短期間に本気で英語力を向上させたい人はフィリピンのスパルタ校へ留学を検討する人が多いです。しかし、スパルタ校留学だと英語を習得しやすいかどうかはあくまで向き不向きによります。
今回の記事では、スパルタ校留学を検討している方々がどんな形であれフィリピン留学を成功させることができるよう、スパルタ校と呼ばれる学校の実態や英語力アップに効果的であるのか、他に選択肢はあるのかなど、詳しく解説していきます!
スパルタ校での経験を次のステップに生かせた成功体験談もご紹介しているため、最後まで必見の記事です!
人件費が安くて、航空券が安いことから欧米圏の国々と比べて安く留学ができるフィリピンは、留学先として日本人にとても人気です。
そしてフィリピンの語学学校にはスパルタ校という区分の学校がありますが、
スパルタ=授業レベルが高く、指導方法が厳しい というイメージを持っていませんか?
実際は、フィリピンの語学学校ではマンツーマンレッスン中心に学習を進めていくことになるため、自分のレベルに合った授業を受けることができます。そのため、授業レベルが高いからスパルタ!ということはありません。
フィリピンの語学学校は、
というように、大きく3種類に分かれています。
スパルタ校は、厳しいルールが決められていて、セミスパルタ校はそれに比べてある程度の自由があります。また、ノースパルタ校は通常の学校です。
スパルタ校の厳しいルールの例(SMEAG スパルタキャンパス)
以上のようなルールを設けているスパルタ校が多いです。
さらに、
このような区分もあります。
日本人資本の特徴は、
韓国人資本の特徴は、
このように資本によって特徴が変わってくるため、注意が必要です。
スパルタ校と呼ばれる学校の特徴がこちらです。
スパルタ校の特徴としては、授業自体よりも生活についての厳しいルールが決められている点です。そのため、ルールが明確に存在した方が学習や生活管理がしやすいという生徒に人気があります。
しかし、フィリピンの平均的な学校のポイントとしては、平日は門限があるものの外出禁止というルールはなく、1日の授業時間は6~8時間でEnglish Only Policyというルールは学校によるところが多いです。
ノースパルタ校は、平日に門限があるだけで放課後の外出は可能な場合が多いですが、スパルタ校の場合、毎日の学習の終了時間が遅くなるため外出禁止のルールを設けている学校が多いです。
1日の平均学習時間が10時間を超えることもスパルタ校の特徴です。
基本的に授業時間が長いという特徴があるフィリピンの語学学校の中でも、夜間授業や自習時間の参加が義務とされています。
スパルタ校では、学習や定着の状況を確認するために毎日または毎週確認テストを受けることになります。
確認テストの例としては、単語テストや文法テストが中心です。
テストの結果が悪かった場合、土日の外出禁止などさらなるルールが課される場合があるため、授業を受けた後、復習にも時間をしっかりととることが必要です。
自習が義務であることもスパルタ校の特徴の1つです。
ここでしっかりと復習に時間を割くことが、学習の成果を出すポイントにつながります。
母国語禁止というルールで、母国語を使うと罰金が発生するという制度です。
このルールのおかげで、国籍が偏りがちな学校でも全生徒が英語を使おうと努力をします。
しかし、英語で話し続けることがストレスになってしまう人にはおすすめできません。
毎日の学習に加え、リフレッシュの時間でさえ日本語を話せないとなると相当疲れが溜まってしまいます。
このルールがある学校に英語初心者として留学することはあまりおすすめできません。
7:00-8:00 朝食
8:00-11:50 1:1クラス×4コマ
12:00-13:00 昼食
13:00-16:50 1:4クラス×4コマ
17:00-17:50 イブニングクラス
18:00-18:50 夕食
このように早朝から夜遅くまで、10時間以上の勉強時間になります。
イブニングクラスは 、Grammar / TOEIC Listening / IELTS / Self studyから選べます。
なかば強制的に英語学習に集中しなくてはならない条件が揃っているため、語学力が上がりそうに思えるが、語学力アップという効果につながるかどうかは自分がスパルタ校のスタイルに向いているか向いていないかで決まります。
スパルタ校のスケジュールはとてもハードなため、下記のような人が向いています。
いずれかに当てはまるという方はスパルタ校への留学を検討してみてほしいです。
スパルタ校での留学経験を次のステップに生かしている方もたくさんいます!
