フィリピン留学に行った際、英語を学ぶ機会は授業だけではありません。
自習や多国籍な友人たちとの会話、街に出て実際に英語で会話する…、など授業以外の時間でも英語力を伸ばす機会はたくさんあります。
実は、留学の効果を最大限に発揮するには留学前の勉強も大切になって来るんです。
この記事では、フィリピンではどのような英語の授業が行われているのか、どのような能力が伸ばせるのか、英語力を伸ばすためのプライベートの過ごし方、など留学中に英語力を最大限にアップする方法をお教えします!
「留学前の勉強が、留学中の勉強を大きく左右する」
って知ってましたか?
留学中は授業が全て英語で行われます。つまり英語で英語を教えられます。
全く英語を勉強せずに留学へ行ってしまうと授業についていけなくなる可能性があります。
また、せっかく喋る機会が多いフィリピン留学で文法や単語を勉強するのはもったいないです。
日本には多くの参考書があり、これらは座学でも勉強できます。
どうせなら留学でしか身につかないことを学びたいですよね。
そのためには日本で何を勉強していけば良いのか、お教えします!
ズバリ
です。
ここでの英語初心者とは中学レベルの文法、単語を習得していない方と定義します。
留学前に単語と文法を勉強してないとと困ることは以下の点です。
・リスニングができない
・文章が読めない
・文法がわからないと普段使わない文法用語で教えられることになる
先生は学力に応じた単語を使用してくれますが、全く単語を知らないとリスニングができません。
文章を読む際も一部知らない単語があっても、自分の知っている単語が多ければ類推して読む事ができます。
長文の中で知っている単語が30%以下だと長文が読めないと言われています。
文法に関してはフィリピンで学ぶと英語で学ぶことになります。
英語の文法用語(主語:subject、動詞:verb など)は日常生活で全く使うことがないので、その文法用語を覚えていかないと混乱してしまいます。
フィリピン留学の失敗談として、
「先生の言っていることが何もわからずに終わってしまった」
というものがあります。
フィリピンの先生は基本的に英語しか話さないため、簡単な英語が聞き取れなかったり、理解できないと、留学が無駄に終わってしまいます。
留学中、有意義に勉強するためにこの2つは勉強していきましょう。
では、この文法と単語を日本で勉強するのにオススメのテキスト、アプリをお教えします。
テキストは留学に持っていっても良いですね。
◯1億人の英文法(テキスト)
「1億人の英文法」は英語を話すための文法書です。
話す際にネイティブが使う文法が多く載っています。
留学前の勉強としてはうってつけです。
◯Duolingo (アプリ)
Duolingoは世界で1番ダウンロードされている言語学習アプリです。
オススメな点は以下の点です。
・隙間時間で勉強することができる
・自分の学力レベルでスタートできる
・無料
細かく単元とレベルが分かれており、1個の項目を5分ほどで終えることができます。
また、最初にプレースメントテストがあり、テストの結果ですでに習得できているコンテンツは飛ばすことができます。
なので自分の学力に合わせた勉強ができます。
無料なので、お金をかけて勉強できない方にもオススメです。
◯Duo3.0(テキスト)
Duo3.0は、これさえあれば単語は大丈夫という教材です。
英語中級者以上の方にオススメです。
先ずは見出しの太字だけを覚え、その後に他の単語を覚えるようにしましょう。
時間がかかりますが、10往復すればこれだけでTOEIC800点レベル以上にはなります。
◯mikan(アプリ)
mikanは幅広いレベルの方にオススメの英単語アプリです。
以下の点がオススメです。
・TOEIC、TOEFLなど様々な英語のテストに対応している
・隙間時間に取り組める
・無料
mikanは大学受験やTOEIC、TOEFLなど、様々な学習コースが用意されています。
レベル分けされており、テストに合格することで、次のレベルに進むことができ、自分にあったレベルまで飛び級することもできます。
隙間時間にできるので、通学時間や通勤時間にも学べます。
留学前の勉強をしたところで、実際にフィリピンに留学!
留学で意識しておいたほうが良い事や、実際の授業スケジュール、プライベートの過ごし方や、自習の際の勉強法などお教えします!
まずフィリピン留学に行くにあたり、どのようなことを意識していけば良いのかお教えします。
日本人の特徴として自分の英語に自信がない場合、なかなか英語を話せない人が多いです。
しかし、完璧な英語でなくとも授業内でたくさん話すことが大切です。
たくさん話すことでスピーキング力が身につきます。
完璧ではなくても英語は伝わります。
また、英語をたくさん話して、間違えることで正しい英語を学ぶことができます。
間違えたら恥ずかしいなどといった、気持ちは捨て、積極的に英語を話しましょう!
