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【2024年最新】ワーキングホリデーで行ける国一覧|国選びやおすすめの国も紹介

 

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さて、今回は2024年最新のワーホリ対象国についてお話ししたいと思います。 

ワーキングホリデーの基本情報

ワーキングホリデーとは、自国以外の文化を体験しながら休暇を楽しむことを目的として海外に滞在でき、滞在費を補うために就労が許可された留学プログラムです。観光・就学も許可されているため、とても自由度の高い留学が叶うのが魅力です。


ワーホリは、協定を結んだ国へしか渡航ができず、すべての国で利用できる留学ではありません。1980年に日本とオーストラリア間でワーホリが始まって以降、ほぼ毎年協定国が増えています。


国によって対象年齢や滞在可能期間・就学可能期間・就労可能期間が異なるので、国選びの前にあらかじめチェックしておきましょう。

ワーホリで行ける国は30ヵ国

日本は現在、30ヶ国の国のワーホリ協定を結んでいます。ワーホリでは、国によってさまざまな条件が設けられているのも特徴のひとつです。協定国の一覧と、各国のワーホリ情報を解説します。

協定国一覧

2024年6月には、新たにルクセンブルクが追加され、協定国は計30ヶ国となりました。コロナ渦を除き、ほぼ毎年協定国が追加されているため、最新情報は外務省の公式サイトでチェックしてください。


30ヵ国ある協定国一覧は以下の通りです。

  1. オーストラリア
  2. ニュージーランド
  3. カナダ
  4. 韓国
  5. フランス
  6. ドイツ
  7. イギリス
  8. アイルランド
  9. デンマーク
  10. 台湾
  11. 香港
  12. ノルウェー
  13. ポーランド
  14. ポルトガル
  15. スロバキア
  16. オーストリア
  17. ハンガリー
  18. スペイン
  19. アルゼンチン
  20. チェコ
  21. チリ
  22. アイスランド
  23. リトアニア
  24. スウェーデン
  25. エストニア
  26. オランダ
  27. ウルグアイ
  28. フィンランド
  29. ラトビア
  30. ルクセンブルク

各国のワーホリ情報

ワーホリは、18~30歳の人が対象の制度ですが、国によっては26歳や29歳までが対象となっている場合があります。また、滞在期間や現地での就学・就労可能期間も国ごとに異なるため、年齢以外にも事前にチェックしておくべき点を一覧で解説します。

渡航できる国 対象年齢
(ビザ申請時)
滞在できる期間 就学できる期間 就労できる期間
オーストラリア 18~30歳 3年 4ヶ月 同一雇用主の下では6ヶ月まで
ニュージーランド 18~30歳 1年3ヶ月 6ヶ月 上限なし
カナダ 18~30歳 1年 6ヶ月 上限なし
韓国 18~30歳 1年 上限なし 上限なし
フランス 18~29歳 1年 上限なし 上限なし
ドイツ 18~30歳 1年 上限なし 上限なし
イギリス 18~30歳 2年 上限なし 上限なし
アイルランド 18~30歳 1年 明記なし 1週間で最大39時間まで
デンマーク 18~30歳 1年 明記なし 6ヶ月
台湾 18~30歳 360日 明記なし 明記なし
香港 18~30歳 1年 6ヶ月以内 同一雇用主の下では6ヶ月まで
ノルウェー 18~30歳 1年 3ヶ月未満 同一雇用主の下では6ヶ月未満
ポーランド 18~30歳 1年 上限なし 上限なし
ポルトガル 18~30歳 1年 明記なし 明記なし
スロバキア 18~30歳 1年 明記なし 明記なし
オーストリア 18~30歳 1年 明記なし 明記なし
ハンガリー 18~30歳 ビザ発給から1年 明記なし 明記なし
スペイン 18~30歳 1年 明記なし 明記なし
アルゼンチン 18~30歳 1年 明記なし 明記なし
チェコ 18~30歳 ビザ発給から1年 明記なし 明記なし
チリ 18~30歳 2年 明記なし 明記なし
アイスランド 18~26歳 1年 明記なし 明記なし
リトアニア 18~30歳 1年 明記なし 明記なし
スウェーデン 18~30歳 1年 明記なし 明記なし
エストニア 18~30歳 1年 明記なし 明記なし
オランダ 18~30歳 1年 明記なし 明記なしだが、年間で同一雇用主の下では働けない
ウルグアイ 18~30歳 1年 明記なし 明記なし
フィンランド 18~30歳 ビザ発給から1年 明記なし 明記なし
ラトビア 18~30歳 1年 明記なし 明記なし
ルクセンブルク 18~30歳 1年 明記なし 有期契約で最長6ヶ月まで

ワーホリでおすすめの国

ワーホリ協定国は30ヵ国ありますが、その中でも人気国として以下の5ヶ国が挙げられます。

カナダ

語学留学や大学留学で人気のカナダは、ワーホリ先としても人気の高い国です。ビザの年間発給数は、2024年時点で6,500と上限がありますが、毎年定員に達しているほどの人気があります。


