他の国と比べてみても格安なフィリピン留学。ですが長期に行くことを考えると、節約したとしても、さすがに費用が高めになってしまいがちです。そこで資金をどう準備するのがベストなのか、紹介します!
目次
まず初めに、フィリピン留学の学費生活費などを含めた全費用の目安を期間ごとにご紹介します。
予算を見てみて、節約してもまだ留学分の資金が準備できなさそう。という方は、まず頭に浮かんでくるのは奨学金とローンという2つの方法だと思います。
そこで奨学金とローンそれぞれの詳細を見ていきましょう。
まず、フィリピンに語学留学をするとしたとき、奨学金を申し込めると考えることは難しいです。
第一公用語が英語でない国に行くということ、そして、大学などの教育機関ではなく語学学校で勉強するということ。この2つが主な理由です。特に返済不要のタイプの奨学金は元々フィリピン留学が対象になる場合も少なく、年間受給者も3人などとなっていてとても難しいです。
フィリピン留学で奨学金をもらうのは難しい。そこで、一番お勧めなのが留学という目的で教育ローンを借りることです。
教育ローンは学費などの比較的まとまった額でも借りやすく、カードローンなどの他の形態のローンを利用するよりも金利が低いということなどがメリットとして挙げられます。
教育ローンの中でも主に2種類に分けることができるのでその二つの違いを紹介していきます。
以下の条件に当てはまる方は国の教育ローンを検討しましょう。
1)留学出発まで4か月以上期間がある方
2)留学予定期間が3か月以上の方
国の教育ローンは日本政策金融公庫が扱っているローンです。
留学目的で利用ができるこの教育ローンは学生だけではなく社会人でも利用でき、借入額は最高450万円まで、年率1.78%の低金利で借りられるという特徴があります。
借りたお金の利用用途には制限があるものの、学校関係費(入学費・授業料・教材費)、現地での生活費(滞在費・家賃)などに使うことができます。
教育ローンの中でも最も好条件なものなので、最初にとりあえずこのローンへ申し込んでみるのがいいですね。
国の教育ローンを借りるための条件の概要は2019年4月1日より変更があり、以前は半年以上の留学しか認められなかったのが、3か月の短期留学から申し込めるようになりました。
具体的には以下のようになっています。
・申請者が20歳以上であること(独立して生計を立てている方なら本人名義での申請も可能)
・原則として留学期間が3ヶ月以上
・申請者または申請世帯に安定した収入があること
・世帯年収が990万円以下であること
借りる条件についての詳細は、実際に国の教育ローンのページで確認してみましょう。
また、最大の審査項目としては、基本的には申請者の返済能力が審査されます。
具体的に言うと、条件を満たしたうえで公共料金や他のローンの支払いで問題がないかなどの審査が行われます。
返済能力に関してはほとんどの方が問題なく通りますが、応募者数が多いので、残念ながらお断りされてしまうこともあります。
また、入学シーズンには特に申請が殺到するため、審査に2~3か月ほどかかってしまうこともあります。なるべく早めに動きだしましょう。
国の教育ローンは、年率1.78%の固定金利です。
固定金利は、「借り入れした時点の金利が返済完了まで変わらない」ので、
安心して返済計画を立てることができます。
また、返済に関して在学中は利息のみだけを返済するだけでよい「元金据置」という方法があり、
留学期間中はこのように利息のみを払い、帰国後本格的な返済を始めることができます。
借り入れたお金の返済期間も15年以内であれば返済期間を自由に設定できるので、
毎月いくら返済できるか考えた上で、返済期間を設定しましょう。
返済期間を決める際には、返済シュミレーションで毎月の返済額を見てみることをお勧めします。
国の教育ローンは、365日24時間インターネットから申し込みをすることができます。
しかし、お急ぎの場合は来店することをお勧めします。
1)書類(住民票、給与明細、所得証明、光熱費支払明細、在職証明、留学証明、免許(ID)、
通帳、印鑑などを提出。
2)約10日後:審査結果の連絡が入り、必要な書類などが送られてくる
3)審査結果の連絡から約10日後:書類を提出した後、口座に入金される
このような流れになりますが、
時期によっては審査に時間がかる場合があります。
以下の条件に当てはまる方は一般金融機関の教育ローンを検討しましょう
1)国の教育ローンに通らなかった方
2)留学出発までの時間が1か月以内の方
3)3か月未満の短期留学をする予定の方
銀行の教育ローンは、学ぶことが目的でお金が必要な方が借りられる銀行のローンです。
3%~4%程度の金利で借りられるという特徴があります。
審査期間は早いところで2週間程度で結果が出るような金融機関もあり、出発まで時間があまりないという方も申し込むことができます。
金融機関は、三菱UFJ銀行、三井住友、などのメガバンクだけでなく、地方銀行など様々な金融機関が教育ローンを提供しています。
特に地方銀行は金利が安めに設定されていることがあるため、金利を抑えたい方は、お住まいの場所の地方金融機関を先にチェックするとよいでしょう。
返済に関しては、返済期間は比較的短いです。しかし、留学期間中は利息のみを払い、帰国後から返済を始めることができるので
留学中はローンの心配をする必要がなくて済みます。
最終的な節約方法は現地でご自分のお小遣いを減らすという方法ですが、せっかくの留学なのでお金をずっと気にしながら生活を楽しめない、というような留学をするのは正直、嫌ですよね。
だからこそ!以下の項目をチェックして無理のない程度に節約をして留学生活をエンジョイしましょう!
学生の休暇期間(春休み、夏休み、冬休み)は基本的にピーク時期、高めになってしまいがちです。
そこで出発時間の融通が利く方は、このピークシーズンを避けることでお手頃な価格でチケットを購入しましょう。
また、時間の自由度があまり高くないという方は、なるべく早めに出発日程を決めて早い時期に購入したり、定期的に開催されるLCCのセール時期を狙ってそのタイミングで購入することでチケットを安く手に入れることができます。
お手持ちのカードに付帯している海外保険を利用すれば海外保険加入分のお金を節約することができます。
コースをやりこなせるかなどもう一度しっかり考えてみると、節約につながるようなこともあるかもしれません。
また、滞在する部屋を一人部屋からルームシェアにしたりすることで費用を抑えることも節約につながります。
節約方法についてもっと詳しく知りたい方はコチラをチェックしましょう。
以上の内容をふまえたうえで、ご自分にあったローンを賢く利用して留学に行きましょう!
教育ローンは他のローンに比べて金利が低いため返済しやすいものの、ローンであることには変わりがありません。
計画的な無理のない返済ができるようにご自分の資金プランをしっかりと考えることが大切です。
また、国の教育ローンなどは審査に時間がかかります。
留学を考えている方は今すぐからでも動きだし、コスパのいい留学をかなえましょう!
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