高卒のワーキングホリデーについて徹底解説｜学歴や就職への影響はある？

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さて、今回は高卒で行くワーキングホリデーについてお話ししたいと思います。

ワーキングホリデーとは、1980年に日本とオーストラリア間で始まった協定で、観光・就学・就労が許可された留学方法です。人気の留学方法ですが、すべての国でワーキングホリデーが利用できるわけではありません。日本と協定を結んだ国のみと限られており、現在日本は以下29ヶ国もの国々と協定を結んでいます。

国によって滞在可能期間だけでなく就学可能期間・就労可能期間が異なるので、国選びの前にあらかじめチェックしておきましょう。

高卒ワーホリについて解説する前に、そもそも高卒の人はワーホリへ行けるのでしょうか。

冒頭で解説したように、ワーホリの対象年齢は18～30歳で、これはビザ申請時の年齢が対象です。また、年齢制限以外にも主に以下の条件を満たす必要があります。

• 年齢制限を満たしている人
• 日本国籍を持った人
• その国のワーキングホリデービザ発給が初めての人
• 子どもを同伴させない人
• 有効な往復旅券または旅券を購入できる資金を持っている人
• 滞在当初、生計を立てるために必要な資金を持っている人
• 健康な人

国によってはさらに細かい条件が加わる場合もありますが、基本的には高卒の人でも満たせる条件となっています。よって、高卒の人がワーホリへ行くことは可能です。

しかし、高卒のワーホリが全員におすすめできるとは限りません。可能だからといって高卒の人がワーホリを決めてしまうのは早いです。高卒のワーホリについてまずは情報収集を行いましょう。

高卒でもワーホリに行くこと自体は可能です。しかし、実際にはあまりおすすめできないのが現実です。なぜ高卒のワーホリがおすすめできないのか、その理由を解説していきます。

高卒でワーホリへ行った場合、帰国してから大学受験を考えている方は浪人扱いとなります。履歴書に空白ができるため、就職活動の際にマイナスなイメージを与える可能性もあります。

また、ワーホリ後に大学受験をする場合、慣れない海外で生活・アルバイトをしながら受験勉強もしなければいけません。ワーホリに集中できないだけでなく、受験勉強を怠ると浪人が2年・3年と延びる可能性もあります。よって、浪人してのワーホリはリスクが高いと言えるでしょう。

一方で、大学生へ入学してからワーホリへ行くのであれば、大学を休学する方法があります。大学を休学すると、帰国後は復学してから就職の流れとなるため、新卒として就職活動ができます。「絶対に高卒でワーホリに行きたい」と強いこだわりがない限り、大学へ進学をしてからの渡航でも遅くはありません。

高卒でワーホリへ行く方の中には、帰国して大学進学を考えている方ばかりではなく「帰国後は経験を活かしてすぐに働きたい」と考えている方もいますよね。しかし高卒でワーホリへ行くと、大学卒業資格がなく海外経験を積んでも学歴が足らない可能性があります。

企業によっては、求人の募集要項に「大学卒」を挙げている場合があります。帰国後に就職活動をする場合、そういった企業には就職できず学歴の壁を感じることがあるでしょう。

高卒のワーホリはおすすめできないと述べましたが、いくつかのメリットもあります。

最長1～3年間海外に滞在できるワーホリですが、ほとんどの人が約1年ほど滞在します。1年ほど海外に滞在できれば、しっかりと語学力を上げられると予想できるでしょう。

さらに、語学の勉強は「若ければ若いほど身に付きやすい」とも言われています。ワーホリへ行けるのは早くて18歳からなので、高卒だからこそのメリットと言えるでしょう。

ワーホリの魅力である現地でのアルバイトでは、現地の人と交流する機会となり、よりネイティブで実践的な語学を身に付けられます。帰国後にも活かせる能力として自分にプラスとなるでしょう。

短期留学でも他国の文化を体験できますが、1~3ヶ月ほどの滞在では海外での生活に慣れることに精一杯になってしまい、慣れてきた頃に帰国となってしまいます。しかし、ワーホリのように長期に海外に滞在できれば、その国に慣れるだけでなくしっかりと

また、街を探索したり観光地を巡る時間も確保できるので、その国の文化や歴史も学べます。体感するだけでなく、理解できる環境に身を置けます。

若い頃にワーホリへ行くことで、将来自分がどんな道に進むかさまざまな選択肢が生まれます。日本にいると、高校を卒業したら大学へ進学または就職といった2つの流れが一般的です。しかし、高卒後にワーホリへ行けば、海外を渡り歩いたり移住を検討したり、日本では決断に勇気のいる選択も視野に入れらるようになるでしょう。

高卒でワーホリに行くことによって、将来自分のやりたいことや目標を見つけるいい機会にもなるはずです。

本記事では高卒のワーホリはおすすめできないと解説してきましたが、実際には「高校を卒業した今だからワーホリに行きたい」「高卒という今にこだわりたい」という方もいますよね。高卒のワーホリを成功させるために、まずはStudyInのワーホリ説明会へご参加ください。

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