「せっかくの留学、外国人の友達をつくりたい!」
「英会話の練習ができる友達がほしい!」
出会った人と友達になり、英語を使って会話ができたら語学学校で学んだことを実践したり、楽しい時間の共有もできて一石二鳥ですよね!
ここでは、「友達ができなかったらどうしよう…」と不安に思っている方や、「どうやって友達をつくる機会を得るのだろう?」と思っている方に向けて、フィリピン留学での友達づくりを詳しく解説します。
留学中に友達をつくるメリットとは何でしょうか?
さまざまな理由が考えられますが、一番のメリットは
①授業時間外の英語でのコミュニケーションの機会が増える
②英語の勉強のモチベーションになる
という2点があげられます。
上の図を見てください!
フィリピン留学は「マンツーマン指導」「授業時間が長い」ということが特徴として挙げられますが、フリータイムの使い方次第で英語を話す時間が大幅に変わってきます。
1週間のうち授業を受けている時間は
7時間×5日=35時間
1週間のうちフリータイムは
平日:9時間×5日=45時間
休日:16時間×2=32時間
合計して1週間で45+32=77時間ものフリータイムがあり、授業時間35時間の2倍以上になります!!
授業の時間だけで英語力を伸ばすには限界があります。
フリータイムを有効的に過ごすためにも、留学先で友達をつくり、一緒に食事をしたり、旅行に行ったりと、英会話のトレーニングをする時間をつくりたいものですね。
フィリピンに留学する人の出身国は主にアジア圏であるため、英語を第二外国語として学習している人達とかかわる機会が多くあります。
日本、韓国、中国で全体の8割近くを占めています。
「アジア圏出身の人と英語を話しても...」と思う方もいるかもしれませんが、韓国人は母国語が韓国語、中国人は母国語は中国語です。お互いがコミュニケーションをとるにはやはり英語での会話が欠かせません。
「留学先でも日本人は日本人と固まり、結局日本語を使う時間ばかりだった…」
こんな話を聞いたことはありませんか?
留学先で日本人の友達を作ることは悪いことではありません。しかし、日本人同士が集まって日本語だけで話してしまうとなると、せっかく留学にきているのにもったいない時間を過ごすことになってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、英語が話せる・留学経験のある日本人と友達になることです。
自分一人で外国人に話しかけたり、友達になることが難しいと感じたとしても、頼れる日本人の友達がいることで英語の勉強のモチベーションにつながったり、外国人の友達を作る機会を得ることができるかもしれません。
そういう意味では、ある程度日本人の友達を持つことは良いことだと言えますね。
フィリピンの語学学校は様々な種類があります。
代表的なものとして日本資本の語学学校と、韓国資本の語学学校があります。
時期や各学校の特徴によって留学生の何割が日本人なのかは大きく異なってきますが、基本的には日本資本の語学学校は日本人の割合が8割、韓国資本の語学学校は韓国人の割合が8割になります。
フィリピン留学期間に外国人の友達をつくりたいという方は、日本人の割合が少ない学校や地域への留学を検討しましょう。
日本人に人気の留学先はやはりセブ。日本人が少ない地域はバギオです。
以下は日本人留学生の割合が少ない語学学校です。日本語から離れた環境で留学生活を送りたい方にはお勧めです。
「自分の留学する語学学校は日本人の割合が多い...」
「自分から外国人の友達をつくることは難しい...」
そう感じている方に、語学学校内の環境を最大限に活かし、外国人の友達をつくる方法を紹介します。
自分ならどの場面できっかけをつくれそうか、ぜひ考えてみてくださいね。
フィリピン留学では、一つの部屋に複数人共同生活をする場合が多いです。ルームメイトは各人の留学期間によって出入りがありますが、6人部屋などの大人数になると多国籍の状態になることがあります。
ルームメイトであれば、生活をともにする期間が長いため、一番仲良くなりやすいかもしれません。
一日の授業の半分はマンツーマンレッスンですが、残りの半分の授業はグループレッスンになり、ディスカッションをしたり、グループワークを行う授業があります。
グループ授業の先生や生徒は毎回の授業ごとに変わり、多くの人とかかわりを持てる絶好のチャンスです。授業で扱った内容を話題にしながら、会話を発展させることができるかもしれませんね。
授業時間が長いため、すべての語学学校で行われているわけではありませんが、放課後に留学生同士でスポーツを一緒に楽しむイベントがある語学学校もあります。
その他にも、学校が主催して土日のアクティビティを企画している語学学校もあります。
自分から交流の機会を作ることが難しい方は、学校主催のイベントに参加することをお勧めします。
一日の半分をマンツーマンレッスンを受けることになるため、先生と仲良くなり、授業以外の日常的な会話ができるような仲になる場合が大いにあります。そうするとおのずと英語を話す時間も増え、一番の英語のスピーキングの練習になります。先生と仲良くなれれば、一番の英語のトレーニングの機会が得られますね!