人気の理由は治安のよさや、英語の訛りが少ないところなどにあり、留学生を快く受け入れてくれる多国籍文化ならではの国民性も挙げられます。


カナダの英語は、日本人が学校で学ぶ「アメリカ英語」寄りです。発音やアクセントは聞き馴染みのある部分も感じられ、耳に入ってきやすい英語と言われています。語学力を上げたいと考えている方は、カナダのように訛りの少ない英語を身に付けられると、帰国後にも活かせるようなスキルを得られるでしょう。


アメリカとの距離も近く、ワーホリ中にアメリカ旅行も可能です。勉強も海外生活も充実させられるワーホリが実現できるでしょう。

オーストラリア

オーストラリアはビザ発給数に上限がなく、条件を満たし申請が通ればワーホリビザを取得できます。また、協定国の中でも最長の3年滞在が可能なので、できるだけ長期間海外に滞在したい人にはおすすめの国です。


カナダ同様に留学先としても人気のある国ですが、ワーホリ先としても人気を集めているのは時給の高さがあります。2024年現在、オーストラリアの最低賃金は時給24.10AUD(約2,400円)です。ワーホリで働く人も同様に金額が適用されるため、現地でしっかりと生活費を稼げます。


時給が高いのが魅力ではありますが、同じ雇用主の下で働けるのは最長6ヶ月までです。滞在が長期になるほど、仕事を変えなければいけない回数も増えます。オーストラリアは、他国に比べるとワーホリ向けの求人が多い傾向がありますが、新しい仕事がすぐに見つかる保証はないので注意が必要です。


また、最長3年滞在が可能ではあるものの、1年ごとのビザ更新には条件があります。オーストラリアで1年以上滞在したい場合は、指定地域で決められた職に一定期間就くと、セカンドワーホリやサードワーホリビザの取得が可能となります。


※2024年11月5日現在のレート、1AUD=100.29円で換算 

ニュージーランド

自然が豊かな国として有名なニュージーランドは、カナダやオーストラリアよりも留学生やワーホリ参加者が少なく、のんびりとした環境で海外生活が送れます。国民性もマイペースな人が多く、日本で時間や仕事に追われた生活から離れたい方にはおすすめの国です。


年中温暖な気候ですが、夏でも30℃を超えることは少なく、一方でカナダのような極寒になる冬もありません。地域によってはマイナスになる場所もありますが、比較的1年を通して過ごしやすいことも特徴です。


日本の約4分の3ほどの国土で都市部も小さいですが、首都のオークランドには多くの語学学校が集まっています。また、「ニュージーランドは国土の約1割が世界遺産」とも言われており、滞在中に国内一周も叶う国です。


やや物価が高いものの、最低賃金は時給23.15NZドル(約2,100円)。オーストラリアのように時給が高く、現地でしっかりと収入を得られます。


※2024年11月5日現在のレート、1NZドル=90.98円で換算

イギリス

英語発祥の地であるイギリスは、教育水準が世界トップクラスと言われており、語学や専門分野を学びたい人の留学先として人気があります。


イギリスのワーホリは、正式名称を「YMS(Youth Mobility Scheme)」といい、厳密に言うと他国のワーホリとは異なります。休暇を楽しむことを目的とするワーホリに対し、YMSは、就労を目的としています。そのため、ビザ延長の手続きなしで最長2年間滞在でき、アルバイトに関する制限がほとんどありません。


イギリスは周辺の国々へもアクセスがいいので、休日はいろいろな国へ旅行ができ、ヨーロッパの文化や歴史を肌で感じられるワーホリになるでしょう。

アイルランド

留学・ワーホリ先として名前が挙がることの少ないアイルランドですが、実はヨーロッパ圏で英語が学べる国として人気が出てきています。アイルランドは英語が公用語ではありませんが、日常的に英語が使われているので、同じヨーロッパのイギリスや人気上位のカナダ・オーストラリアにも劣らない環境が揃っています。


人気が高まってきてはいるものの、まだまだ日本人の留学生は少ないのが現状。そのため、現地ではほとんど日本人を見かけないという体験談もあり、日本語から離れて英語漬けの環境を望む方にはぴったりのワーホリ先です。


2018年には定員が400名とかなり少なかったアイルランドですが、2020年には800名まで増枠し人気の急上昇を示しています。

ワーホリでの国選びのポイント

ワーホリは、制度が利用できる国が限られているものの、協定国は30ヵ国と多いため、どのように渡航先を選べばいいか迷ってしまう方もいますよね。ワーホリ先をどのように選べばいいか、国選びのポイントを紹介します。

ワーホリに行く目的に合った国を選ぶ

自分に最適なワーホリ先を決めるには、まず「ワーホリで成し遂げたい目標」が必要です。ワーホリについて調べていると「やめたほうがいい」「失敗した」などとマイナスなワードを目にしますよね。それらは、なんとなくワーホリに行ってしまい、あまり語学力をあげられず目標も達成できなかった人がいるからです。


