今、「シニア留学」と呼ばれる50代以上の人の留学が増えています。
「英語を学び直したい」「子育てが終わったので時間がある」「世界中の人ともっと交流したい」など、理由は様々です。
50代から語学学校へ通うためには、ワーキングホリデー(ワーホリ)以外の方法で留学することになります。また留学スタイルによっては、現地でアルバイトやインターンも体験できます。
この記事では、50歳以上の方の留学方法やQ&Aのほか、で実際に留学した人の体験談を紹介いたします。
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さて、今回はシニア留学についてお話ししたいと思います。
50代の人でも留学に行ける、年齢制限のない留学方法をまとめました。ワーキングホリデーを除けば、基本的にほとんどの留学に年齢制限はありません。
留学方法 | 最短期間の目安 |
---|---|
語学留学 | 1週間〜 |
趣味のための留学 | |
ファームステイ | |
海外インターンシップ | |
スキルアップのための留学 | 3か月~ |
留学(大学) | 2年~ |
留学(大学院) | 1年~ |
MBA留学 |
留学エージェントであるStudyInを利用した50代以上の人のほとんどが、語学留学では1週間程度の短期から3ヵ月以上の長期にわたって語学学校などに通い言語を学びんでいます。
留学費用は渡航先や期間によっても異なりますが、たとえばフィリピンに2週間の語学留学をする場合は約20~30万円が必要です。
ちなみにビザを取得すれば、就労時間に制限はありますが、現地でアルバイトができる国もあります。例えば学生ビザの場合、週20時間までの就労制限が一般的です。
自分が打ち込んでいるもの・趣味のスキルを伸ばすための留学です。
たとえば、「サーフィンに挑戦する」「ファッションデザインを学ぶ」などがあり、期間も1週間から半年とさまざまです。プログラムによっては語学留学と組み合わせることもできるので、勉強とセットで趣味を伸ばすのも選択肢のひとつです。
ビザを取得して渡航する場合は現地で働けることがありますが、ビザの種類や留学プランなどによっては制限があります。詳細については渡航先の大使館などに問い合わせてください。
ファームステイとは、海外の牧場や農園を所有する人の自宅に滞在しながら、自然や文化、人々との交流を楽しむ滞在スタイルのことです。ステイ先のホストの仕事を手伝う代わりに宿泊料や食事代などを無料にしてもらう「エクスチェンジ型」や、ファームでの生活を体験することを目的とした「ホリデー型」などのスタイルがあります。
ホリデー型のファームステイであればビザなしで最短1週間から体験できます。エクスチェンジ型のファームステイだと労働が許可されるビザが必要で、最短期間も1か月とホリデー型より長くなる傾向があります。
ファームステイは18歳以上であれば参加できるケースが一般的ですが、ホストの仕事を手伝う場合は体力が必要な作業が発生する可能性もあるので注意しましょう。
海外インターンシップとは、海外の企業で就労を体験するプログラムのこと。IT系やコンサルティング系、ホテルや旅行系など、就労可能な業種はさまざまあります。海外インターンシップには有給のものと無給のものがあります。無給のインターンシップであればビザなしで参加できますが、有給の場合は労働が認められているビザ、もしくはインターンビザなどを取得しなければなりません。
海外インターンシップにかかる費用は、渡航先の国や渡航期間、インターンシップで得られる収入により異なります。たとえば、フィリピンで6か月間のインターンシップに参加しながら留学する場合の費用の目安は約30万円です(2023年時点)。無給のものであれば最短1週間から参加できますが、有給の場合は6か月や1年など、無給の場合よりも長くなります。
ビジネスに役立つスキルの習得・向上を目指すための留学です。学べる分野は「IT」「ビジネススキル」「エステ、マッサージなど美容関連」「ホテルへの就職やツアーガイドなどを目指す旅行関連」「アート」などがあります。留学期間は最低3か月からがほとんどです。
現地で働けるかどうかは、取得するビザの種類や利用する留学プランによって異なります。詳細については渡航先の大使館や契約する留学エージェントなどに問い合わせてください。
海外の大学や大学院で学ぶことを目的にした留学です。また海外の大学院で経営学修士号(MBA)を取得するための留学もあります。
大学で学ぶ期間は3~4年に及ぶことが多いです。大学の仕組みは国によって異なるので、渡航先によっては2年で済むこともあります。大学院で学ぶ場合や経営学修士号(MBA)を取得する場合の期間は、1~2年が一般的です。大学や大学院に通う際は、学生ビザを取得することになります。
カナダやオーストラリアなど一部の国は、学生ビザのある人に対して現地でのアルバイトを認めています。ただし、週20時間までなどの就労制限があるため、留学の計画をする段階で調べておくようにしましょう。
StudyInを通して語学留学を経験した、50代の留学生の体験談を3つ紹介します。
アメリカ(ニューヨーク)へ、1週間の語学留学に行かれた方の体験談です。ニューヨークの中心、タイムズスクエアに位置するEC ニューヨーク校にて、1週間という短期間でもクラスメイトと交流を深められた様子が伺えます。
フィリピン(セブ)へ、2週間の語学留学に行かれた方の体験談です。学校から海が見えるQQ English シーフロント校にて、時には深夜2時まで宿題をするなど熱心に英語を学ばれた様子で、「行きのフライトでは何も聞き取れなかった機内放送が、帰りにはきちんと聞き取れるようになっていた」と成果も実感されています。
フィリピン(セブ)へ、8週間の語学留学に行かれた方の体験談です。留学したことで自身の英語力を実感し、留学後も継続して英語を勉強するモチベーションにつながっているようでした。留学前にやっておけばよかったと思うことなど、これから留学する方の参考になるお話も伺っています。
最後に、50代以上の人が留学するときのQ&Aをまとめました。
持病がある場合は、かかりつけ医に留学の可否を相談することをおすすめします。厚生労働省検疫情報管理室が運営するWebサイト「FORTH」でも、慢性の病気がある人の海外渡航にあたって「旅行前に十分なゆとりを持ってかかりつけ医に相談すること」「かかりつけ医から英文の紹介状をもらうこと」などがすすめられています。
留学先の語学学校や利用する留学プランなどによって留学の可否が変わるケースも考えられるので、留学エージェントにも事情を相談しておくと良いでしょう。また、ビザの種類や渡航先の国によっては健康診断結果の提出を求められることがあり、健康診断の結果次第ではビザの発給が認められないことがあります。詳細については、渡航を予定している国の大使館などに問い合わせてください。
必要な語学力は、留学の目的やプログラムなどによるので一概には言えません。語学留学の場合は語学力がなくても学校に入学できることが多いですが、大学や大学院などの場合は通いたい学校が求める語学力を満たしている必要があり、不足している場合は入学できないことがあります。
語学力が求められる場合は、対象となる言語のテスト結果が学校の求める基準を満たしているかどうかで判断されるのが一般的です。英語の場合はTOEFL iBTやIELTSと呼ばれるテストの結果で判断されることが多く、TOEFL iBTの場合は69~108、IELTSの場合は5.5~7.0のスコアが求められる傾向があります。
入学に必要なスコアは学校や学部などによって異なるので、詳細については入学を検討している学校の公式サイトやパンフレットなどで確認してください。
最後に、私たちStudyInは、皆さんが留学という大きな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと心から思っています。不安や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、あなたの夢を叶えるために真摯にサポートいたします。
時間がなく焦っている方も大丈夫です。これからの一歩が、未来への大きな一歩となるよう、私たちと一緒に準備を進めていきましょう。皆さんのご連絡を心よりお待ちしています。(下記からお選びください)
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