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フィリピン留学に必要な準備を全てチェック!生活面から勉強面まで

フィリピン留学に必要な準備は大きく分けて「手続き・予約」「勉強」「持ち物」「生活」の4つです。今回は補足として、留学中の税金など日本での事務手続きについても解説します。留学までの流れを把握して万全な準備を整え、学習も生活も充実した最高のフィリピン留学にしましょう!

☆目次

フィリピン留学に必要な4つの準備

留学前に必要な準備は「手続き・予約」「勉強」「持ち物」「生活」の4つです。


その中でも特に、手続き・予約には時間がかかる可能性があるため、早めのスタートがオススメ。目安としては、4カ月前から準備をスタートさせると安心です。


それではさっそく、それぞれの準備について詳しく見ていきましょう!

1.手続きは4カ月前から

フィリピン留学の流れ

フィリピン留学を考え始めたとき、まず一番最初に始めるべきなのは、語学学校やフィリピン入国に関する手続き・予約です。


目安としては留学の4カ月前にスタートとなっていますが、半年以上前だと選べる語学学校の幅が広がります。

また、突然思い立った!という方でも1カ月前までなら間に合いますので、思い切って留学しましょう!


関連記事:

フィリピン留学の流れ~準備から帰国まで9つのポイント!~

出国前に必要な手続き

語学学校の申し込み・支払い

フィリピンで通う語学学校の決定と授業料の支払いは、出国前に行います。


フィリピンには全部で500校以上もの語学学校があるともいわれています。価格や授業内容、学校の設備など、特徴はさまざま。留学後にしっかり達成感を得るためには、自分の想像する留学スタイルにあった語学学校を選ぶことが大切です。


自分で情報を調べて比較するのも有効な手段ですが、留学カウンセラーと相談して自分の希望に合った学校を提案してもらうのもオススメです。この方法なら、プロの客観的な意見をもとに、自分にぴったりの学校を見つけることができます。


StudyInは留学カウンセリングを無料で行っています。皆さんの留学をぜひお手伝いさせてください!


パスポートの取得

語学学校の入学が決定したら、パスポートを取得しましょう。パスポートは航空券の予約に必要になります。


留学となるとビザも必要なのでは?と考える方もいらっしゃるかと思います。フィリピンに留学する場合、31日以上滞在する方のみビザの取得が必要です。しかし、留学生のほとんどがフィリピン到着後に語学学校のスタッフに依頼してビザを取得しています。


つまり、フィリピンに滞在するために留学前に日本で準備しておく必要があるのはパスポートのみ。ビザは現地で取得しましょう。


関連記事:

フィリピン留学にビザは必要? SSPってなに? フィリピン留学に必要なビザ関係まとめ


航空券の予約

入学日が決まったら、航空券も予約しましょう。フィリピン留学にかかる費用の中で、かなりの割合をしめる航空券代金ですが、工夫次第で安く済ませることも可能です。詳しくは以下の記事をご覧ください。


関連記事:

フィリピン留学時の航空券をお得に取得する4つの方法


海外保険の加入

留学中、病気になった・事故に遭った・物を紛失した場合に必要になるのが海外旅行傷害保険です。

通常加入することが望ましいですが、クレジットカードに付帯している場合もあります。


こちらも航空券と同様に費用がかさむものになりますので、ご自身の留学期間や必要な補償内容をよく考えて選びましょう。


関連記事:

これで安心!フィリピン留学に必要な海外保険の選び方完全ガイド

2.勉強に関する準備も必要

基礎文法の事前学習が重要

フィリピンの語学学校は、マンツーマンの授業が多いという特徴があります。

マンツーマンレッスンのメリットは「スピーキングリスニングの機会が圧倒的に多い」ということです。


このメリットを最大限に生かしてしっかり語学力をアップさせたいという方には、留学前に基礎文法を固めておくことが非常に大切になってきます。

日本で基礎文法を勉強しておくと、フィリピンに留学してすぐに応用の部分、つまりスピーキング力とリスニング力の向上にとりかかることができます。


逆に日本で事前学習をしないまま渡航すると、2つのポイントから学習の進みがスムーズでなくなってしまいます。

  1. フィリピンに到着してから基礎文法の学習を始めることになるので、事前学習をやっていた人に比べてスタートが遅れる
  2. 日本でやっておけば日本語で勉強することができるが、現地についてからだと英語で英文法を学ぶことになる

限られた留学期間を最大限に生かすために、日本でもできる文法のインプットは日本でやっておくべきです。


たとえあまり事前学習に時間が取れなくても、少し触れておくだけで現地に到着した直後にはかなり気持ちが軽くなります。

オススメの勉強方法

英文法を勉強するなら一億人の英文法がオススメです。この本の特徴はサブタイトルにもあるように「話すための」英文法を学ぶことができるという点。


留学の事前学習で大切なのは実際に現地の会話で使える文法をインプットしておくことです。



関連記事:

これさえあれば大丈夫 フィリピン留学前に必ず予習すべき5つの教材

3.留学前に知りたいフィリピン生活

フィリピンの学校は全寮制

カナダやオーストラリアなどの欧米圏の語学学校ではホームステイや学校外のアパート滞在がメインなのに対して、フィリピンの語学学校は基本的に全寮制となっており、留学中は学校に併設された寮に住むことになります。


