フィリピンに留学をする際、留学時期を考えることはとても大切です。なぜなら、語学学校の学生が多い時期、少ない時期、費用が安い時期、高い時期など、時期によって特徴は様々であり、留学目的によっておすすめな時期は変わってくるからです。
フィリピン留学で失敗しないためにも、留学時期について一度しっかり考えて、自分にとってのベストシーズンを見つけましょう。
目次
格安で、しかも短期間で英語力を上げることができるフィリピン留学、最近とても人気ですよね。
そもそもフィリピン留学がどういうものかわからないという方のために、ざっくり説明します。
フィリピン留学は、生徒一人と先生一人で行う授業であるマンツーマン授業で有名です。欧米系の留学でよく見られるグループレッスンとは違い、先生が自分一人をしっかり見てくれるので英語初心者にとっても比較的挑戦しやすい留学になっています。
フィリピンは日本から飛行機で約4時間のところに位置しているため航空券も約3~3万円と安く、人件費が安いため授業料が安いことも特徴です。
渡航費、生活費、授業料含めて、1ヶ月約20万円あればフィリピン留学を実現することは可能です。
欧米での留学ではなかなか見られない、TOEICやTOEFL、IELTSコースも存在し、これらの試験のスコアアップに向けて集中的に勉強することができます。
フィリピン留学についての詳しい説明はこちらをご覧ください
フィリピン留学には、繁忙期と閑散期があります。
また、フィリピンは常夏の国であるため寒い季節は存在しませんが、雨季と乾季があります。
詳しく説明していきます。
フィリピンの語学学校には、閑散期と繁忙期があります。
閑散期は、語学学校の生徒数が少ない時期を指し、繁忙期は、語学学校の生徒数が多い時期を指します。
7月下旬~9月下旬、1月下旬~3月下旬は日本の大学は夏休み、春休みになるため、長期休暇を利用してフィリピン留学をする大学生がたくさんフィリピンを訪れます。
そのため、語学学校は大学生で溢れます。これが繁忙期です。
一方で、4月上旬~7月中旬、10月上旬~1月中旬は日本の大学では長期休暇が終わり通常の授業に戻るため、フィリピンに留学に来ていた大学生も日本に戻り、フィリピンの語学学校の生徒数は一気に減ります。これが閑散期です。
フィリピンには日本のような四季は存在せず、乾季と雨季があります。
乾季は降水量が少ない時期を指し、雨季は降水量が多い時期を指します。
乾季は、雨があまり降らず湿度も低いため、比較的安定した気候で快適に過ごせます。
雨季は、1時間~3時間程のスコールが1日に数回降るため、気候が不安定な中で過ごすことになります。また、雨季の中でも8月~10月は台風シーズンでもあります。
フィリピンの年平均気温は、26~27℃であり、年中暖かいです。
そのため、服装は年中半袖、短パンで問題ありません。しかし、語学学校の中や映画館、ショッピングモール内は冷房が効いていて寒いときがあるので、上着を持っていくといいでしょう。
とにかく英語力を上げたい人、英語の勉強に集中したい人には、閑散期(4月上旬~7月中旬、10月上旬~1月中旬)がオススメです。
理由は、閑散期は勉強に集中できる環境が整っており、また質の高い授業を受けることができるからです。
また語学環境面以外でも、費用を安く抑えられる、希望の部屋タイプでの滞在が可能などのメリットがあります。
閑散期が勉強に集中できる理由は、長期休みを利用して留学に来ていた大量の大学生が帰国し、語学学校の生徒数が一気に減るからなんです。
学生が多いと、授業が終わった後の寮もとても賑やかになります。放課後も寮でしっかり勉強したいのに、うるさくて勉強できない・・ということもあります。
しかし、閑散期であれば、生徒数が少ない分寮内は比較的静かで勉強に集中できます。
また、語学学校や寮で日本語が飛び交うということもないので、英語漬けの日々を送りやすいです。
繁忙期は学生の数が増えるため、学校側は先生不足にならないように臨時教師を雇います。
臨時教師は、普段から教師として働いているわけではないため、人に英語を教えるということに慣れていません。