「とりあえず海外に行ってみたい」「海外で生活してみたい」という曖昧な目的では、行き先も定まらず、現地でなにをして過ごせばいいかも明確になりません。


そのため、ワーホリを成功させる国選びをするために、まずは「ワーホリに行く目標を決める」を決めましょう。なぜワーホリに行きたいのか、ワーホリでどんなことを達成したいのか、と考えると具体的な目標を立てられます。


例えば「現地の人とそつなくコミュニケーションが取れるくらい語学力を上げる」という目標であれば、教育水準の高いイギリスやカナダが候補にあがりますし、「日本食レストランではない現地のお店でアルバイトをする」という目標であれば、留学生向けの求人が多いオーストラリアが候補にあがります。 


目標に沿って計画を立てていくと、自然とどの国へ行くべきか浮かび上がってきます。

ワーホリビザの取得条件や難易度をチェック

行き先の候補を上げたら、次はワーホリビザの取得条件や難易度をチェックしましょう。ビザ申請時の年齢が対象年齢であっても、他にも条件を満たしていなければビザを申請できません。また、国によってワーホリビザを取得するのにハードルが高い国があります。国選びのためにそれぞれの情報収集をしておきましょう。


ワーホリビザを取得できる条件

ワーホリビザを申請するには、年齢制限以外にいくつかもの条件があります。すべての国で共通している主な条件は以下となります。


  • 年齢制限を満たしている人
  • 日本国籍を持った人
  • その国のワーキングホリデービザ発給が初めての人
  • 子どもを同伴させない人
  • 有効な往復旅券または旅券を購入できる資金を持っている人
  • 滞在当初、生計を立てるために必要な資金を持っている人
  • 健康な人


細かい条件は国によって違いがあるので、候補にあげた国の条件を満たせているか確認してください。


また、ワーホリ自体は18~30歳までであれば対象ですが、1つの国で利用できるのは1回までという上限もあります。同じ国にか2回とワーホリに行けないので、さまざまな条件をチェックして国選びをしましょう。 


ワーホリビザを取得する難易度

ワーホリビザとひとくくりに言っても、国によってビザを取得する難易度に差があります。ビザが取得が難しい国は、ビザ発給数が少なったり先着順ではなく抽選で決まったりする国があげられます。


おすすめ国のひとつであるアイルランドは、ビザ発給枚数が800名と少なく、さらに年に2回の抽選式で決まります。抽選は例年1月と7月に行われますが、もし2月にアイルランドへワーホリに行きたいと思っても、7月の抽選まで待たなければいけまんせん。もし抽選に落ちてしまった場合は、ワーホリ計画が振り出しに戻ってしまいます。


国によってワーホリビザの発給条件や発給状況が異なるので、すべてに国でスムーズにビザが取得できるわけではありません。「とにかく早くワーホリに行きたい」「ワーホリに行ける時期が限られている」という方は、ビザを取得しやすい国を選ぶことをおすすめします。

国の特徴から選ぶ

候補国が定めるワーホリビザを取得する条件を満たしていたら、その国で自分が安心して生活できるか、国の特徴を調べましょう。


治安

日本は治安がいい国として世界的に知られているので、生活をしていて事件に巻き込まれる危険性をあまり感じていない方が多いですよね。しかし海外には日本ほど治安のいい国はあまりありません。


世界平和度指数(Global Peace Index) では、治安・国内外の紛争・軍事情勢を元にスコアを出し、世界の平和度をランキングに表しています。2023年のランキングでは、日本は9位。ワーホリにおすすめの国として紹介したアイルランドは3位、ニュージーランドは4位、オーストリアは5位、カナダは11位、イギリスは37位でした。


長期滞在になるワーホリで安心して過ごせるよう、その国の治安を把握し国選びの基準にしてください。


物価

円安が進んでいる近年、各国の物価は留学費用に直接影響するため、重要なポイントでもあります。現地でアルバイトをして収入を得られるワーホリですが、物価が高いにも関わらず賃金が低い国を選んでしまうと、アルバイト漬けでワーホリ生活が厳しくなることが予想できます。


物価が高くても、賃金がしっかりもらえれば問題なく生活できますし、一方で物価が安い国はより初期費用が抑えられるメリットがありますが、結果生活が厳しくなる可能性があります。


物価と賃金を比べ、無理なく生活できるレベルを見極めて渡航先を選びましょう。


生活環境

治安や物価以外にも、気候・インフラの環境・日本との時差など、さまざまな生活環境についても情報収集しましょう。国や地域によっては寒さが厳しいところ、暑さが厳しいところがありますし、日本のようにトイレットペーパーを水で流せない国もあります。日本ほど清潔感がない国も多くあり、自分が長期間滞在できる環境であるかもポイントです。


滞在する国の環境が体に合わないと、体調を崩しがちになる可能性もあります。せっかくのワーホリが台無しになってしまうので、候補にあげた国で約1年ほど生活することを考えて国選びをしてください。

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ワーホリは現在30ヵ国の中から行き先を選べるため、自分にはどの国が合っているか、どの国でワーホリするのがベストなのか悩む方も多いですよね。その国でワーホリができるのは一生に一度です。ワーホリを成功させるために本気で挑戦したい方は、まずStudyInのワーホリ相談会にご参加ください。


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