これから英語を喋れるようになりたい!海外の大学に行ったり海外で就職したい!という英語初心者にとって、フィリピンはとてもおすすめな留学地です。この記事では、中学校で勉強した内容で英語のレベルが止まってしまっている英語初心者の方を対象に、どうしてフィリピンが英語初心者におすすめなのか?ということとフィリピンでどれくらい英語力が伸びるのか?フィリピンで効果的に英語力を伸ばす方法と注意点を解説していきます。
目次
中学レベルの英語力でストップしてしまっている英語初心者だけど、すぐにチャレンジできる留学先ってあるの?
あります。それがフィリピンです。
英語初心者が留学先で英語力をつけたいのであれば、これからご紹介する4つの理由でフィリピンがおすすめです!
おすすめな理由をそれぞれ詳しく解説していきましょう。
アメリカやカナダなどの英語圏の語学学校の多くがグループレッスン中心の授業スタイルですが、フィリピンの語学学校はマンツーマンレッスン中心の授業スタイルです。マンツーマン授業が圧倒的に多いことが、英語初心者にフィリピンがおすすめな理由の1つです。
グループレッスンだと自分以外のたくさん学生がいるので、授業の中で自分だけが英語で話すことのできる時間というのは1コマ5分間程度です。
さらに、欧米圏の語学学校には南米系やヨーロッパ系の学生が多く、同じ英語の筆記レベルの学生でも、彼らは英語で話すことや間違うことに抵抗がないので、文法や単語が正確でなくても、授業中にガンガン英語でしゃべります。
一方で、間違った英語を話すことに抵抗感がある日本人学生は、グループレッスンで取り残されてしまう場合が多いです。
そのため、せっかく語学学校へ通っているのに自分には発言チャンスがなく、他の学生の話を聞くだけで授業が終わってしまった、なんてこともあるんです。
その点、マンツーマンレッスンでは自分と講師の2人だけなので、単純に英語を話す機会が増えるだけでなく、先生も自分のつたない英語をしっかり聞き取ってくれます。
グループレッスンに比べると格段に英語で話す機会がたくさんありますし、他の学生の視線もないので英語で話すことを恥ずかしがる必要もありません。
たとえはじめは正しい英語が話せなかったとしても、他の生徒がいない分、先生もしっかり聞き取って修正してくれます。
さらに、1コマ50分と考えると単純計算で欧米圏留学の10倍ほど英語を話す機会があることになります。これから英語を話せるようになりたいという方が、重点的にスピーキングに取り組むにはピッタリの環境です。
そのため、英語で話すことに抵抗を感じがちな英語初心者の日本人にとって、マンツーマンレッスン中心のフィリピンの語学学校は最適な選択なのです。
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英語はフィリピンでは公用語ですが、フィリピン人の母語はタガログ語(セブ島ではセブアノ語)なんです。なのでフィリピン人も日本人と同じように第2外国語として英語を学習しています。
フィリピンでは街中の看板やアナウンスでも公用語である英語が使われていますし、小学校から国語の授業以外は英語で行われるので、そういった環境を通してフィリピン人は英語を身につけています。
これらのことから言えるフィリピン人講師が日本人におすすめな理由は、次の2つがあります。
これは、フィリピン人も外国語として英語を学習していたり、フィリピンの語学学校では日本人の学生を多く受け入れているためです。
一方で以下の2点が懸念されることがあります。
しかし、実際にはこういった点は英語初心者には必要ありません。
ネイティブならではの言い回しやスラングは、TOEIC800〜900点以上レベルの英語上級者になってから、英語圏の国で身につけましょう!
英語初級者に英語を教えるという点では、英語初級者の気持ちが理解できて、日本人の学生をたくさん教えてきているフィリピン人の方が優れているので、英語初級者にはフィリピンがおすすめです。
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フィリピンの留学費用が、アメリカやカナダに比べて安いことも、フィリピンがおすすめなポイントです。
フィリピンはアメリカやカナダに比べると物価が安いため生活費もかからないです。また、フィリピンは地理的にも日本から近いので、アメリカやカナダと比べると航空券も安いです。
同じ3ヶ月間の語学留学でもフィリピンであれば70万円ほどの費用ですみますが、アメリカであれば100万円前後の費用が必要になってくるでしょう。つまり、フィリピンであれば30万円も費用が安いんです。
英語初心者の間に、急に何百万円も留学に費やすというのは、効果がでるか不安という方も多いと思います。フィリピンの語学学校へ通う費用が安いので「英語初心者でも気軽に挑戦しやすい」という長所があります。
日本国内の英会話教室では物足りないけれど、いきなり数百万円も英語学習のために投資するのは不安…という方にフィリピンという選択肢をおすすめします。
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まだ英語が自由に話せない英語初級者にとって、慣れない海外で急なトラブルや病気になったりしたときに、日本人向けの日本語でのサポートがあるのとないのとでは大きな違いだと思います。
フィリピンの語学学校の場合、日本人が経営している日本資本の語学学校はもちろん、韓国資本の学校でもほとんどの学校に日本人スタッフが常駐しています。フィリピン到着直後で全く英語が話せなかったとしても、日常生活や英語学習で困ったときには学校の日本人スタッフがサポートして下さるので安心です。
例えば、急に体調を崩してしまい英語で明確に症状を伝える自信がなくても通訳などのサポートがある場合があります!
