費用が安く語学留学に人気のフィリピン。
日本からの距離も近く、移動に時間がかからないため短期留学にもってこいです。また、フィリピンの語学学校には「マンツーマンレッスン」という特徴があり、欧米圏への留学と比較しても英語力が伸びやすくなっています。
この記事では、フィリピン留学の特徴、短期留学をする場合に気を付けたいポイントなどを解説していきます!
フィリピン留学では、欧米圏に留学した場合と比べて総額で6~7割程度に抑えることができます。
セブ屈指の老舗校CIAとカナダのILSC トロント校に1週間留学した時にかかる費用を比較してみました。
フィリピンの語学学校では、学費の中に授業料・食費・宿泊施設費が含まれています。
学費の欄だけを比較するとカナダの語学学校の方が安く見えますが、カナダでは学費の他に食費やホームステイに必要な料金が発生します。
また、カナダの航空券はフィリピンのものの3倍以上の値段がするのが分かります。
総額では、カナダが319,435円、フィリピンが167,310円となりました。
フィリピンは日本や他の留学先に比べて物価も安いため、さらに費用が膨らみにくくなっています。
では、実際にフィリピンへ短期留学した場合、費用はいくらかかるのでしょうか?
1週間のフィリピン留学にかかる費用は最も安い学校(3D Academy)で見積もって154,000円です。ちなみに、1カ月では270,000円程度になっています。
費用に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、気になった方はご覧ください。
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また、フィリピンにある語学学校の「食費・宿泊費は学費に含まれる」という料金体系で嬉しいのは、宿泊施設選びが必要ないという点です。
フィリピン留学では基本的に学校の敷地内にある寮に滞在し、食事も3食、寮内にある食堂で提供されます。
欧米圏への留学のように、学校を選び、滞在方法を考え、食事プランを選ぶ…などといった手続きをふむ必要がなく、通う学校を決めれば自動的に宿泊先も決定します。
短期での留学を考えている人にとっては、余計な手間が省けるというは魅力的なのではないでしょうか。
フィリピン留学の最大の特徴はマンツーマンレッスンが多いこと。
欧米圏の語学学校ではグループレッスンが基本で、さらに追加料金を支払うことでマンツーマンレッスンを受けることができます。
一方、フィリピンの語学学校ではどのコースにも、グループレッスンよりもマンツーマンレッスンの方ががもともと多く組み込まれています。
一日の授業数も欧米圏の語学学校より長いため、より安く・たくさんマンツーマンレッスンを受けることができます。
先程も述べた通り、フィリピンの語学学校最大の特徴は「マンツーマンレッスン」です。
マンツーマンレッスンを受けるメリットは大きく分けて2つあります。
1.授業の内容を自分の要望に合わせて変更できる
欧米圏のグループレッスンでも授業はレベル別に分けられたクラスで受講します。しかし、たとえクラス分けテストの点数が同じくらいだったとしても伸ばしたい部分はひとそれぞれ。リーディングを強化したい人もいれば、スピーキング力向上のために留学してくる生徒もいます。
短い留学期間を有効に使うためには「効率よく」学習することが大切です。マンツーマンレッスンでは周りの生徒を気にすることなく、自分の目標に合わせて授業内容をアレンジすることができます。
授業に置いていかれる心配がない、というのも嬉しいポイントです。授業内容に追いつけず、なにも分からないまま留学期間が終了してしまったといった事態に陥る可能性が格段に下がります。
分からないことがあって、自分がストップすれば授業も止まります。その場で先生に質問して解決しましょう。
2.スピーキングの強化になる
マンツーマンレッスンでは、生徒は自分だけなので先生と会話する機会が圧倒的に多くなります。
1コマの授業時間を60分と想定して、マンツーマンレッスンと6人グループレッスンを比較してみましょう。
グループレッスンで自分にまわってくる発言機会は10分。対してマンツーマンレッスンでは、60分間自分だけが先生と会話することが可能です。つまり1コマの授業でも50分の差が発生するのです。
1週間の留学だったとしても、たった1コマグループレッスンをマンツーマンに変えることで250分、つまり3時間以上もスピーキングを実践する時間が増えるのです。