そのため、質の高い授業を展開することができません。
一方で、閑散期は語学学校の生徒数が少ない分臨時教師を雇う必要がなく、日ごろから授業に慣れている先生のみで授業を回すことが可能になるため、生徒は質の高い授業を受けることができます。
また、繁忙期はネイティブの先生も他の生徒で手一杯になったり、先生の数がギリギリで生徒の要望に応えることができなくなってしまう一方で、閑散期は生徒数が少ないためネイティブの先生を独占出来たり、自分に合う先生を指名しやすくなることも特徴です。
できるだけ費用を抑えて留学したいと思う人もいるのではないでしょうか。
そんな方には、閑散期がおすすめです。
フィリピン留学では、基本的に語学学校によって授業料に大きな差はありません。
しかし、渡航するにあたって購入する航空券は時期によって価格が変動します。
繁忙期は、フィリピンに留学をする人がたくさんいるため航空券が高くなります。
一方で閑散期は一気に渡航する人が減るため、航空券は安くなります。
繁忙期の往復航空券が平均60,000円である一方で、閑散期の往復航空券は平均45,000円です。
また、キャンベーンなどで安いときは往復30,000円で行ける時もあります。
Skyscannerでは最安値の航空券を調べることができるので、航空券を探す際はぜひ活用してみてください。
ちなみに、閑散期であれば比較的航空券は安いですが、その中でも1月と4月以外の月をおすすめします。
セブ島への旅行のピーク時期は1〜4月です。雨季を抜けて乾季に変わる時期であるため、観光客が増える傾向にあるんですね。
また、閑散期は語学学校が割引キャンペーンをしているところもあるので、費用を抑えることができます。
本気で英語力を上げたい人には閑散期をおすすめしましたが、留学の目的によっておすすめの時期は違ってきます。
どうせなら、留学先でたくさん大学生の友達が欲しい!という方もいるのではないでしょうか?
そんな方には、繁忙期(7月下旬~9月下旬、1月下旬~3月下旬)がおすすめです。
この時期は日本の大学が長期休みなため、大学生が一気に留学しに来ます。
英語学習だけでなく、異国の地で知り合った人たちと一緒に観光も楽しみたい!という方にはぴったりの時期ですね。
社会人と知り合いになりたい人は、4月~7月半ばがおすすめです。
社会人は、キリがいい3月に仕事を終えて、4月から留学するといった方が多いです。
また、会社を辞めてワーキングホリデーに行く人は、ワーキングホリデー前の3ヵ月間をフィリピン留学に当てるケースが多いため、4月~7月半ばが一番社会人が多いです。
みなさんに注意して欲しいことは、祝日の有無です。
祝日は基本的に授業は開かれません。
留学期間が1~2週間の場合、祝日で授業が開かれないとなるとお金も時間ももったいないですよね。
4月、11月、12月は特に祝日が多いので、自分が留学する時期が祝日を含んでいるかどうかをしっかり確認するようにしましょう。
フィリピンのおすすめな時期は留学目的によって変わってくるため、人によって様々です!
フィリピン留学は、時期によって語学学校の雰囲気がガラリと変わります。
フィリピンの語学学校には、生徒数が多い繁忙期という時期と、生徒数が少ない閑散期という時期があります。
また、フィリピンには雨季と乾季があり、乾季には安定した気候の中で過ごすことができる一方で、雨季は1日に数回スコールが降るため、不安定な気候の中で過ごすことになります。
繁忙期は生徒数が多くなり賑やかで、勉強に集中しやすい環境ではなくなってしまいますが、大学生の知り合いができることが特徴でしたね。
一方で、閑散期は生徒数が減ることにより静かな環境で勉強をすることができます。また、語学学校には英語を教える経験値の高い先生ばかりになるため、質の高い授業を受けることができることが特徴でしたね。
どんな環境で勉強したいか考えながら、時期を検討してみてくださいね。
その際、くれぐれも祝日の有無は確認するようにしてくださいね!
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