フィリピンの語学学校の特徴は先生1人、生徒1人で授業をするマンツーマンレッスンが多い事です。
フィリピン留学の人気の理由の1つでもあります。
しかし、グループレッスンが 悪いわけではありません。
実際にマンツーマン、グループレッスンそれぞれで伸びる英語力をみていきます。
英語を聞いて、それを真似して発音するシャドーイング。
英語を聞いてそれを書き出すディクテーションのレッスンがあります。
例えば「a lot of」は「ア ロット オブ」のようには発音しません。
「アロロオブ」のように繋げて発音します。
マンツーマンレッスンですと、その場で間違えた発音を直してくれますし、苦手な部分の聞き取りのコツなども教えてくれます。
マンツーマンなので最も効果が期待される技能です。
会話シュミレーションやあるテーマについて自分の意見を述べる、習った単語を使用しての短文作成や発音矯正などなど。
会話の中でのフレーズ、シチュエーションに応じた言い方など、自分がわからない英語、使いたい英語をその場で学べます。
積極的に英語を話すことによって効果を最大限に出来るでしょう。
マンツーマンレッスンでは、リーディング力を伸ばす際に音読に重きをおく学校が多いです。
同じ文章を何度もよみ、その都度先生が発音やリズムを矯正してくれます。
また、音読をする事で自分の読んだ英語が耳に入ってきます。
それも何度もです。
五感を使って英語を学ぶ事で、文法や構文を覚える事ができ、新しい長文を読む際に、覚えた構文が出てくるとグッとよみやすくなります。
宿題でエッセイを書き、先生に添削してもらいます。
正しい表現を先生から学ぶ事ができます。
しかしライティングはマンツーマンでやるには勿体無いので、自習の時間にやるプログラムが多いです。後日先生が添削したものが返却されます。
生徒の英語を聞きとるリスニング能力と自分の意見を伝えるスピーキング能力が鍛えられます。
同意や反論するときの定型文、フレーズを学べ、扱ったテーマの語彙を増やすこともできます。
クイズやジェスチャーゲームが多いです。
答えがわかっても表現する英語がわからないといけないので楽しく英語を学べます。
多国籍の友達ができる機会にもなります。
フィリピンの語学学校は授業時間数が多いことが特徴です。
実際の1日のスケジュールを見てみましょう。
スパルタ校とノンスパルタ校に分けて紹介します。
スパルタ校は授業数が特に多い語学学校、ノンスパルタ校は通常の語学学校と思っていただければ大丈夫です。
スパルタ校とノンスパルタ校のを詳しく知りたい方はこちら
スパルタ校のCGは8時から20時まで授業があります。
その後の自習は日本人は自由参加ですが、韓国人は強制参加です。
自習に参加してもしなくてもCGは平日は外出禁止なので自習する人が多いです。
毎晩、単語テストとエッセイの課題があります。
ノンスパルタ校の3Dアカデミーは午前と午後の授業にそれぞれフリータイムが設けられているので、長時間の勉強が苦手な人に良いでしょう。
自習時間はスケジュールに組まれていませんが夕食後は自由時間なので勉強しても街に遊びに出かけて良いです。
留学後の英語力は、授業以外の時間にかかっている、と言っても過言ではありません。
授業以外の時間に最大限に英語力をアップさせる勉強法をお教えします。
復習は勉強の基本です!
学んだ単語、文法、会話表現、発音などはその日のうちに復習してしましょう!
◯文法
日本から文法書を持っていき、英語で教えてもらった文法を確認すると理解が深まります。
英語で文法を学ぶと普段使わない文法用語が多いので、理解しきれないかもしれません。
そういう時に日本の文法書が手元にあると便利ですね。
◯単語
英単語は英英辞書で意味を確認するのが良いでしょう。
英英辞書では簡単な英語を使って説明がされています。
時間はかかるかもしれませんが、英語特有の単語の意味を知ることができ、リーディング力も一緒に鍛えることができるのでオススメです。
◯会話表現
会話表現は特に意識しなくても覚えられるという、理想的な覚え方ができます。
"You know what?"(ねえ/ところで)
"What's that?"(なんて言ったの?/もう一度言って)
など普段から聞く、使うものが多いからです。
マンツーマン授業が多いフィリピンでは、話しながら使える表現は先生が教えてくれます。
自分の表現として定着させるために、その日に学んだ表現をその日のうちに覚えてしまい、次の授業で使ってみましょう!
