リーズナブルで日本からもアクセスしやすいことから人気のフィリピン留学。
不安な点として上がりやすいのが、短期の留学でも英語力は伸びるの?ということです。
結論から言うと、1ヶ月のフィリピン留学でも英語力は伸びますが、留学前の学習が鍵になります。
こちらの記事では、1ヶ月のフィリピン留学での英語力の伸びは実際どの程度なのか、英語力を効率よく最大限向上させる方法、1カ月のフィリピン留学に行くべき人について詳しく説明します。
安さが魅力のフィリピン留学。1カ月なら、なんと航空券代なども込みで30万円弱で行くことができます。費用については下記の参考記事をご覧ください。
そんな1カ月のフィリピン留学で狙える効果はずばり、
です。
そして、1カ月でもフィリピン留学に行くべきなのは
です。
効果やメリット・デメリットなど、詳しく見ていきましょう!
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上の画像はTOEICの点数向上は時間に比例するというオックスフォード大学の研究結果です。
縦軸が現在のスコア(Current score)、横軸が目標のスコア(Target score)、表の中の数値が目標達成に必要な学習時間です。
例えば、現在のスコアが250点で目標スコアが350点の場合、200時間の学習が必要になるということになります。
大学の長期休みにバイトを頑張ってやっとフィリピン留学1ヶ月間のチャンスを手に入れたA子さん。
留学前に350点のスコアを持つ人が100点あげるために必要な学習時間は、先ほどの研究によると225時間。
フィリピンの語学学校は欧米圏の語学学校に比べて1日の授業のコマ数が多いのが特徴です。そのため、フィリピンにある語学学校のほとんどの場合、1カ月間通うことで英語学習時間が225時間を上回ります。結果、見事A子さんはTOEICスコアを100点アップすることができました。
このように、1ヶ月のフィリピン留学で留学前のスコアから100点アップを狙うことができます。
フィリピンの語学学校は基本的に寮生活。授業外でもキャンパス内で他の生徒と交流する機会がたくさんあります。
そのため、たとえ自分が英語をうまく話せなくても、英語を聞く・英語で話しかけられる毎日になることでしょう。
毎日英語を聞いて過ごしていると、1カ月もあればフィリピン到着時に比べて圧倒的に聞き取れる会話が増えているはずです。
1カ月のフィリピン留学で、普段の日本の生活では出会えないような、貴重な体験ができます。
自分とは違う国籍を持つ友達を作ったり、国籍の違う友達と共同生活をしたり、地元の人しか知らない穴場スポットやレストランを訪れてみたり、日本ではありえないようなハプニングに遭遇したり…
留学で1カ月というと少し短いようにも感じますが、「旅行」で1カ月間海外の同じ国に滞在することはなかなかないのではないでしょうか。数日間では知りえないような「ローカルなフィリピン」、数日間では体験できない「人との出会い」が待っています。
1カ月間英語だけの生活をしていると、英語を使うことへの恐怖心がなくなります。
フィリピンの人々も英語は「母語」ではありません。しかし、彼らは普段も英語を使って生活しています。「母語ではなくても英語を習得することはできる」そんな自信を付けられるのがフィリピン留学の効果です。
劇的に英語力が伸びなくても、英語を話すことが楽しいと思えるきっかけができます。一度英語に対する殻を破ることができれば、日本に帰ってからやその先の将来においても新しい挑戦への心強い土台になるでしょう。
やはり1カ月では劇的な変化は見込めないことも確かです。
特にスピーキング力に関してはTOEICなどのようにスコアで成長を測ることが難しいため、1カ月間でのわずかな変化が実感しにくくなってしまいます。
実際には留学前より英語力がアップしていても、その変化があまり大きくないがために帰国後の達成感が弱いというデメリットがあります。
やっと英語が分かるようになってきた!と思いはじめたら帰国日になってしまうことがあります。
一般的に言語習得に必要とされる目安の学習時間は720時間。フィリピンの語学学校の授業時間で換算すると、留学期間は3カ月ほど必要になります。外国人との英語での日常会話に不自由を感じなくなるレベルまで英語力を上げたいという方には3カ月以上のフィリピン留学がオススメです。
最初の一歩を踏み出すという変化が生まれることは確かですが、基礎が完成したと思っていた頃に帰国しなければならなくなってしまう可能性があります。
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0からの留学も可能なのがフィリピンですが、留学後の効果を大きく期待したい場合は事前の学習が鍵となってきます。
出国前に日本でしっかり事前学習を行っておくことで、フィリピン到着後には応用の部分から学習をスタートさせることができます。
反対に事前学習を怠ってしまうと語学学校入学後に基礎を始めることになり、スタートが遅れてしまうだけでなく、英語が分からないまま英語しかない環境に飛び込むことになるため、成長スピードが遅くなってしまう可能性があります。
短い留学期間で効率よく英語力を伸ばすためには、事前学習が重要になってくるのです。
では、どの教材を使ってどのような学習をしたら良いのか、ということについて詳しく説明していきます。
こちらの英単語帳は、英単語を単独で暗記するのではなく、フレーズで理解して覚えることができる教材です。
ミニマルフレーズと呼ばれる短い例文で、単語の意味はもちろん前置詞や熟語も一緒に学ぶことができるため色々な知識を付けることができる英単語帳です。
CDも別売されていて、通勤通学の時間や休み時間など、空いた時間でコツコツと学習を続けることができます。チャプターが5つに分かれていて、1章と2章は基礎的な英単語で構成されています、3章は少し難易度の高い英単語、4章は高度な単語が多く含まれています。5章では多義語を扱っています。
できれば3章までマスターすると単語力で苦労することはないと思います。しかし、留学まで時間のないときは2章まで完璧に覚えると、留学中に単語帳を見直したりする必要がなく他の学習に集中することができるようになります。
こちらの参考書は、文法やイディオムに限らず会話表現や発音・アクセントなどもカバーしている優れものです。内容も見やすく整理されていて、自分でハイライトを加えてもチカチカしない優しい色使いです。丁寧な解説であるため理解できなくても何度も読みなおすと理解を深めることができます。
現在進行形や過去完了形などで示されることになるため、困惑しないように英語ではどう表現するのか事前に調べて行った方がさらに効率よく学習を進めることができます。
このように、単語や文法など日本でも勉強できてしまうような基本的知識は、留学前の学習をオススメします。
せっかくの留学なら留学先でしかできない学習を優先してもらいたいです!事前の知識があった方が、留学後の英語力の伸び幅も実感も大きくなります。
1カ月のフィリピン留学にはメリットがたくさんあり、デメリットをカバーする対策方法もあります。
英語を使えるようになるきっかけが欲しい、少しでも英語に対する自分の気持ちに変化が欲しい方は1カ月のフィリピン留学に行く価値があります。語学力以外にも、現地での出会いや日本ではできないような文化の違いを体感することができます。
出国前に事前学習がしっかりできる人なら、さらに効率よく1カ月という期間を最大限に生かして、目標の自分に近づけること間違いなしです。
しかし、英語がペラペラになりたい、語学力に圧倒的な変化が欲しいという方にはやはり3カ月以上のフィリピン留学がオススメです。
1ヶ月間でもフィリピン留学後には一定のレベルの英語力向上を期待することができます。
多くの方が想像する留学後にペラペラになって帰国するのは難しいですが、英語学習を続けるにおいての良いきっかけには必ずなるはずです!さらに、英語力向上以外にもメリットがあるので、1ヶ月だからと迷っている方がいたらぜひチャレンジしましょう!
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