上記のように、明確な目標があって英語力を向上させたい人はスパルタ校への入学をおすすめします。
集中して学習することがその後の人生を豊かにするきっかけになるケースもあります。
そのため、スパルタ校のカリキュラムが自分に向いていると思う方はぜひ挑戦してみてほしいです!
スパルタ校での学習を生かした方々の体験談をご紹介します。
欧米圏に留学をする場合、ヨーロッパからの留学生のスピーキング力がとても高く、グループレッスンで自分だけがついていけないと感じる日本人が多いのが事実です。
せっかく留学をチャレンジしたのに、劣等感で自分の力を発揮できないとなると、とてももったいないです。
こちらで紹介する馬場さんは、ヨーロッパの国のひとつ、マルタへ留学をする前に、まずフィリピンのスパルタ校で英語力向上に励んで、その次のマルタ留学でスパルタ校の経験を大いに生かせたと語っています。
馬場さんの体験談はこちら→初めてのフィリピン留学 スパルタ/CG校の留学体験談
ワーホリをしたくても、一定の語学力がないと現地の日本食店でしか雇ってもらえない場合が多く、英語力の壁にぶつかる方が多いのが現実です。
そんな時に、スパルタ校での勉強が役立ったと語る石原さん。
スパルタ校での学習を経て英語力に自信がついたことが、ワーホリに挑戦する勇気にも繋がったそうです。
石原さんの体験談はこちら→セブ島から始まる二カ国留学
セブの名門校と呼ばれるCGのスパルタキャンパスはおすすめの学校の1つです。
毎日12時間の学習で英語漬けの毎日が実現します。
フィリピンの学校の日本人率は、平均的に30%程度ですが、こちらの学校は20%であるため日本人が少ない環境であると言えることができます。
さらに、スパルタコースは自信がないという方でも、セミスパルタコースという1時間のリフレッシュの時間を設けているコースもあります。休憩しながらであれば、集中を継続させることができるという方はこちらがおすすめです!
CG English Academyについての詳しい情報はこちら→ CG English Academy
SMEAGスパルタ校は、セブでも語学学校としての歴史が長く、信頼のあるSMEグループが提供する学校です。
早朝から夜までみっちり勉強漬けの生活になるため、英語の勉強方法を自身で確率できていないという方におすすめです。
しかし、こちらの学校の特徴は一般的なスパルタ校よりは規則が厳しくないという点です。
スパルタ校の特徴としてよく見られるルールのEOP*も平日のみの導入です。
遅くても夜8時30分に授業が終わるため、次の日の授業に備えてリフレッシュする時間を確保できます。
さらに、キャンパス間の天候も無料でできるため、スパルタが合わないと感じたらセミスパルタに切り替えることができます。
*EOP...English Only Policyは相手の国籍に関係なく使用言語を英語に限定すること
SMEAGスパルタ校は、信頼のあるSMEグループの学校のため
こちらの学校は、フィリピンの軽井沢とも呼ばれるバギオというエリアにある学校です。
フィリピンといえば真夏をイメージするかもしれませんが、バギオは一年を通して春や秋のような気候なのでとても過ごしやすいです。そのため、学習に集中しやすい環境であるということができます。
また、大自然に囲まれた広大なキャンパスで学習するため、スパルタコースでも少しの休憩でリフレッシュをすることができます。
スパルタコースでも環境や体調をケアしながら頑張りたい方におすすめしたい学校です。
こちらも学校にもセミスパルタコースが設けられています。
BECIメインキャンパスについての詳しい情報はこちら→BECIメインキャンパス
今回の記事ではスパルタ校についてご紹介しました。
スパルタ校での経験をその後の人生に生かしている方も多くいるので、
自分に向いていると思った方は、ぜひスパルタ校にチャレンジしてみてください!
しかし、スパルタ校にチャレンジする前に本当に自分に向いているかの判断をきちんとしましょう。
フィリピンの語学学校選びに少しでも迷ってしまったら、お気軽にLINEからご相談ください!
留学説明会・資料請求はこちら