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大学生のワーキングホリデーには休学する価値はある?就活への影響は?

近年大学生のうちに海外留学する人が多く、この記事にたどり着いたあなたも、海外留学を検討しているひとりではないでしょうか。海外留学について情報収集していると、「ワーキングホリデー」というワードをよく目にしているはず。それと同時に、「大学生がワーホリへ行くには休学が必要」といった情報もありますよね。実際に大学生がワーホリへ行くには休学が必要なのか、休学してまでワーホリへ行く価値はあるのか、本記事で徹底解説していきます。


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さて、今回は大学生のワーキングホリデーについてお話ししたいと思います。

目次

【大前提】ワーキングホリデーとは?基本情報を解説

留学のプログラムとして人気のあるワーキングホリデーは、青少年を対象に、休暇を目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在中の生活費を補うための就労を認める制度です。


さらに観光・就学も可能なため、学校に行きながらもアルバイトができ、休日には観光を楽しめる自由度の高い海外留学が叶います。


ただし、ワーホリにはいくつかの注意点が存在します。ワーホリ留学を検討するにあたって、知っておくべき注意点を解説します。

留学できる国が限定される

ワーホリは、日本と協定を結んでいる国にしか留学ができない制度です。どこの国でもワーホリで留学できるわけではないので、ワーホリ対象国をきちんと把握しておく必要があります。


2024年現在、ワーホリ対象国は30ヶ国あります。渡航先にこだわりのある方は、希望する国がワーホリ対象であるか、これから渡航先を決める方はどこの国へ留学できるのか、要チェックしてください。


  1. オーストラリア
  2. ニュージーランド
  3. カナダ
  4. 韓国
  5. フランス
  6. ドイツ
  7. イギリス
  8. アイルランド
  9. デンマーク
  10. 台湾
  11. 香港
  12. ノルウェー
  13. ポーランド
  14. ポルトガル
  15. スロバキア
  16. オーストリア
  17. ハンガリー
  18. スペイン
  19. アルゼンチン
  20. チェコ
  21. チリ
  22. アイスランド
  23. リトアニア
  24. スウェーデン
  25. エストニア
  26. オランダ
  27. ウルグアイ
  28. フィンランド
  29. ラトビア
  30. ルクセンブルク

年齢制限がある

ワーキングホリデーに必要となるのが、ワーホリビザ。そのビザを申請する条件として、年齢制限が設けられています。大半の国では、ビザ申請時の年齢が18~30歳ですが、一部26歳や29歳が制限の国もあります。


ワーホリビザは発給から渡航までの有効期限が1年なので、31歳の誕生日前(実質30歳)にビザを取得し、渡航は31歳になってからという方法も可能です。


対象国の年齢制限は以下の通りです。

渡航できる国 ビザ申請できる年齢制限
オーストラリア 18~30歳
ニュージーランド 18~30歳
カナダ 18~30歳
韓国 18~30歳
フランス 18~29歳
ドイツ 18~30歳
イギリス 18~30歳
アイルランド 18~30歳
デンマーク 18~30歳
台湾 18~30歳
香港 18~30歳
ノルウェー 18~30歳
ポーランド 18~30歳
ポルトガル 18~30歳
スロバキア 18~30歳
オーストリア 18~30歳
ハンガリー 18~30歳
スペイン 18~30歳
アルゼンチン 18~30歳
チェコ 18~30歳
チリ 18~30歳
アイスランド 18~26歳
リトアニア 18~30歳
スウェーデン 18~30歳
エストニア 18~30歳
オランダ 18~30歳
ウルグアイ 18~30歳
フィンランド 18~30歳
ラトビア 18~30歳
ルクセンブルク 18~30歳

期間が限られている

ワーホリは、年齢制限があるだけでなく滞在可能期間・就学可能期間・就労可能期間も限られています。ほとんどの国が最長1年の滞在可能期間ですが、国によっては最長で3年滞在が可能です。