日本人スタッフにより日本語でのサポートが充実しているかも、英語初級者が海外留学するには重要な点なので、その点でもフィリピンは日本人向けのサポートが充実しているのでおすすめです。
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以上の4つの理由から、英語初心者にはフィリピンをおすすめします。
「英語初心者がフィリピンで学習すれば、どれくらい英語力が伸びますか?」
こういった質問を本当に多くもらいます。確かに留学は初めてする方が多いので、なかなかイメージできないですよね。
これはフィリピンへ滞在する期間にもよるのですが、基本的に英語初心者でも3ヶ月間も滞在すれば日常英会話ができるようになります。TOEICのスコアが300点前後の英語初級者でも、TOEICのスコアが500〜600点まで上昇し、日常英会話ができるようになります。
アメリカ国務省(FSI)のリサーチによると、日本語を母語とする日本人が、英語力ゼロから日常英会話を話せるようになるのに、英語学習の時間が720時間ほどかかると言っています。
フィリピン・セブ島の語学学校の授業時間は1日10時間前後です。授業は平日5日間で週50時間。さらに授業以外の時間や土日に合計10時間ほど予習復習すると、週60時間学習することになり、3ヶ月(12週間)で720時間になります。
3ヶ月間も経つと日常会話レベルになるのに必要な720時間をクリアしているため、英語初心者でも3ヶ月間の滞在で日常英会話ができるようになると言えます。
留学期間別の詳しい効果はこちらの記事も読んでみてください。
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語学学校の選び方も重要になってきます。自分の目的に合った方針を持つ語学学校を選ぶことで、満足のいく留学生活を実現することができます。
ここで、フィリピンの語学学校を選ぶ際に重要になる3つのポイントをご紹介したいと思います。
学校を選ぶ上で重視すべきポイントは「国籍比率のバランスの良さ」です。
日本人比率が高い語学学校を選ぶと、日本人同士でカタコトの英語を話すのが恥ずかしく感じて、日本語で話すことが多くなってしまいます。授業以外の自由時間も日本人と過ごすので、自然と英語ではなく日本語でコミュニケーションをとるようになってしまいます。
せっかくお金と時間を使って語学留学に来ているのに、英語ではなく日本語ばかり話してしまうのはとてももったいないです。
なるべく国籍比率のバランスが良い語学学校を選べば、母語の違う色々な国の生徒たちと過ごすことになるので、自然と学生間でも英語でコミュニケーションをとるようになります。目安としては日本人や特定の国籍比率が30%以上に達していない語学学校を選ぶと良いでしょう。
どの語学学校を選べばよいかわからない!という方には、こちらの記事で語学学校の選び方について解説しているので、見てみてください。
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フィリピンの語学学校には、スパルタ校・セミスパルタ校・ノースパルタ校という主に3つの区分があります。
スパルタ校とは、留学中の生徒の学習スケジュールが全て学校に管理されるタイプの学校で、平日は外出禁止・毎週行われるテストの点数が悪かった場合は土日も義務自習などとにかく厳しいルールで自分を律することができます。厳しい分、語学力の向上は圧倒的です。
セミスパルタ校とは、スパルタ校の規則を少し緩くしたタイプの学校で、平日でも放課後に外出できる学校が多くなっています。ノースパルタ校に比べると厳しい校則ではありますが、スパルタ校はちょっと怖いけどしっかり勉強したい、という方にオススメです。
ノースパルタ校とは、その名の通り一般的な語学学校です。特に厳しい校則があるわけではないので、勉強がストレスになるということもあまりありません。リフレッシュを兼ねたフィリピン留学を考えているという方にはピッタリです。
スパルタ校というと、高いレベルの内容を高圧的な態度で教え込まれるのでは…と心配してしまう方もいるのではないでしょうか。
その心配はご無用です。フィリピンには、HELPクラーク校のように「初中級者向け」のスパルタ校も存在しています。初心者でも、遊びすぎずにしっかり英語の勉強をしたいという方にはスパルタ校やセミスパルタ校はオススメできます。
また、ほとんどの語学学校で入学直後にレベル分けテストが行われます。そのため、「気合を入れてスパルタ校に入ったけれど、周りは意識だけじゃなくレベルも高い学生ばかりでグループレッスンについていけない!」なんて事態に陥ることはまずありません。
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EOPとはEnglish Only Policy の略称で、学校の中では日常会話含めて英語しか話してはいけない、というの制度です。そのため、もし日本語を話してしまった場合、罰金を徴収される可能性があります。
英語初心者の方は急にこのような英語のみの環境に入ってもなにも話せず、ただストレスが溜まってモチベーションが下がってしまう恐れがあります。
フィリピンのスパルタ校のなかにはEOP制度をはじめ、門限や外出禁止などの厳しいルールを設けているところがあります。門限などは自分を律することで守れますが、英語を話せない状態で英語しか話せないルールがある、というのは精神的にかなりきつくなると思います。