欧米圏の学校では授業料とは別に宿泊施設費を払う必要がありますが、フィリピンの語学学校では学費の中に宿泊施設費も含まれています。そのため、授業料はコースの内容だけでなく、宿泊施設のグレードとも比例しています。


1人部屋はプライベートの空間がしっかり確保できるのに対して、・数人部屋は費用が安く済みます。それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、自分の留学スタイルに合ったものを選択しましょう。


関連記事:

フィリピン留学は全寮制が基本!寮や部屋タイプの選び方まとめ

食事も学費に含まれる

欧米圏に留学した場合のホームステイなどでは、宿泊施設費に含まれるのは1または2食のみのところがほとんどですが、フィリピンの語学学校の学費には3食の食費も含まれています。自炊をする必要がなく、勉強に集中できるのは嬉しいポイントです。


しかし、フィリピン料理は脂っこく濃いめの味付けのものが多いため、人によっては口に合わないということもあります。学校によっては日本人の味覚に合わせた料理を提供してくれる学校や、韓国資本の学校だと韓国風の辛めの料理を提供する学校もあります。


どうしても口に合わない場合は外食するのも一つの手です。学校外には日本料理店や日本にもあるファストフード店などもあります。フィリピンのマクドナルドのビッグマックは290円(日本では390円)。やはり日本で外食するよりは安く済みます。


食事も立派な異文化体験です。素敵な思い出のひとつにしましょう!


関連記事:

フィリピン留学の食事はビュッフェスタイル!?~おいしい留学を実現するには~

フィリピンのネット環境

ほとんどの語学学校では、敷地内にフリーWi-Fiを設置しています。追加の費用が必要ないので、学校内にいるときはこちらを利用することが良いでしょう。


学校外でインターネットを使いたい場合は、街中に設置されたフリーWi-Fiを使うか、ポケットWi-FiまたはSIMカードを用意しておく必要があります。


フリーWi-Fiは街のいたるところにありますが、フィリピンのインターネット環境は繋がりが遅く、日本より悪いです。


LINEなどの文字が中心のインターネット利用なら学校や街に設置されたWi-Fiで特に問題はありませんが、テレビ通話をしたり、動画が見たいという方は短期留学の場合はポケットWi-Fi、中長期留学の場合はSIMカードの購入をオススメします。


関連記事:

留学先のインターネット環境について〜留学先でWi-Fiは使えるの?〜 

フィリピンの治安

フィリピンの治安は街によっても大きく違いがあります。マニラやダバオはあまり治安が良くないのに対して、セブやバギオの治安はオーストラリアのシドニーと大差ないと言われています。


マニラやダバオのなどの治安が良くないために、フィリピン全体に治安の悪いイメージが浸透してしまっていますが、実際はそこまで過剰に心配する必要はありません。


フィリピンで起こりやすいのは強盗や窃盗などの軽犯罪。これらの犯罪に対して留学中に注意すべきことと言えば以下のようなことに注意が必要です。

  • スリに合わないよう、前掛のカバンを使用する
  • マンゴーストリート、コロン(セブ島にある地域)などには夜は近づかない
  • 移動手段はジプニーではなくタクシーを利用する
  • 馴れ馴れしい人には警戒する


フィリピンの治安は、大人でも留学を決断する際にネックになってしまうポイントです。しかし実は、フィリピン留学は高校生1人でも可能なのです。以下の記事はフィリピン留学を考えている高校生向けのものですが、高校生だからこそさらに心配な治安についてより詳しく説明しています。


フィリピンの治安に不安が残るという方は一度チェックしてみてください。


関連記事:

高校生のフィリピン留学!メリットから不安なポイントまで総チェック!



留学前に日本でやっておくべきこと

ここで、フィリピンでの生活に備えて日本で準備しておいた方が良いことを3つ紹介したいと思います。

国際キャッシュカードを作る

短期の留学なら必要な現金だけを持っていくということも可能ですが、国際キャッシュカードを作っておくことをオススメします。


国際キャッシュカードとは、デビットカードと同じように外国にいても日本の銀行口座からお金を引き落とすことができるカードです。クレジットカードの裏面CirrusまたはPLUSのマークがある場合、カードにあるものと同じマークの付いたATMからお金をおろすことができます。


発行には10日前後かかりますので、自分の持っているクレジットカード確認し、新しく作る必要がある場合は早めに準備しておきましょう。


関連記事:

【2019最新版】フィリピンでATMを使って現金を引き出す方法


携帯電話の準備

フィリピン留学中の携帯電話の使用方法は以下の4つが主流です。


・Free Wi-fiサービスで自分の携帯電話を使う

・ポケットWi-fiをレンタルまたは購入する

・現地で新しい携帯電話を購入する

・携帯電話に現地のSIMカードを挿入して使う


さきほども説明した通り、文字がメインの最低限のインターネットで十分という方はフリーWi-Fiのみで問題ありません。動画を見たりテレビ通話をしたい方は留学期間に合わせて準備が必要です。


