ワーキングホリデーの収入上限｜いくらまで稼げる？2024年版稼げる国も紹介

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さて、今回はワーキングホリデーの収入上限についてお話ししたいと思います。 

ワーキングホリデーとは、自国以外の文化を体験しながら休暇を楽しむことを目的として海外に滞在でき、滞在費を補うために就労が許可された留学プログラムです。観光・就学も許可されているため、とても自由度の高い留学が叶うのが魅力です。

ワーホリは、協定を結んだ国へしか渡航ができず、すべての国で利用できる留学ではありません。1980年に日本とオーストラリア間でワーホリが始まって以降、現在日本は以下30ヶ国もの国と協定を結んでいます。

国によって対象年齢や滞在可能期間・就学可能期間・就労可能期間が異なるので、国選びの前にあらかじめチェックしておきましょう。

ワーホリを利用するには、ワーキングホリデービザが必要となります。同じ国で複数回ワーホリビザを申請することはできず、1ヵ国1回までとなっています。違う国であれば、国籍や年齢などの条件を満たしていればビザを取得できます。

日本は「103万円の壁」と言われる収入の上限があります。103万円の壁とは、年収が103万円を超えると所得税が課税され、子どもや配偶者を扶養している側は、扶養控除が適用されなくなる制度です。「働ける時間はあるのに、年収の関係で働けない」といった事情もあり、「103万円の壁」と呼ばれています。

日本には、税金や扶養の関係で実質年収の上限がありますが、ワーホリへ行って海外で働く場合も年収の上限があるのでしょうか。詳しく解説していきます。

結論から述べると、ワーホリ自体に「年収〇〇万円まで」といった収入上限はありません。どれだけ稼いでも制度の違反になることはありません。しかし、日本と同様に、収入に応じて税金がかかってくる「実質の上限」は存在します。

国によって所得税が設けられているので、税金を取られたくない方にとっては実質収入の上限があると言えるでしょう。

対象国の所得税を、一部紹介します。

※1　オーストラリアは、国民とワーホリ滞在者で所得税の税率が異なります。総所得に応じた％ではなく、超過した金額に応じて税率が上乗せされます。

例えば年収が50,000AUDの場合、【45,000AUDへの税率15％】＋【45,001～50,000AUDへの税率32.5％】がトータルの所得税となります。

※2　ニュージーランドの課税制度もオーストラリアと同様で、超過した金額に応じて税率が上乗せされます。

例えば年収が50,000NZDの場合、【14,000NZDへの税率10.5％】＋【14,001～48,000NZDへの税率17.5％】+【48,001～50,000NZDへの税率30%】がトータルの所得税となります。

現地で就学・就労も両方が可能な点が魅力のワーホリですが、すべての国で自由に学校へ行ったり働いたりはできません。各国の就労条件に注目し、解説していきます。

所得税を考慮すると年収を抑える方は出てくる場合がありますが、収入が増えれば所得税の税率が高くなるだけで、制度的な収入上限はありません。しかし、ワーホリビザで滞在する場合は、就労時間や就労期間に上限を設けている国があります。

就労時間や就労期間に違反した場合、ワーホリビザの取り消しや重大な違反を犯した場合は強制送還といった強力が措置が取られる可能性もあります。

ワーホリ対象国の就労条件については冒頭で解説していますが、すべての国が就労条件を設けいているわけではありません。条件のない国の方が多く、条件がある国は一部です。

就労条件を設けている国と、その条件の内容を今でまとめています。

所得税を気にしない方であれば、できるだけ稼げる国を選びたいと思いますよね。ワーホリせ稼げる国ランキングを、最新のStudyIn調べで紹介します。

オーストラリアは、ワーホリ対象国の中でも稼げる国として知られています。2024年7月に最低賃金が更新され、時給24.10AUD（約2,400円）となりました。ワーホリ参加者や留学生も多く、都市部には求人が集まっており、比較的仕事が見つけやすい環境です。

物価が高いオーストラリアですが、その分時給が高くしっかりと収入を得られるので、人気が高い理由になっています。

※2024年10月31日現在のレート、1AUD＝100.64円で換算

ワーホリ人気国と言えばカナダやオーストラリアが挙げられることが多いですが、英語圏のヨーロッパとして近年人気を集めています。オーストラリア同様にやや物価は高いものの、最低賃金は23.15NZD（約2,100円）と比較的高額です。

人口よりも羊が多いと言われるほど自然豊かな国なので、都市部でも求人が少ないことがデメリットとして挙げられます。しかし、日本語から離れてしっかりと英語漬けになりたい方にはおすすめのワーホリ先です。

※2024年10月31日現在のレート、1NZD＝91.71円で換算

英語の発祥地であるイギリスは、本場の英語が学べる国としてワーホリだけでなく留学先としても人気です。イギリスの最低賃金は年齢によって異なり、それぞれの時給は以下の通りです。

• 見習い｜6.40￡（約1,200円）
• 18歳未満｜6.40￡ （約1,200円）
• 18～20歳｜8.60￡（約1,7 198.68 00円）
• 21歳以上｜11.44￡（約2,200円）

「見習い」とは、19歳未満または、19歳以上であれば見習い期間が1年目の方が該当します。見習い期間が終了した方から年齢に該当する最低賃金が適用されます。

見習い期間が終了した21歳以上であれば、約2,000円以上の時給となり、オーストラリアやニュージーランド同様にしっかりと稼げるワーホリとなるでしょう。

 ※2024年10月31日現在のレート、1￡＝198.68円で換算 

ワーホリでの収入について詳しく解説しましたが、現地での仕事探しやお給料の目安など、まだ不安が残る方はいますよね。ワーホリを成功させるためには、不安を取り除けるほどの情報収集をしてくことがポイントとなります。さらに詳しい情報は、StudyInのワーホリ相談会でご案内しています。

StudyInのワーホリ説明会は、無料でご参加いただけるオンラインの説明会で、ワーホリ対象年齢の方であればどなたでもご参加いただけます。 カウンセリングも含めたマンツーマンかつ質疑応答の時間も設けているので、海外が初めての方や語学力ゼロで不安な方にも丁寧な説明ができる環境を整えています。

ワーホリにご興味のある方・本気でワーホリに挑戦したい方は、ぜひワーホリ説明会にご参加ください。

最後に、私たちStudyInは、皆さんが留学という大きな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと心から思っています。不安や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、あなたの夢を叶えるために真摯にサポートいたします。

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