ワーキングホリデーで奨学金は利用できる？大学生や社会人が利用できる制度も紹介

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さて、今回はワーキングホリデーの奨学金についてお話ししたいと思います。 

ワーキングホリデーとは、自国以外の文化を体験しながら休暇を楽しむことを目的として海外に滞在でき、滞在費を補うために就労が許可された留学プログラムです。観光・就学も許可されているため、とても自由度の高い留学が叶うのが魅力です。

ワーホリは、協定を結んだ国へしか渡航ができず、すべての国で利用できる留学ではありません。1980年に日本とオーストラリア間でワーホリが始まって以降、現在日本は以下30ヶ国もの国と協定を結んでいます。

国によって対象年齢や滞在可能期間・就学可能期間・就労可能期間が異なるので、国選びの前にあらかじめチェックしておきましょう。

ワーホリを利用するには、ワーキングホリデービザが必要となります。同じ国で複数回ワーホリビザを申請することはできず、1ヵ国1回までとなっています。違う国であれば、国籍や年齢などの条件を満たしていればビザを取得できます。

奨学金について解説する前に、まずはワーホリにどれくらいの費用がかかるのかを把握しておく必要があります。

ワーホリでは、平均で1年間現地に滞在し渡航後に数ヶ月間語学学校に通うのが一般的です。今回は、ワーホリ人気国であるオーストラリアを例に、1年間滞在した場合の費用を紹介します。

実際の費用は、渡航先はもちろん渡航時期や通う語学学校・滞在先によっても大きく変動します。上記は一例ではあるものの、1年という長期滞在となると決して安くはない費用がかかります。

ただし、ワーホリでは現地で収入が得られるため、トータル費用の全額を準備していく必要はありません。オーストラリアの場合は、最低賃金が時給24.10AUD（約2,400円）と高額なこともあり、現地でしっかりと収入を得られると考えられます。

語学学校の期間を除き、アルバイトで約8ヶ月働いたとして少なくとも約100万円ほどは収入を得られると予想できます。

 
※2024年11月1日現在のレート、1AUD＝100.08円で換算 

それでは、本題の「ワーホリで奨学金を利用できるか」について解説していきます。

結論から述べると、残念ながらワーホリで利用できる奨学金はほぼありません。

奨学金は、大学・大学院留学をする方や勉学を目的に留学する方が対象とされる制度です。一方でワーホリは、冒頭で解説したように「休暇を目的として海外に滞在できる制度」です。自分の目標が勉強だとしても、ワーホリという制度を利用するため休暇目的と位置付けられていしまいます。

奨学金がほぼ受けられないワーホリですが、資金不足だからといってワーホリのチャンスを諦めてしまうのはもったいないです。資金に困ったときの対処方法を紹介します。

奨学金は対象外となる場合がほとんどですが、滞在中に語学学校に通うことで国の教育ローンである「日本政策金融公庫教育ローン」が利用できる可能性があります。

国の教育ローンは、語学学校に3ヶ月以上通う場合にワーホリもローンの利用が可能としており、学生だけでなく社会人も利用できます。ローンが通るかは申請次第ですが、高等教育機関への進学だけでなく留学を目指す人も対象とされているため、ワーホリの方も申請対象となっています。

2024年11月現在、借入は450万円まで上限とされており、固定金利は2.35%です。ワーホリ費用を十分に補える程度のローンが組めるでしょう。

語学学校に通う期間や教育ローンの条件を満たせなかった場合は、「フリーローン」を利用する方法もあります。

フリーローンとは、資金の使用目的が限定されていない、個人が利用できる融資サービスです。先程紹介した教育ローンは国が提供していますが、フリーローンは銀行やクレジットカード会社が提供しています。

使用目的だけでなく、限度額の設定もないため、審査に応じて必要な金額を借入することができます。

教育ローンよりも金利が高く設定されているため、返済についてもしっかりと考えて利用する必要があります。

ワーホリで利用できる奨学金はほぼないと前述しましたが、奨学金を優先して留学方法を変える方向けに、海外留学で利用できる奨学金について解説します。

海外留学で利用できる奨学金には、審査が厳しいものの返済が不要な「給付型」と、給付型よりは審査基準が低いものの返済が必要な「貸与型」があります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

返済のある貸与型よりも、返済が必要のない給付型があるならそちらを望む人が多いですよね。しかし、給付型の奨学金は上記に記載したように、審査が厳しいことで知られています。そのためか、「自分は審査を通れないだろう」と応募自体諦めてしまう方が多いようです。

条件を満たしているのであれば、チャレンジとして応募してみるもの方法のひとつです。

また、返金が必要が貸与型は、いわゆる借金のようなマイナスイメージを持っている方もいるはず。場合によっては利子が付く場合もある貸与型ですが、銀行の教育ローンと比べると低い利子で利用できるので魅力もあります。

帰国後すぐに返済する必要はなく、将来働きながら返済していくので、収入を得られる見込みのある方は貸与型も検討しましょう。

ワーホリでは奨学金が利用できないケースがほとんどなので、資金不足に不安を感じる方も多いはず。そんな方も、まずはあなたのワーホリがどれくらいの費用になるのか、具体的な予算を知る必要があります。まずStudyInのワーホリ相談会にご参加ください。

StudyInのワーホリ説明会は、無料でご参加いただけるオンラインの説明会で、ワーホリ対象年齢の方であればどなたでもご参加いただけます。 カウンセリングも含めたマンツーマンかつ質疑応答の時間も設けているので、海外が初めての方や語学力ゼロで不安な方にも丁寧な説明ができる環境を整えています。

ワーホリにご興味のある方・本気でワーホリに挑戦したい方は、ぜひワーホリ説明会にご参加ください。

最後に、私たちStudyInは、皆さんが留学という大きな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと心から思っています。不安や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、あなたの夢を叶えるために真摯にサポートいたします。

時間がなく焦っている方も大丈夫です。これからの一歩が、未来への大きな一歩となるよう、私たちと一緒に準備を進めていきましょう。皆さんのご連絡を心よりお待ちしています。（下記からお選びください）

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