現地で購入したSIMカードを利用する場合は、日本で携帯電話のSIMロックを解除していく必要があります。


関連記事:

フィリピン留学で日本の携帯は使える?|現地のスマホ事情


メディカルチェックに行く

フィリピンも、大きな都市であれば医療体制の整った病院があるので心配しすぎる必要はありません。


しかし、留学前に見つけられる・治療できるものがあれば日本で解決してから留学に出発するのが吉です。特に忘れやすいのが歯医者に行くこと。虫歯がないかチェックしてもらいましょう。


フィリピン留学前の予防接種ですが、必須とされているものはありません。任意でよく受けられているのは「A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、日本脳炎」の5つです。


日本では破傷風の予防接種は幼少期に打つことになっていますが、そのワクチンが持続するのは20代前半までとなっています。20代後半以上で心配な方はワクチン接種を検討してみてください。


また、普段から医師に処方された薬を使用しているという方は、相談の上で多めに薬をもらっておくなど、事前の準備が必要です。


関連記事:

フィリピン留学中に病気になったらどうしたらいいの?? 

その他のフィリピン生活についての関連記事:

4.留学に必要な持ち物

フィリピン留学に最低限必要な持ち物

  • パスポート CHECK!有効期間「滞在日数+6ヶ月以上」査証欄余白2ページ以上 
  • パスポートのコピー 
  • 航空券 
  • eticket 控え
  • 海外旅行保険証
  • 現金(日本円(交通費)+現地の通貨(数千円))
  • クレジットカード 国際キャッシュカード
  • ノート・ルーズリーフ
  • 筆記用具
  • ファイル
  • 電子辞書(長期の場合:電池)
  • 音楽プレーヤー
  • スマホ・タブレット
  • 充電器
  • ドライヤー
  • 変圧器
  • 衣類 (夏服4,5日分 羽織るもの 長ズボン)
  • 洗面道具 (洗顔・歯ブラシセット・バスタオル2枚・タオル3枚)
  • 眼鏡・コンタクト (コンタクト洗浄液・目薬)
  • ショルダーバック
  • 常備薬 (風邪薬、胃腸薬、便秘薬、頭痛薬)

日本から持って行った方が良いもの

この中でも特に日本から持って行った方が良いものは以下の通りです。

  • 充電器やドライヤー、変圧器等の電化製品
  • 冷房対策の長袖の衣類
  • 洗面道具
  • 眼鏡・コンタクトレンズ用品
  • 常備薬

フィリピンで購入することもできますが、日本に比べるとやはり品質が劣ってしまうことが多いようです。その他のものに関しても、こだわりがある場合は日本から持っていた方が良いでしょう。


持ち物に関して詳しくは、以下の記事をご覧ください。


関連記事:

現地で調達できる?フィリピン留学最低限持ち物まとめ

補足:日本を離れる事務手続き

海外転出届

日本で生活していれば必ず払わなければならない税金ですが、海外転出届を出す(住民票を抜く)ことで海外滞在中は住民税・国民健康保険を支払う必要がなくなり、国民年金はカラ期間とすることができます。


12カ月以上の留学をする方は海外転出届の提出は必須ですが、4~11カ月の場合は市町村によって異なります。3カ月以下の留学では提出の必要はありません。


日本にいない間、余計な出費をしなくて済むというメリットもありますが、住民票を抜いている間は印鑑証明書の発行ができない銀行口座やクレジットカードが作れないといったデメリットもあります。


なお、海外転出届を提出できるのは渡航の14日前~当日までです。


社会人で、既に自分で税金を納めているという方は、お住まいの自治体のホームページ等から確認しましょう。学生で、まだ自分で税金を納めていないという方は届を出す必要はありませんが、不安な方は一度確認することをオススメします。



留学中の日本の家

長期留学を計画していて1人暮らしの場合、留学中に日本で住んでいた家をどうするかという悩みも出てくるかと思います。選択肢としては以下の通りです。

  • 水道やガス、電気の契約のみ停止して、部屋は借りたまま留学
  • 荷物はすべて実家に預け、部屋は解約して留学
  • トランクルームを借りて荷物を預け、部屋は解約して留学
  • 売れるものはすべてリサイクルショップに売り、部屋は解約して留学

長期で留学する方は、留学中は荷物をどこかに預けて部屋は解約してしまうという方が多いようです。最近ではモノオクなどの便利なサービスも広がっています。


解約する場合は多くの場合約1カ月前までに退去通知をしなければいけません。契約書に記載されている契約終了月の清算方法も確認が必要です。日割りか月割りかによって解約日を決めることをオススメします。月割りの場合、月末の退去でないと余分に家賃を払わなければいけなくなってしまいます。


留学の2カ月前くらいまでには決めておくと良いでしょう。

おわりに

フィリピン留学の準備は、出発したい時期の4カ月前から始めてください。


まずは手続き・予約を済ませ、勉強・生活の準備を並行で進めながら必要な持ち物を購入しましょう。準備は早ければ早いほどもしもの時に安心です。


この記事で必要な準備を把握して、準備万端で安心してフィリピンに飛び立ちましょう!

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