渡航できる国 滞在できる期間 就学できる期間 就労できる期間
オーストラリア 3年 4ヶ月 同一雇用主の下では6ヶ月まで
ニュージーランド 1年3ヶ月 6ヶ月 上限なし
カナダ 1年 6ヶ月 上限なし
韓国 1年 上限なし 上限なし
フランス 1年 上限なし 上限なし
ドイツ 1年 上限なし 上限なし
イギリス 2年 上限なし 上限なし
アイルランド 3年 明記なし 1週間で最大39時間まで
デンマーク 1年 明記なし 6ヶ月
台湾 360日 明記なし 明記なし
香港 1年 6ヶ月以内 同一雇用主の下では6ヶ月まで
ノルウェー 1年 3ヶ月未満 同一雇用主の下では6ヶ月未満
ポーランド 1年 上限なし 上限なし
ポルトガル 1年 明記なし 明記なし
スロバキア 1年 明記なし 明記なし
オーストリア 1年 明記なし 明記なし
ハンガリー ビザ発給から1年 明記なし 明記なし
スペイン 1年 明記なし 明記なし
アルゼンチン 1年 明記なし 明記なし
チェコ ビザ発給から1年 明記なし 明記なし
チリ 2年 明記なし 明記なし
アイスランド 1年 明記なし 明記なし
リトアニア 1年 明記なし 明記なし
スウェーデン 1年 明記なし 明記なし
エストニア 1年 明記なし 明記なし
オランダ 1年 明記なし 明記なしだが、年間で同一雇用主の下では働けない
ウルグアイ 1年 明記なし 明記なし
フィンランド ビザ発給から1年 明記なし 明記なし
ラトビア 1年 明記なし 明記なし
ルクセンブルク 1年 明記なし 有期契約で最長6ヶ月まで

大学生は休学してまでワーホリに行くべき?

ワーホリの年齢制限を解説しましたが、一般的には大学生からがワーホリの対象であると言えます。社会人でワーホリに行こうとすると、会社を休職や退職をしなければいけなくなりますが、大学生がワーホリへ行く場合は休学が必要となります。休学をしてもワーホリへ行くべきなのでしょうか。


この疑問については、語学力によって状況が変わります。現在すでに外国語の語学力を身につけているのか、それともこれから語学力を身につけるために留学をしたいのか、ご自身の状況に合わせて判断しましょう。



<語学のレベル>


日常英会話以上は問題なく話せる方



英語の勉強から海外でしたい方


日常会話は話せるほどの語学力を持っている方

すでに日常会話ができるほど外国語の語学力を持っている方は、ワーホリへ行くことをおすすめします。しかし、「海外留学での明確な目標を持っている場合」に限り、ただ海外に行ってみたいという目的であれば、ワーホリはやめておくべきです。


明確な目標については、将来的にやりたいことや就きたい企業などの日本での目的ではなく、「自分が興味を持っている職業で海外インターンをしてみたい」「海外で英語を生かして働いてみたい」といった、現地での目標です。


ただの目標ではなく「現地での明確な目標」を立てることで、ワーホリで結果を出すための行動ができ、ワーホリ生活を充実させられます。


逆に目標もなくただ長期間海外で過ごしてしまうと、就職活動でワーホリの成果をアピールできずに日本の企業からは「ただのホリデー」と評価されてしまいます。大学を休学してまでワーホリに行くのであれば、自分の強みになるほどの成果を身につけて帰国できるよう計画を立てましょう。


語学の勉強を一から始めたい方

今のところ語学力がゼロで、海外で一から勉強をしながら生活してみたいと考えている方は、いきなりワーホリに行くことはおすすめできません。ワーホリは、「海外で就労経験ができる」ことが大きな特徴ですが、語学力がゼロであれば現地で仕事を探すことが難しく、成果を身につけられない可能性が高いからです。


語学を勉強したいと思っている方は、まず「語学留学」へ行く方が状況と目的に合っています。語学留学は基本的に短期留学が多いので、大学生でもでしっかりと語学力のレベルを上げてから、さらに海外での就労経験を積みたいと感じたときにワーホリを検討してください。


また、「語学力を上げてワーホリにも行きたい」と強い意志のある方は、2ヶ国留学がおすすめです。


2ヶ国留学とは、まず価格の比較的安いフィリピンなどに短期語学留学をして英語力の基盤を作り、そのあとにその英語力を持ってワーホリで海外経験を積むプランです。


語学を身につけるのはもちろん、海外での生活の仕方や度胸を身につけてからワーホリに行くことができるのでとても効率の良い方法です。興味のある方は、StudyInの2ヶ国留学紹介ページをご覧いただき、お気軽に無料相談までご連絡ください。