◯教科書の音読
音読は復習の中でも非常に重要です!
その日の授業中に勉強した教科書中の文章を音読すると良いです。
その日に学んだ内容をその日に音読することで、学んだ英語を定着することができます。
また、習った内容なので、長文の内容も理解しており、音読しながら
「あ、ここの表現大事だったな。」
「この単語は新しく学んだ単語だ。」
など、授業の内容も復習できます。
もし、忘れてしまっていても、音読することにより忘れていた部分を見つけ出すことができます。
最低10回、できれば20回以上音読してください。
音読によって得られる効果は発音、リスニング力、読解力、速読力、単語力、英語表現など、身につけられる技能はとても多いです。
多国籍の友達を作る事が英語力のアップにつながります。友達に伝えたいことや友達の言おうとしていることをわかろうとする事で、英語を学ぶモチベーションにもなります。
ここでオススメなのが滞在部屋で複数人部屋を選ぶ事です。フィリピン留学の滞在方法は1人部屋か複数人部屋があります。
ここでオススメなのが複数人部屋での滞在です。
多国籍の友達もでき、一緒に生活している中での共通言語も英語なので、英語を話す機会も増えます。
日常生活の英語を実際に使いながら学ぶことができ、友達もできるので一石二鳥です!
時間がある方は海外ドラマを観るのをオススメします!
海外映画は2時間で終わってしまいますが、海外映画は長く、作品を探す手間も省けます。
特に自分の生活に似たドラマを見ると、自分でも使えるフレーズが出てくることがあります。
学園ドラマなど良いかもしれません。
もし普段使えそうなフレーズが出た時にメモすると、自分の表現にすることができます!
留学期間によって、効率よく勉強するために意識することは変わってきます。
例えば1週間の留学で
「ライティング力を上げたい!」
と思っても効果を実感するのは難しいでしょう。
逆に3ヶ月留学するのに
「TOEICの点数を上げたい!」
という気持ちでは中だるみしてしまいます。
ここでは英語初心者が期間別に、どのようなことを意識して勉強するのが良いか、何ができるのか、などお教えします。
1週間のフィリピン留学の効果を最大化するには目的を決めましょう。
1週間ですと
「発音矯正する」
「ビジネス英語を学ぶ」
など目的を狭め、1点集中で勉強しましょう。
その旨を先生に伝えると、先生もそこに絞った授業をしてくれます。
目的を狭めることで、その目的1つに集中することができ、成長を実感することができます。
1週間フィリピン留学の勉強について詳しく知りたい方はこちら
2週間も1週間同様目的を絞って留学しましょう。
1週間よりも大きく、「スピーキング」「リスニング」といったように絞ってもいいかもしれません。
ライティングやリーディングは2週間しかないフィリピン留学で学ぶには難しく、マンツーマン授業が多いフィリピン留学では勿体無いので、英語を話す、聞く、というのを意識すると良いでしょう。
1週間と違い、休日を挟むので実際街に出て習った英語を使ってみましょう!
1週間フィリピン留学の勉強について詳しく知りたい方はこちら
英語環境に身を置き、英語に慣れ始めてくるのがだいたいこの1ヶ月という期間です。
フィリピン留学1ヶ月だとTOEICのスコアを100点あげるだけの授業時間を確保できるので、TOEICのスコアを100点以上あげたい人はリスニングとリーディングに絞るって勉強することをオススメします。
1ヶ月フィリピン留学の勉強について詳しく知りたい方はこちら
3ヶ月という期間は、初心者が日常英語を習得できる時間720時間を確保できます。
初心者の方は日常英語の習得を目標しましょう。
そのためにも、授業以外の時間でも積極的に英語を使うことが重要です。
英語中級者(TOEIC600点前後)の方はビジネス英語習得が可能なので、IELTSなどのスコアアップを目標にすると良いでしょう。
3ヶ月以上のフィリピン留学の勉強について詳しく知りたい方はこちら
フィリピン留学のイメージはつかめましたか?
留学の前にどれだけ勉強するかによって、英語力の伸び方も全く違ってきます。
留学は行く前から始まっているんです!
もちろん留学中の勉強もとても大事なので、この記事を読んで、有意義なフィリピン留学になれば嬉しいです。
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