様にお給料から所得税が引かれます。所得税率は年間のお給料で決まり、年間所得が14,000NDドル以下は所得税率は10.5％、14,000NDドル以上は所得税17.5％です。この所得税率を見越して、アルバイト先は任意の源泉徴収率を多めに設定しています。
源泉所得率の相場は、1ヶ月のお給料が1500ドルまでは12%、2500ドルまでは16%ほどです。会社によっては細かく計算する会社のありますが、月のお給料から所得税が引かれることを頭に入れておきましょう。
ニュージーランドワーホリについて情報を集めいていると、「仕事がない」「仕事が見つからない」といったネガティブな情報も目にしますよね。この情報は本当なのでしょうか。この疑問について、深堀していきましょう。
ニュージーランドだけに関わらず、海外旅行者や留学生をターゲットにしてた会社は仕事が減っている現状があります。また、ニュージーランドはオーストリアやカナダに比べると、国自体小さいためもともと仕事の数が多くない背景もあります。
しかし、ニュージーランドはオーストリアやカナダよりも留学生が少ないというメリットもあります。そのため、求人が少なくても応募する人自体も少なく、ニュージーランドは比較的仕事が見つかりやすいと言われています。
ワーホリでの仕事探しは、英語力の高いほど時給のいい仕事に就けます。求人の数が多いレストランでの仕事は、接客が主な仕事になります。英語力が低ければ、業務をこなすことができず採用されません。英語力ゼロでも働けると述べた日本食レストランのキッチンハンドも、経営者やオーナーが日本人でなければ、英語でのコミュニケーションが取れないため不採用とされてしまう可能性もあります。
英語力ゼロで渡航した場合、現地で語学学校に通うと日常生活レベルの英語力を身につけられるまで数ヶ月の時間を要します。その間、アルバイトに就けず収入が得られません。
現地での仕事探しに困らないためには、渡航前から事前学習をしておくことが重要です。ワーホリ前に語学を身に付けておくことで、仕事探しするタイミングには現地の人とのコミュニケーションに困らない程度になれるはずです。
さらに、日本食レストラン以外の仕事が選べるほどの英語力を身につけていれば、求人に応募できる幅が広がり仕事探しがスムーズになります。
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