大学生ワーホリのメリット・デメリット

大学生がワーホリ留学するとなると、休学が必要になる場合がほとどんです。それでもワーホリへ行くメリットと、やはり休学しなければいけないことによって出てくるデメリットを解説します。

メリット


復学⇨卒業してからの就活なので影響が少ない

最大限ワーホリ制度を行使すると、大学は休学する必要性が出てくるのが現実です。休学が必要になるものの、卒業後に就活をする場合は新卒扱いです。として就職活動に臨むことができます。


海外にいても就活ができる

大学生のワーホリで懸念点になるのが「就活」ですよね。就学に影響がでるのではないか、といった不安でワーホリを諦めてしまう方も多いはず。


しかし、現代の就活はインターネットがあれば日本にいなくても就活ができます。コロナ渦の影響で、オンライン面接が普及しており、「アプリで履歴書を登録してSkypeなどで面接する」形式で就職活動を進めていく企業もあります。


海外にいても就活を進められますし、面接で「今ワーキングホリデーに来ている」といったアピールができるメリットもあります。


同じ世代のライバルたちと差をつけられる

ワーホリの対象年齢は18~30歳ですが、実際にワーホリへ行く人が多い年齢は23〜26歳と言われており、転職や退職を機に渡航するケースが多いです。


今の職を辞めて留学する社会人ワーホリと比べ、学生のうちにワーホリへ行く人は珍しい上に、仕事を辞めるという少なからずリスクがあることを避けられるので、周りと差をつけるには最高のチャンスと言えます。


TOEICやTOEFLなど役立つ資格取得に集中できる

グローバル化が進む現代では、外国語の語学力は大きな評価の対象になります。さまざまな言語がある中で、特に重要視される外国語はやはり英語です。


日本では、その評価の対象をTOEICやTOEFLなどの点数で視覚化し、採用条件としている企業も多いです。ワーホリを利用して海外で生活をし、日常的に英語が使える環境で資格で高得点を狙うことで、就活に有利となる資格を得ることができます。


日本では身につけられない視野が手に入る

海外で長期間生活することで、日本との比較や海外独特の感性を手に入れることができます。物価の差や宗教・文化の違いなど、その国で生活して得られた経験や価値観は、自分の視野を広げられてます。


物事をさまざまな視点から考えられる力が身に付き、その力は社会に出ても大きく活用できる力と言えます。

デメリット


復学できる分卒業が一年遅れる

大学生でワーホリへ行く場合、ほとんどが平均1年の休学を要します。当たり前ですが、1年休学をすれば卒業が1年遅れてしまいます。


休学自体が「就活に大打撃」ということはほとんどないはずですが、今まで一緒に過ごしてきた友達が卒業していたり、学年がズレたりたりして自分のメンタルが弱らないように注意してください。


留学よりも高いハードルを求められる

留学経験あり=語学力が高いというイメージがありますが、就労経験ができるワーホリでは「さらにに+αの成果を出してきたのだろう」という印象を与えます。


求められる期待が大きいため、前述したTOEICやTOEFLなど、成果を視覚化できる証明を求められます。


ワーホリ=休暇としか評価しない企業が存在する

ワーホリで評価の対象になる客観的な証明を作らなければ、「ただ休暇を過ごしていた」と評価されてしまいかねません。


そうならないためにも、資格の取得やインターンなどの経験・ボランティアなどの成果を滞在期間内に作り出す必要があります。

関連記事の紹介

大学生のワーホリに迷ったら「StudyIn」にお任せ!

大学生のワーキングホリデーにスポットを当てて、メリットやデメリットなどを解説しましたが不安は解消されたでしょうか。大学生のあなたが本当にワーホリ留学すべきなのか、ワーホリに行くのであれば留学先が最適なのか、ほかにもぴったりな留学方法があるのではないか、といった「あなたの状況に合わせた留学」を見つけるには多くの情報収集が必要になります。


最後に、私たちStudyInは、皆さんが留学という大きな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと心から思っています。不安や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、あなたの夢を叶えるために真摯にサポートいたします。


時間がなく焦っている方も大丈夫です。これからの一歩が、未来への大きな一歩となるよう、私たちと一緒に準備を進めていきましょう。皆さんのご連絡を心よりお待ちしています。(下記からお選びください)


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