自分を追い込んで英語学習に集中するのも良いですが、過度にストレスになってしまうようなルールがある学校は避ける方が吉です。留学中は高いモチベーションを保ったまま英語学習できる環境を選びましょう。
フィリピン留学は授業時間が長いといっても、休日などを含めると授業以外の時間もかなりあるのが事実です。
この授業外の時間をどのように使うかによって、留学後の英語力に大きな差が出てきます。
これは、寝る時間以外すべて予習復習しろ!ということではありません。外食に行ったり、ショッピングに行ったり、観光を楽しんだりしてリフレッシュするのも大切です。
しかしそのリフレッシュの時間に、日本人の友達と日本語を使って過ごしてしまうのか、それとも外国人の友だちと英語を使って過ごすのかによって、英語を使う時間の総量や英語力の伸びが大きく異なります。
彼氏や彼女が外国人だと英語力が伸びると聞いたことがありませんか?その理由は英語に触れる機会が増えることも大きいですが、感情を込めて英語を話しているから伸びるのです。
授業中の「話さなければいけないから」話す英語と、授業外で「話したいから」話す感情のこもった英語は本質が大きく異なります。話したシチュエーションが記憶に残りやすいので、そのシーンで使われた英語をより記憶しやすくなるのです。
日本語が使えて楽だからという理由で日本人とばかり遊ぶのではなく、留学中の休日はぜひ外国人の友だちとたくさん遊んで、感情を込めて英語を話してみてください。
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日本では実現できないけれど、フィリピンに留学して英語を勉強するからこそ実現できることは、「いつでもどこでも英語で話すことができる環境にいる」ということです。
日本にいて英語のスピーキングをしようと思っても、英会話教室に行ったり外国人の友人を見つけたりしなくてはなりませんが、留学中は授業中も授業外も英語で話さざるを得ない環境にいれるので、英語のスピーキング力とリスニング力を伸ばすことができます。
しかし、留学中に基礎的な英文法や単語が身についていないと、そもそも英語で話す環境にいてもなにも話せないし、相手が英語でなにを言っているのかも理解することができません。
それに加えて、フィリピン留学の授業で英文法を学ぼうと思うと、英語で英文法を学ぶことになるので、文法に関する専門用語が難しく、つまづいてしまう可能性が高いです。
例えば、日本語で動詞の現在形、過去形、と説明してもらえれば理解できるかもしれませんが、英語でVerb, Present tence, Past tenceと言われても、文法を理解する前にそもそも単語の意味がわからず勉強が非効率になってしまいます。
そのため、日本語で学んだほうが理解しやすく効率の良い基礎英文法は、留学前にしっかりと勉強しておきましょう。
基礎的な英文法を予習するのにおすすめの文法教材は「一億人の英文法」という本です。初心者にもわかりやすく基礎英文法が解説されているのでおすすめです。
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フィリピンと聞くと「治安は大丈夫なのか?」と不安になる方も多いと思います。
日本は世界的に見ても治安の良い国なので、日本と比べてしまうとどうしても治安が悪く、安全な地域であっても注意が必要です。
しかし、多くの語学学校が校則を定めており、校則をきちんと守って、外出時にも海外旅行に必要な程度の注意点を押さえておけば大きな事件に巻き込まれる危険はありません。
実際に、高校生であっても1人でフィリピンに留学することは可能です。それほどフィリピンの治安は「最低限注意していれば問題ない」のです。
以下の記事で詳しく説明しています。高校生向けの記事では治安について特に詳しく触れているので、フィリピン留学中の現地の治安について不安がある方はぜひ参考にしてください。
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1週間や2週間などの超短期留学であれば心配ないかもしれませんが、3ヶ月から6ヶ月以上の長期でフィリピン留学する場合は、どうしてもモチベーションの上下があります。
最初の1ヶ月は自分を追い込んで英語学習していたが、2ヶ月目で遊び始めて学校の授業にも遅刻するようになってしまった、というケースもあります。
長期間留学する場合は、休むときは休む、遊ぶときは遊ぶ、勉強するときは勉強する、というようにメリハリをつけて、安定したモチベーションで英語学習を続けることをおすすめします。
あるいは、TOEIC700点、800点など明確な目標を決めてから留学に臨むことも、自分のモチベーションに繋がるためおすすめします!
フィリピンの語学学校はマンツーマンレッスンが中心で、欧米に比べると留学費用が安く、日本人サポートも手厚い留学地なので、中学英語レベルのまま止まってしまっている英語初心者の方におすすめです。
英語初心者の方でも、渡航前にしっかりと基礎英文法を予習して、国籍比率のバランスの取れた語学学校で授業を受け、授業以外の時間も様々な国の友だちをつくりコミュニケーションをとることで、3ヶ月ほどで日常英会話が話せるようになります。
今までなかなか話せるようにならなかった英語が3ヶ月間、フィリピンの語学学校へ通うことで身につけることができます。
英語を話せるように慣れば、世界中の色んな国の人々とコミュニケーションが取れるようになるので、自分の世界をもっともっと広げて人生を豊かにすることができます。
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