基本的には寮の食堂で一日三食食事の提供があります。この時間帯が外国人の友達をつくる絶好のチャンスです。
食事を囲みながら、ぜひ自分から話しかける勇気をもって会話をしてみましょう。
初対面の人との会話の内容やパターンはある程度決まっています。
名前、出身国、趣味などは初めの会話において、必ず相手に伝える情報になりますよね。
自分が初めて会った人とどのように会話を始めるかを具体的にイメージし、事前に英語での自己紹介や相手に質問したいことを決めておき、すぐに言葉に出せるようにしておくと、会話がスムーズにすすむきっかけになります。
英語のスピーキング力にあまり自信ない方は事前に自分が言えるフレーズを用意しておき、いつでもそのフレーズから会話を始められるようにしておくとよいですね。
自己紹介のみならず、相手に聞きたいと思うことを質問したり、逆に質問されたり...という場面に遭遇することは大いにあります。
簡単な質問のフレーズ(例えば Do you like~?/What is your major?/Why did you come to Philippine?など)はあらかじめストックしておくと良いでしょう。
また、自分が質問されたときにどのように答えるかをイメージし、ある程度自分が使いたい単語やフレーズは事前に覚えておきましょう。
簡単な会話は英会話本やインターネットから簡単に探すことができます。自分で考えることが難しい方は、一冊英会話本を購入しておく、事前にインターネットで使えそうなものを調べておくといった準備をしておくと安心ですね。
授業が終わった後や週末に積極的に外に出かけてみましょう。
語学学校で仲良くなった友達と地域のボランティア活動に参加してみたり、一緒にマリンスポーツを楽しんでみたり、地元の市場に出かけてみたり…
また新たな出会いがあり交友関係の輪を広げていくきっかけを得られることがあります。
授業中とは違い、日常的な会話を楽しむことができるでしょう。
上級者向けにはなりますが、クラブやパブのようないわゆる「お酒の場」に足を運ぶと、より外国人との出会いを持つことができます。
友達づくりを楽しんで行うために意識しておくとよいことを紹介します!
周りの環境を変えるのはなかなか難しいもの。自分の努力ではどうにもならない部分があります。
そこで、自分の意識で変えられることは積極的に変えていきましょう。その一つの方法としては、日本語をできるだけ話さないように心がけるということです。
これには英語力の向上のために日本語を控えるという効果もありますが、日本人以外の人があなたに話しかけやすくする雰囲気づくりをする効果もあります。
自分が知らない言語で話している外国人の集団に話しかけたいな、という気持ちにはなりづらいもの。
自分が話しかけても大丈夫な人であるということを周りに認識してもらうためにも、なるべく日本語を話さないことを意識することが大切です。
留学生は皆等しく自分の語学力には自信がないもの。自信がないからこそ留学を決意しますものね。
留学生活全体を通して、自分の語学力以外の生活や身の回りの環境への不安要素をなくすことも、友達づくりには非常に重要な要素になります。
友達作りには心のゆとりが大切です。
身の回りの不安なことを減らすことで、目の前の目的に忠実になれたり、向上心が生まれます。友達作りに前向きになれるように意識的に自分が不安に思っていることを明らかにし、ひとつひとつ解決してみましょう。
「友達を絶対につくらなければ...!」と躍起になりすぎると、誰でも疲れてしまったり、逆にうまくいかなくなってしまいます。まずは留学生活を存分に楽しみつつ、授業の内容をしっかり理解することから始めましょう。
知り合った人と仲良くなるまでには時間がかかります。
直接外国人の方に話しかけることが難しい場合には、日本人の友達をつくってから徐々にコミュニティを広げていくと良いと思います。
いかがだったでしょうか?せっかくの留学。自分の意識や行動次第で変えられることはたくさんあります。
留学期間中に外国人の友達をつくり、有意義な留学生活を送ってくださいね。
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