短い留学期間でスピーキング力に変化が欲しい、という方はフィリピン留学がオススメです。
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青い海と暖かい気候が魅力的なフィリピン。リゾート気分でリフレッシュになることはもちろん、日本とのギャップも大きく新鮮な経験だらけになること間違いなしです。
フィリピン以外で留学先として人気のアメリカやオーストラリアとは違った体験がフィリピンではできます。綺麗なビーチでアクティビティに参加したり、アジア独特の活気を楽しんだり…
また、留学先で出会う友達も貴重な思い出になります。世界各地から集まる留学生と知り合うことができるのは留学の醍醐味です。
日本で生活しているだけでは絶対に出会えなかったであろう人と交流することで、新しい価値観を知ることができます。
短期間の留学でも効率よく学習できるフィリピン留学ですが、その分「英語が聞き取れるようになってきたかも!」と思い始めた頃に帰国日を迎えてしまう、という可能性があります。
これに関しては帰国後の努力が重要なポイントです。留学で得た感覚を忘れないよう、ネットラジオで英語のニュースを聞いたり、英語を話せるイベントに積極的に参加したりするなど、意識的に英語に触れることで帰国後も英語力をさらに向上させることは可能です。
英語を話すことに対する恐怖心がなくなり、英語学習に対するモチベーションに変化が生まれるフィリピンへの留学ですが、英語力に大きな変化が欲しい、という場合は最低でも3カ月以上が必要です。
特にスピーキング力は成長を実感しづらく、TOEICや英検のスコアで留学前後の変化を測るのが難しくなってしまいます。
しかし、もちろん英語力に全く変化がないわけではありません。
実際に1週間セブに留学した高松さんは「 間違ったことでも挑戦して話すことが大切だということを感じました」と英語を話すことに対する気持ちの変化を語ってくださいました。
高松さんのセブ留学体験談
短い期間の留学では、校風が合わなかった場合に転校することが難しくなってしまうので、より慎重に学校選びをする必要があります。
しっかり勉強したい、リフレッシュしたい、海外の友達をたくさん作りたい、など留学の目的は人それぞれです。目的に合わない学校を選んでしまうと、せっかくの留学が台無しになってしまいます。
フィリピンの語学学校で特に注意したいのがスパルタ校という種類の学校。平日は朝から夜までぎっしり授業が詰まっています。
限られた時間をみっちり勉強につぎ込むことができるので、しっかり勉強したいという方にはピッタリです。
しかし自由な時間は土日のみになってしまうので、1週間の留学で考えた場合、観光などに使えるのは2日だけになってしまいます。勉強もリフレッシュも両立させたい、という方はにはセミスパルタ校などがオススメです。
フィリピンには数えきれないほどの語学学校が存在しているので、自分で目的に合った語学学校を探すのは大変かもしれません。そんな時はStudyInの無料カウンセリングで相談することをオススメします!困ったことがありましたら、お気軽にラインやお電話でご相談ください!
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意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、留学する時期によっても達成できる目標が変わってきます。
フィリピンの語学学校には在籍する生徒の多い繁忙期と生徒の少ない閑散期があります。
繁忙期の留学は友達を増やしたい人に、閑散期の留学はしっかり勉強したい人や少しでも費用を抑えたい人にオススメです。
留学時期の選び方に関しては以下の記事をご覧ください。
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フィリピンへの留学は短期であっても、学校や時期をしっかり考えて選び、目的意識を持って過ごすことで実りあるものになります。
短期間のフィリピン留学で得られる効果はズバリ、
です。
したがって、短期間でもフィリピンに行くべきなのは以下のような方です。
せっかく留学したいという気持ちがあるのに「長い期間は留学できないから」と躊躇してしまうのはもったいないです!ひとつでも当てはまる点があったら、フィリピンに向かいましょう!
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